2021年も今日を残すのみとなりました。今回は今年1年を振り返り、さまざまなレッドカーペット、イベントや映画のプレミアなどでセレブが纏った美しいドレスルックを総ざらい。ウエディング・シーンを思い浮かべながら、あなたのお気に入りのスタイルを探してみてください。
#1 ベラ・ハディッド
これまで数々の記憶に残るドレスアップを披露してきたベラ・ハディッドですが、2021年7月に行われたカンヌ国際映画祭で着用したジャンポール・ゴルチエのドレスがその歴史を更新することに。トレンドのモノトーンカラー、タッセルのついた黒のトレーンがドラマチックなマーメイドドレスは、なんとヴィンテージ。2002年春夏のオートクチュールコレクションのキャットウォークでスーパーモデルのナオミ・キャンベルが着用したもので、20年近くを経た今でもフレッシュな印象を放っていました。
#2 ビリー・アイリッシュ
9月に行われたメットガラ2021にて、淡いピーチ色のオスカー デ ラ レンタのドレスをまとい、それまでのボーイッシュなイメージから見事に脱却した歌手のビリー・アイリッシュ。アメリカの文化を称賛する「イン・アメリカ」がテーマだったこともあり、アメリカ史上最強のアイコンであるマリリン・モンローをオマージュ。付き人が5人がかりで裾を持って移動するほどのボリュームドレスは、キュッとくびれたコルセットウエストもポイント。ブロンドのボブヘア、赤リップなど全身でマリリンを表現しました。
#3 エマ・ワトソン
引退説も出ていたエマ・ワトソンが約2年ぶりに公の場に姿を現したのが10月に行われた、環境保護のためのアースショット賞授賞式。ロンドン発の新進デザイナー、ハリス・リードのドレスは、一見可愛らしいチュールドレス、と思いきや背中が大きく開いた大胆なデザインで、黒のパンツがセットになったもの。10種類の中古のウエディング・ドレスから作られたサステナブルなオーダードレス、というのがアクティビストのエマらしいチョイスです。
#4 アニャ・テイラー=ジョイ
Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で一躍スターダムを駆け上がり、2021年のCFDAファッション・アワードでフェイス・オブ・ザ・イヤーに選ばれたアニャ・テイラー=ジョイ。9月に行われたエミー賞授賞式ではディオールのオートクチュールドレスを着用。ヌードカラーのシンプルなドレスに、鮮やかなイエローが効いたシルクファイユのオペラコートを羽織ったドレスアップは、アニャの陶器のように透き通った肌とドーリーフェイスにマッチ。クラシカルなアップヘアと赤リップを効かせたメイクも完璧です。
#5 アマンダ・サイフリッド
5月に行われたアカデミー賞授賞式のベストドレス、と称されたアマンダ・サイフリッドのジョルジオ アルマーニ プリヴェのレッドドレス。ハイビスカスをイメージしたというこのドレスは、軽やかなシフォンに細かなプリーツが施され、裾に向けて広がるマーメイドシルエットが逆さになった花のつぼみを表現。主役にふさわしいドラマチックなドレスアップが皆の視線をくぎ付けにしました。
#6 ゼンデイヤ
女優として、Z世代のファッションアイコンとして大活躍のゼンデイヤ。10月に行われた、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』のプレミアでは、リック・オウエンスの白ドレスを着用。なんとこのドレス、全面にスパンコールが施され、片方は腕を露出したアシメトリーなデザイン。背中の部分が膨らんだ彫刻的なトップとほっそりとしたマーメイドラインのスカート、そのフォルムが美しい一着。他のセレブとは一線を画すエッジの効いたドレス選びは、個性派の彼女ならではです。
#7 レア・セドゥ
世界的なヒットとなった映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で2作連続となるボンドガールを演じたフランス女優、レア・セドゥ。9月に行われたワールドプレミアでは、スパンコール&グラスビーズ刺しゅうがあしらわれたルイ・ヴィトンのケープ付きドレスで登場。貫禄漂う優雅なドレスと、ボーイッシュなショートヘア、赤リップのバランス感が絶妙です。
