留学や社会貢献で培われた多様性への理解

私は大学時代に海外留学、ボランティア、インターンシップなど多くのことに挑戦しました。そういった積極的な姿勢になれたのは、語学から異文化、観光まで広く学べる交流文化学科での先輩との交流があったからです。留学や課外活動など興味があることに全力で取り組む行動力あふれる先輩方が、とても楽しそうに話す経験談に刺激を受け「私も挑戦してみたい」と思うようになりました。出合ったことのない文化にふれてみたいと思い、多数の国と隣接し、歴史や文化が魅力的なチェコのパラツキー大学に半年間留学しました。環境も文化も日本とは全く異なる地で学び、暮らす中で、違いを受け入れながらも自分の価値観を伝えていく大切さを実感しました。この経験は今も忘れられないほど印象的で、自分の考え方が大きく広がりました。さらに日本国内でもCCC＊での地域貢献活動を通じ、幅広い世代の方と交流し多様な考え方の中で自分の役割を考え、協力していくことで得られる達成感を知りました。こうした「違いを共に生きる」経験が今の私の礎になっています。

社会人になった今、学生時代の経験が役立っていることを感じています。共に働く仲間でも、バックグラウンドや仕事に対する考え方はさまざまです。ひとつの考え方に固執するのではなく、相手の考えを受け入れながら自分の意志を伝え、お互いが納得して業務にあたっていく。そこには、学生時代に身につけた多彩な考えを柔軟に引き出す力やコミュニケーション力が活きています。愛知淑徳大学には、学生の可能性を引き出し、あらゆる挑戦を応援してくれる環境が整っています。さまざまな世界を経験し、将来を切り拓いてください。
＊CCC…コミュニティ・コラボレーションセンター