ジョニー・デップ祝誕生日! 胸を焦がしたあの人は…!?平成ハリウッドスターの「イケメン黄金時代」と「今」
胸を熱くしたスターたちの波乱に満ちた半生とは!?
レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピットなど、平成の映画界を代表するハリウッドスターたちのイケメン黄金時代と今を徹底比較。映画を通して数々の女性を魅了してきた彼らの派手な恋愛遍歴、ドロドロの離婚騒動と、胸を熱くしたスターたちの波乱に満ちた半生とともに一挙紹介します。
ジョニー・デップ【1989年/26歳】
アメリカ、ケンタッキー州出身のジョニー・デップ。10代の初々しさが残るレオナルド・ディカプリオと共演した『ギルバート・グレイプ』、純真無垢な心を持つ人造人間を演じた『シザーハンズ』、全シリーズに主演した代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』など、かっこいいアイドル俳優としてではなく、印象的な演技でキャリアを築いてきた実力派です。
順風満帆に見える俳優業の一方で、バックグラウンドはやや複雑。幼少期に両親の離婚を経験し、12歳で飲酒、14歳でドラッグに手を染めるなど、明るいとは言いがたい青年時代を過ごしたようです。ヤンチャななかに憂いを感じさせるのは、原体験ゆえでしょうか。
ジョニー・デップ【現在/59歳】
2022年6月9日に59歳になるジョニーですが、2016年、元妻のアンバー・ハードとの泥沼離婚劇が記憶に新しいところ。
当時、ジョニーのDV動画が流出したり、妻を名誉棄損で提訴したりと、どんどん深みにはまる蟻地獄のような展開にファンは大きく動揺しました。
騒動後、シリーズ1作目から出演していた『パイレーツ・オブ・カリビアン』も、ついにキャストから外れ、最近ジョニーの激やせ画像が投稿されると、病気? 心労? などと様々な憶測を呼びました。
華々しいキャリアがあってもプライベートの幸せには繋がらなかったジョニー。黄金期同様に、今後の彼の活躍を応援したいですね。
レオナルド・ディカプリオ【1996年/22歳】
1974年11月11日、アメリカ・ロサンゼルス生まれ。1993年公開の映画『ギルバート・グレイプ』で注目を集め、リアル王子様のようなルックスで出演作ごとに女性ファンを増やしていったレオナルド・ディカプリオ。
1996年に主演した『ロミオ&ジュリエット』では、ロミオ役としての絶世の美少年っぷりで女性ファンの心を撃ち抜き、翌年1997年には、自身の代表作『タイタニック』で、人気は世界規模に拡大! 『タイタニック』出演時のディカプリオを「全盛期」と評する人も多く、 日本でも”レオ様”の愛称で呼ばれ、来日すると行く先々にファンが押し寄せるなど人気は熱狂的なものに。
彼見たさで映画館に足を運ぶファンもたくさんいました。透き通るような青い瞳と、さらさらのブロンドヘア、細マッチョな身体からすらりと伸びる手足。全盛期のレオ様は無敵の王子様そのもの!
レオナルド・ディカプリオ【現在/47歳】
数々のモデル美女と浮名を流したレオ様ですが、47歳である今も未婚。ハリウッド唯一の独身大物俳優と呼ばれていますが、その好みはかなり偏っていて、毎度スクープされるのは、「モデル・高身長・ブロンド」の美女。ぶれない好みに、世の一般女性から悲鳴と失笑が聞こえてきそう…。
俳優としては、女性ファンを中心に熱狂的な人気を誇ったことで、”アイドル俳優”のイメージ払拭に苦戦を強いられる時期が続き、2001年~2006年まで四度もアカデミー賞主演男優賞にノミネートされますがいずれも無冠。
その一方で、着実に評論家や映画ファンからの評価を積み重ね、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を含む数々の作品に出演し、2016年悲願のアカデミー賞主演男優賞を受賞し、“演技派”としてのタイトルも手にしました。
ブラッド・ピット【1996年/33歳】
1963年12月18日、アメリカ生まれ。『セブン』『12モンキーズ』『デビル』『ジョー・ブラックをよろしく』など、1990年代の映画界の顔ともいえるブラッド・ピット。
共演する女優と次々と恋に落ち、婚約に至ってすぐに婚約破棄となった恋愛も数知れずという、恋多きスターです。
日本でも人気は圧倒的で、「ゴ~マ~ルサン~♩」と日本語で歌いながらEDWINのコマーシャルに出演した時は衝撃を受けました。まさか世界的スターが日本語で歌い歩くとは!
