妻に「ありがとう」と言えない。反省する夫・有野さんがここだから語る妻への思い【よゐこ・有野晋哉さんの場合Vol.5】

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共働き家庭を支えるwebサイトとして生まれた「with class」で新たなるコンテンツとしてスタートした「父と子、我が家の場合。」。お父さんの視点による子ども、そして家族との関わり合いをインタビューする新シリーズであり、第1回ゲストのインタビューは多くの反響を呼びました。
そして、第2回のゲストに登場していただいたのは、よゐこの有野晋哉さん。

中学、高校時代の同級生、濱口優さんと1990年にコンビを組み、芸歴30年を超える芸人として活躍する有野さん。ストイックに芸の道を突き進むかたわら、ゲーム好きなオタクっぷりを活かし、人気バラエティー番組『ゲームセンターCX』で有野課長として活躍。仕事に邁進しながら、現在高校3年生と1年生の娘さん二人の父である有野さんはそのユニークな視点で子どもとのふれあいをブログに綴り、2010年には育児本を出版しているほど子煩悩な一面も。現在もYouTubeチャンネル『有野晋哉 本人』で、娘たちへの愛を感じるほっこりエピソードを披露しています。

Vol.5の今回は、有野家を支える奥様との関係性について伺います。

※Vol.6まで配信

感謝の気持ちは思っているだけじゃあかん

――Vol.3では奥様と再び手を繋ぐ方法を知りたいとおっしゃっていましたが、日頃感謝しているけど、ご本人に伝えられていないことはありますか?


有野:
全部ですね。感謝の気持ちはあるんですが、なぜか「ありがとう」が言えてないんですよ。僕はかみさんから、よく「ありがとう」って言ってもらってるのに。
僕の反応は「ええで」ぐらい。「ええで」じゃあかんのにな、とは思いますけどね。


――恥ずかしいという気持ちが先に出てきてしまう?

有野:
そうですね。出ちゃいます。目の前でしてもらったことに対しては「ありがとう」と言えるけど、僕の見ていないところでやってくれたこと、すでに終わっていることに関しては、後々に気づいたとしても何も伝えられない。
ゴミを捨ててくれたんやと思っても、夜やってくれたのに昼に気づいて「捨ててくれてありがとう」って言うて「遅いわ」って言われたらな〜って、躊躇してしまう。洗濯機の洗剤の投入口がきれいになっていると気づいて、そこずっと気になっててん、めちゃきれいになってる。すげえな! と思うだけで言わない。絶対言わなあかんでしょ。


――スルーしてしまう人も多いと思いますが、気づいてはいるんですね。


有野:
気づいていてお礼言わないって一番たちが悪い気がしますね。ゴミ捨てだって、ゴミを捨てるだけじゃなくって、ゴミをまとめるところから、くくって外のゴミ箱に入れて、新しいゴミ袋セットしてっていう全部ひっくるめて、ゴミ捨てなのにねとは思っているんです。で、やってもらってもお礼も言わない(笑)。それじゃダメですね。言われたらやりますよ、とは言うてるけど、言われてやるのはバイト君、社会人は気づいたらやる。自分の仕事は自分で取るっていうのも分かってる。でも家ではできない。結婚して18年でもほとんど進歩してへん。なので、イクメンオブザイヤーも受賞できない。

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まだ子どもたちが実家にいる間に、料理を教える

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父と子、我が家の場合。

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