女優・久保田紗友が語る奥手な恋愛「吸血鬼との恋は大変そう」幽霊のほうがマシ!?

女優・久保田紗友が語る奥手な恋愛「吸血鬼との恋は大変そう」幽霊のほうがマシ!?

#ドラマインタビュ-
#久保田紗友
INTERVIEW
2022.12.23

舞台・パルコプロデュース2022『VAMP SHOW ヴァンプショウ』のほか、ドラマ『雪女と蟹を食う』、『トモダチゲームR4』に出演されている女優・久保田紗友さん。前回は、ご自身が心地よい状態を維持するための鍵となるマイペースな一面や、友人関係について教えていただきました。最後となる今回は、そんな久保田さんの恋愛観についてうかがいます。

恋愛でもマイペース「実際は、連絡先も聞けないです」

――前回はご自身のペースが大事というお話でした。それは恋愛でも同じでしょうか。相手のペースに合わせようとはなりませんか?

久保田 いや、それはできないと思います(笑)。「俺のペースについてこい」というタイプの方とは、たぶん合わないのではないかなと……ぶつかり合ってしまうと思います。どちらかが一方的に合わせるのではなくて、お互いに信頼があれば、個々が自由でいいのではないかと思います。

――どのようなタイプの方が好きですか? また、ご自身と合う方の傾向はありますか?

久保田 タイプとしては、優しくて紳士的な人がいいかもしれないです。ただ、どういう人が自分に合うかまでは、まだわからないです(笑)。わからないですが、やっぱり……優しい人がいいですね。

――「素敵だな」と思う方がいたら、ご自身からアクションを起こしていくほうですか?

久保田 いいえ……実際は、連絡先も聞けないです(笑)。自分からアクティブに行ったほうがいいかもしれないという気持ちはあるのですが、あまり自分からは行けないですね。

「素敵だなと思っても、それで終わってしまいます」

――自分から行かないとなると、紳士的な方が現れて「素敵だな」と思っても、それで終わってしまいませんか?

久保田 それで終わってしまいます(笑)。そもそも異性として意識して見ることがあまりないです。男女は関係なく、一人の人間として見てしまいますね。だから、人を好きになりにくいかもしれないです。ただし、その分嫌いにもなりにくいです。誰にでも長所と短所があるのが当たり前だと思っているので、好きなタイプや嫌いなタイプを枠にはめてあまり考えてないかもしれません。

――舞台『VAMP SHOW ヴァンプショウ』は、吸血鬼のイケメンの方々が登場する物語です。吸血鬼はパートナーとしてどうでしょうか?

久保田 吸血鬼は……ちょっと難しいかもしれないですね(笑)。血しか飲めないし、夜しか行動できないですし。舞台で見ていても本当に大変そうなんですよ。吸血鬼の方々は、さぞ暮らしにくいだろうなと(笑)。舞台から離れて、しいて言うなら、優しい幽霊とかなら一緒にいられるかもしれないですね。怖いことをしてこない幽霊だったら。見えるのかどうかもわからないですが。

女優・久保田紗友が語る奥手な恋愛「吸血鬼との恋は大変そう」幽霊のほうがマシ!?

いい「気」を放っていれば、相手が幽霊でも大丈夫!?

――幽霊ですか? つねに見えるわけではない幽霊だと、ご自身の部屋にいるのかどうかもわからないですが大丈夫ですか?

久保田 私、その場所の「気」のようなものを感じやすいんですよ。なので、悪い感じがしない幽霊の方だったら、恋愛対象としてもありかもしれないです。怖いという感情はあまり生まれないかもしれません。ファンタジーですね。

――昔、映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)という作品があって。亡くなった元恋人の男性が幽霊となって恋人の女性の前に現れる物語だったのですが、そういったイメージでしょうか?