2000年に結婚したジェニファー・アニストンとは、アンジェリーナ・ジョリーとの不貞発覚により、離婚へと発展。当時ジェニファーへの同情が集まり、大バッシングを受けましたが、恋に猛進しがちなピットゆえ、アンジェリーナとの恋愛を貫き、のちに2人は結婚しました。
ブラッド・ピット【現在/58歳】
アンジェリーナと情熱的な恋愛を経ても、最終的に泥沼離婚問題に発展してしまったブラピ。その裏には、ブラピの金銭問題やDVが原因か?と噂が流れましたが、そこは夫婦にしか分からない事情があったものと推測します。
そして根っからの恋愛体質はやはり変わらず、シエナ・ミラーやジェニファー・ローレンス、グレース・ケリーの孫娘シャルロット・カシラギなど、そうそうたる顔ぶれの名前が新恋人として浮上!
2019年1月には、女優シャーリーズ・セロンとのスクープを撮られ、ついに本命か?とファンをざわつかせました。50歳を過ぎた今でもイケメンは健在なので、変わらずのモテ男っぷりも納得です。
オーランド・ブルーム【2003年/26歳】
1977年1月13日生まれ、イギリス出身。稀代の二枚目俳優としてスポットライトが当たるやいなや女性ファンを虜にしたオーランド・ブルームですが、彼が最初に見初められたのは、ルックスではなく演技の才能でした。
ギルボード音楽演劇学校在学中に映画デビューを果たし、卒業して2年後には映画『ロード・オブ・ザ・リング』でレゴラス役を射止めるなどスピード出世。公開されると世界的に大ブレイクを果たし、2003年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の出演で人気を不動のものにしました。
『ロード・オブ・ザ・リング』も『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』も、いわゆる“コスプレ”だったにも関わらず、隠しきれなかった美形の香り!
演技力もルックスも兼ね備え、若くして人気俳優の仲間入りをした、まさにハリウッドスターの申し子でもあります。
オーランド・ブルーム【現在/45歳】
45歳になった今も全盛期?と思うほど、ますますイケメンに磨きががかっているオーランド。趣味のバイクを楽しんだ後の完全なるオフショットでもこの完成度の高さです。
私生活では、2010年にミランダ・カーと結婚し、2011年に第一子が誕生したものの、2013年に離婚。ミランダとは、オーランドが一目惚れしてからの猛アピールで結婚に至ったそうですが、3年という期間での離婚発表となりました。
離婚後は女優や歌手と数々の浮名を流しましたが、2019年ケイティ・ペリーと婚約を発表。アツアツのインスタグラム投稿も話題を呼びました。2020年8月には長女が誕生しています♡
イーサン・ホーク【1997年/27歳】
1970年11月6日、アメリカテキサス州生まれ。ニューヨーク大学入学後の1989年、「いまを生きる」に出演し、「生きてこそ」、「リアリティ・バイツ」などで知名度が上がった彼ですが、デビューは15歳の時。学業に専念するため、俳優業を一旦止めていたんだそう。
若かりし頃は、恋愛映画や青春映画に数多く出演していましたが、青臭さを演じさせたら右に出る者はいないと言っていいほど、揺れる若者のガラスのハートをうまく演じ切っていました。
危うげで憂いのある表情に母性本能をくすぐられた人も多いはず。私生活では、彼の代表作『ガタカ』で共演したユマ・サーマンと結婚し、2人の子供を授かりました。
ジュード・ロウ【現在/49歳】
黄金期から早20年、年を重ねたロウはすっかりイケてるおじ様へと変貌。
プライベートでは6児の父ですが、最初の妻とは2年もの間親権をめぐって泥仕合になったり、一度婚約までしたシエナ・ミラーとは彼の浮気が原因で破談になったり、4人目の子供と5人目の子供の母が違ううえ、両者ともすでに破局済みだったりと、なかなかお騒がせな私生活。2019年4月にはフィリッパ・コーンと結婚し、翌年にはベビーが誕生! 5年も愛を育んでいたそうで、さすがに落ち着くことになりそう。