#8 サラ・ジェシカ・パーカー
12月に行われた「Sex and the City」のリブート版「And Just Like That...」のNYプレミアにて、まさにキャリー・ブラッドショーを彷彿とさせる装いを披露し、ファンを沸かせたサラ・ジェシカ・パーカー。ローズピンクのチュールスカートとケープを携えたグレーのドレスは、オスカー デ ラ レンタのカスタムメイド。SJPコレクションのピンクのサテンパンプス、ヴィンテージ風のがま口バッグを合わせ、可憐モードなドレスアップを完成させています。
#9 キャサリン妃
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミアに、ウィリアム王子、またチャールズ皇太子とカミラ夫人と共に正装した華やかな姿で登場したキャサリン妃。胸元が大きく開いたジェニー・パッカムのビスポークドレスは、往年のシネマ女優のようなクラシカルなアップヘア、ゴールドのイヤリングとともに。ロイヤルな気品と凄みを増す美オーラに思わず圧倒されます。
#10 アマル・クルーニー
理想の夫婦として注目を集めるジョージ・クルーニー&アマル夫妻。10月に行われたロンドン映画祭に夫婦揃って参加し、変わらぬラブラブっぷりを見せつけていました。ロンドン発のブランド、16アーリントンの白ドレスは総スパンコールにドレープが入った優美なデザイン。エキゾチック美人のアマルにぴったりでした。ムサイエフのドロップイヤリングとフェザーのストールが、グラマラスさをさらに際立たせています。
#11 ケンダル・ジェンナー
セレブの間でもはや定番と化したネイキッドドレスもここまでくるともはや芸術!? 9月に行われたメットガラにて、ラインストーンやクリスタルのフリンジがあしらわれたジバンシィのドレスをまとい、フラッシュを浴びたケンダル・ジェンナー。ボディラインをより美しく魅せてくれるコルセット風のデザインで、エッジィでありながらエレガント。ネックラインやショルダーにもビジューがあしらわれ、まるで全身にジュエリーをまとっているかのようです。
#12 レオニー・ハンネ
数いるインフルエンサーの中でも群を抜くおしゃれセンスで知られ、レッドカーペットでも注目の的のレオニー・ハンネ。7月に行われたカンヌ国際映画祭では、レバノン発のオートクチュールブランド、トニー・ワードのプリーツドレスを着用。シャープなAラインを描く軽やかなワンショルダードレスは、光の角度によって虹のような光沢を放つ特別感のあるデザイン。美オーラたっぷりの花嫁になれること間違いなしです。
#13 ジェマ・チャン
映画『クレイジー・リッチ!』での成功をきっかけに大作への出演が続き、今やアジア系女優のトップとして確固たる地位を築きつつあるジェマ・チャン。11月、主演を務めたマーベル映画『エターナル』のフォトコールではヴァレンティノの白ドレスを着用。取り外し可能なケープがついた刺しゅう入りのミニドレスは、身長175cmとモデル並みの高身長と美脚が自慢の彼女の美しさを引き立て、まるで女神のような雰囲気です。
#14 シャロン・ストーン
21歳の息子とともにカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場したシャロン・ストーンは、凜としたエイジレスな美しさとハリウッド女優としての貫禄オーラで視線をくぎ付けに。スワロフスキー・クリスタルが煌めくビスチェに、肩から流れるトレーンがたなびくドルチェ&ガッバーナのドレスは、シンプルでありながら洗練された大人の魅力たっぷり。ショパールのドロップイヤリングが華やぎを添えています。
■これも読みたい関連記事
ハリウッドの貴公子♡ ティモシー・シャラメのスーツルック15選
素敵すぎる♡ セレブのおしゃれブライズメイドルック15選
永遠の憧れ! ジェーン・バーキンのフレンチシックなドレスアップ集12選
ヒロインオーラ満載! テイラー・スウィフトが着こなす、ウエディング風ドレス13選