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#わたしたちの憧れアイコン

【4月20日『わたしたちが27歳だったころ』書籍発売】倖田來未「プライベートの私はとても地味でビビり。倖田來未は自分の理想像でもある」

4月20日、書籍『わたしたちが27歳だったころ』の発売が決定。刊行を記念して、書籍に収録されているインタビューの一部を特別公開!

わたしが27歳だったころ。

withの人気連載が1冊の書籍に! 
様々な分野で活躍する大人の女性たちにも、私たちと同じ、27歳のときがありました。「わたしが27歳だったころ」と題して、彼女たちが当時、何に悩み、どんな努力をしてきたのかを伺ってきました。センパイたちの経験から、素敵な大人に近づくヒントが見つかるはず!

アーティスト 倖田來未さん

真っ赤なドレスを身に纏(まと)い、艶やかに舞う。そして、歌姫は言う。「早く40歳になりたい」と——。

デビューは18歳、高校3年生。以降、『Butterfly』や『愛のうた』など多くのヒット曲を世に送り出してきた倖田來未さん。独自の“エロかっこいい”スタイルに、チャーミングな人柄。ファンからは“くぅちゃん”の愛称で親しまれ、一昨年、デビュー20周年を迎えた。

華やかな活躍の裏では叩かれることだってある。それでも、「好きだと言ってくれる人が10人いたら、嫌いだって言う人も10人いる。それがこの世界」と、強く、逞(たくま)しい。結婚・出産を経て、歌手としても、ひとりの女性としても、さらに輝きが増し、今年の11月で40歳を迎える。

「艶女(アデージョ)っていいよね。艶が出てくるのは30代後半から40代だと思うから、年齢を重ねるのが楽しみ」と、今を思いっきり楽しみながら、「昨日のワタシよりも、今日のワタシのほうがキレイでありたい」と、自分磨きも忘れない。ドレスを着こなすための努力だって、当然やっている。

でも、ムリはしない。自分の心と体の声を聞きながら、できることをコツコツと。常にハッピーマインドで、人生の荒波を乗り越えてきた大先輩からのメッセージ。「自分を労わり、愛してあげて——」
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ドレス¥159500/ELISABETTA FRANCHI その他/スタイリスト私物
PROFILE
1982年11月13日生まれ。京都府出身。2000年、『TAKE BACK』で歌手デビュー。’05年、’06年に発売されたベストアルバムは共に売り上げ200万枚を突破。’10 年には日本人女性アーティストとしては初となる横浜スタジアム2DAYS のライブを成功させるなど、数々の偉業を成し遂げ、20年以上トップアーティストとして活躍。昨年、デビュー20周年を記念したベストアルバム『BEST ~ 2000-2020 ~』も発売された。ライブツアー『KODA KUMI Love &Songs 2022』は3月5日よりスタート。

倖田來未は自分の理想像でもある

デビュー10周年を迎えたのが28歳のとき。10周年記念のドーム公演をやらせてもらったり、とても光栄に思うと同時に、「まさか自分が10周年を迎えられるなんて」という驚きも感じていました。

デビュー当時から「次、売れへんかったらクビ」と言われ、常に危機感を持っていたので、“今、歌いたいものを全力で出し切る”というスタンスで音楽活動をしてきた自分が10年もやれるなんて、と。

しかも、飽き性な私がこれほど没頭できたことにもビックリして。基本的にダイエットも三日坊主で終わってしまうのに、“倖田來未”のためやったら続けられる。もちろんしんどいと思うこともあるけど、応援してくれるファンの人の期待に応えるためやったら頑張りたいと思えるんやなって。
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