Brandon Keim
上の画像は、『Neural Correlate Society』(神経相関学会)による第3回『錯視コンテスト』の最優秀作品『ピサの斜塔』だ。[錯視コンテスト『Best Visual Illusion of the Year』は毎年行なわれており、現在2009年のコンテストへの応募を受付中]
この錯視はどのような仕組みで起きるのだろう?
2007年の最終審査に残ったトップ10はここで見られる。私のお気に入りは、『ドリフトする背景の錯視』(Drifting Background、動画)[作者はスウェーデンのウプサラ大学に所属するMasaharu Kato氏]と、『「織り模様」とハーマングリッド 』(‘Weaves’ and the Hermann Grid)だ。[ハーマングリッド現象は、色の明度対比による視覚現象の1つで、黒白からなる格子状の模様の、白の交差点の部分が、灰色になったように見える現象のこと]
[2008年のトップ3はこちら、最終審査に残ったトップ10はこちら]
[日本語版:ガリレオ-天野美保/長谷 睦]