久保田 そうですね。ロマンチックですよね。ちなみに、私は霊感とかはまったくないです。ただ、身の回りの「気」のようなものに敏感で、合わない「気」の場所に長時間いると、少し体調にも出てしまうんです。感覚的な話なのですが。なので、いい「気」を放っている方なら幽霊でも大丈夫だと思います(笑)。

――幽霊と恋に落ちるのはいいかもしれませんね。

久保田 でも、いろいろ考えてみると、やはり人間が一番いいですね(笑)。

久保田紗友/Sayu Kubota

2000年1月18日生まれ。北海道出身。2012年に俳優デビュー。2013年BSドラマ「神様のイタズラ」、NHK「三人のクボタサユ」で初主演。2017年『ハローグッバイ』で長編映画初主演。その他、代表作にドラマ「べっぴんさん」「過保護のカホコ」「この世界の片隅に」「鈍色の箱の中で」「M 愛すべき人がいて」「ホリミヤ」「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「わげもん 長崎通訳異聞」「寂しい丘で狩りをする」「雪女の蟹を食う」「トモダチゲームR4」「僕の姉ちゃん」、映画『サヨナラまでの30分』『モルエラニの霧の中』『藍に響け』、舞台『VAMP SHOW』などがある。

舞台 パルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」

楽しく旅をする5人の吸血鬼、夜の森に囲まれた山間のさびれた駅には駅長と一人の女が……。1992年初演、2001年再演された三谷幸喜作の伝説の舞台の再再演となる本作。西村正彦、古田新太、池田成志(1992年)、佐々木蔵之介、堺雅人、河原雅彦、橋本じゅん、伊藤俊人(2001年)と、当時の若手実力派俳優が出演した傑作ホラー・コメディが、新たなキャストでPARCO劇場に帰ってきた。

舞台 パルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」
作:三谷幸喜 演出:河原雅彦
出演:岡山天音、平埜生成、戸塚純貴、塩野瑛久、尾上寛之、久保田紗友、菅原永二
後援:TOKYO FM(東京公演) 企画制作:株式会社パルコ

<東京公演>2022年8月8日(月)~28日(日) PARCO劇場
コロナウィルスの影響で開幕が延期になりました。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
https://stage.parco.jp/program/vampshow/
※愛知、大阪、福岡公演あり

ドラマ24「雪女と蟹を食う」 テレビ東京系 毎週金曜深夜0時12分

冤罪により人生に絶望した男・北(重岡大毅/ジャニーズWEST)は、せめて「北海道で蟹をたらふく食べてから死のう」と決意し、金目当てに偶然見つけたセレブ人妻(入山法子)の家に強盗に入る。しかし、意外な反応により、二人は一緒に北海道に行くことに。死を決意した男と謎多きセレブ人妻の旅の行方はいかに……⁉ 『ヤングマガジン』およびWEBで話題となった同名の漫画(作・Gino0808/講談社)を原作に、人間の孤独や愛を文学的かつサスペンスフルに描く。

オシドラサタデー「トモダチゲームR4」 テレビ朝日系 毎週土曜夜11時

心理戦の連続に視聴者の心をヒリヒリさせる<新・考察系ドラマ>。突然負わされた多額の借金のために拉致され、謎の「トモダチゲーム」に挑むことになった高校生の男女5人。彼らの前に謎の案内人キャラクター・マナブくんが現れ「友情さえあれば簡単にクリアできる」と言う。しかし、いざゲームが始まると、誰かの裏切りによって友情は崩壊……裏切り者は誰だ⁉ 原作は、『別冊少年マガジン』で絶賛連載中の同名漫画(原作・山口ミコト 作・佐藤友生/講談社)。謎が謎を呼ぶミステリアスな展開に注目。

撮影/宮本賢一 スタイリスト/瀬川結美子 ヘア&メイク/YUMBOU(ilumini.inc.) 取材・文/新藤琢磨 構成/SUPER MIX

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※本記事は、これまで「with online」にて公開していた記事の再掲載です。年齢、肩書きは公開時のままです。また、作品情報に関しては、上映・放映・上演が終わっている可能性があります。

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