北野武監督本人に出演を直談判するなど、北野作品ファンであることでも有名ですが、アウトローな役柄がロウのはまり役になる気がしてなりません。
ジョシュ・ハートネット【2002年/24歳】
1978年7月、アメリカ生まれ。叔母に勧められて受けたオーディションに合格し、初舞台を踏んだのが16歳の時。
2001年に『ブラック・ダリア』が公開されると、純真さが見え隠れする好青年のルックスに注目が集まりましたが、2012年ごろ、一度映画界から離れることに。
当時のことを、本人は「女性ファンから声をかけられる言葉に、もううんざりだった」と語っています。俳優としての実力で認められたかったジョシュの気持ちとは裏腹に、アイドル的な人気が先行してしまったことに心を傷めていたもよう。派手な恋愛遍歴を持つスターが多い中、彼の芝居への誠実さがにじみ出るエピソードです。
ジェームズ・フランコ【2004年/26歳】
映画『スパイダーマン』で主人公の親友&悪役を演じ、世界的に名を馳せたジェームズ・フランコ。
若かりし彼は、ジェームズ・ディーンの再来としてTVドラマで本人役を演じるほどの美青年でした。
映画『127時間』では、雪山の断崖で孤独と死の恐怖と戦う男をほぼ一人芝居で熱量高く演じ切り、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、演技力の高さにも定評があります。
一方で、ハリウッドきっての“知性派俳優”と呼ばれ、イエール大学やニューヨーク大学、コロンビア大学といった、名門校をなんと5校も卒業しているキャリアの持ち主。ルックス、知性、演技力と隙のないパーフェクトな彼が、女性にモテないわけがありません。
ジェームズ・フランコ【現在/43歳】
過去には女優のアーナ・オライリーと約5年間交際し、破局。2人は同棲までしていたのですが、当時ジェームズは“勉強オタク”と言われるほど学業に熱心だったため、アーナが限界に達し、別れを切り出したとか。
2014年には17歳の少女をSNSで口説き、大バッシングを浴びると、2018年1月には、ゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞した直後に、元女子生徒からセクハラ被害で訴えられました。のちに和解したと報じられていますが、2018年のゴールデングローブ賞では、セクハラや性差別撲滅を訴える抗議運動「Times’Up」に支持を示していただけに反動は大きく、すっかり「残念なセレブ」に仲間入り…。
マイケル・J・フォックス【現在/60歳】
一時的に俳優業から退きましたが、現在はカムバックし、トーク番組にも出演。その傍ら、自身で「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を立ち上げ、パーキンソン病治癒のための研究支援や資金調達活動を行っています。
俳優、支援活動と精力的な彼を支えているのは、2018年に結婚30周年を迎えた愛妻のトレイシーと子供たち。
2019年、パーキンソン病患者のためのチャリティイベントをニューヨークで開催した際には、家族全員そろって彼をサポートする姿が見られ、家族の強い絆に絶賛する声が相次ぎました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の頃よりも、病気を発表してからのほうが、人間味があってチャーミングだと評する人が多いのは、家族の力が大きな要因のようです。
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平成を駆け抜けたイケメン映画スターたちは、年を重ね、人生経験を積み上げていましたね。素敵に落ち着きましたという人は少数派で、不倫の果ての泥沼離婚劇を繰り広げたり、派手な恋愛を謳歌したりと、いつまでも自由気ままでしたが…。本業だけでなく私生活でも、令和の映画界をけん引していくであろう彼らの、今後の動向に注目です。
photos:Aflo
※この記事は2022年4月21日時点のものです。