【八尾】恩智神社!兎と龍が導く慈愛に満ちた神様とは?

大阪編
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人生に悩む時や生き方がわからない場合など、生きているとさまざまな迷いが生じることもありますよね。

大阪府八尾市にある恩智おんぢ神社は、そんな方を救ってくださる、「導きの神様」が祀られている神社で有名です。

境内にいる兎は良縁へと、龍は幸せへと導いてくれます。御祭神は慈愛に満ちており、手を合わせるだけでも安らぎと癒しを感じる神様です。

今回は、恩智神社の境内の様子などを詳しくご紹介いたします。

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八尾にある恩智神社ってどんな神社?

創建者はあの藤原氏!恩智神社の由緒

創建年 470年頃
創建者 藤原氏
御祭神 大御食津彦命・大御食津姫命
御神徳 旅行安全・交通安全・縁結びなど
歴史

奈良時代に藤原氏の祖神である天児屋根命の御分霊を奉還し、河内国を護るため、摂社として建立したのが神社の起源です。

その後、枚岡神社を経て奈良の春日大社天児屋根命が祀られたことから、恩智神社は河内二の宮・元春日と呼ばれています。

その後の御祭神は、大御食津彦命・大御食津姫命の2柱となったのです。

境内に続く、長く急な石段(131段)

朝廷からの崇敬も厚かった、恩智神社の御神徳。後に、神社は延喜式内名神大社のうちの一社となります。

また、お粥占や茅巻などの神事が有名です。毎年11月24日に神へのお供物を調整し、五穀豊穣を祈る「卯辰祭供饌行事」は、八尾市無形民俗文化財に指定されています。

より詳しく知ろう!神社の位置関係

天王の森と八坂神社

・里宮
八尾市にある、天王の森と呼ばれるかつて恩智神社があった場所。恩智神社の境外末社・八坂神社が鎮座しており、弥生時代の遺跡でもあります。

・中宮
現在の恩智神社が鎮座する場所です。

約700年前恩智城を築くにあたり、天王の森にあった恩智神社を見下ろすのは不敬であるとのことから、現在の地に遷座しました。

・奥宮
当初は天川山に鎮座していた奥宮・春日辺大明神ですが、明治元年(1868)に本殿の玉垣の内へ奉還しています。

元春日と呼ばれる恩智神社。その春日大社の神主へのインタビューや式年造替の様子などをあますことなく紹介した本です。↓
古都・奈良の守り神を訪ねて 歩いてめぐる春日大社 単行本(ソフトカバー)

導きの神様が祀られている八尾・恩智神社境内の様子

兎と龍の置物がすてき!本殿と拝殿

本殿

王子造りという、大変珍しい建築様式で建てられている本殿。向かって右側の第一殿に大御食津彦命、左側の第二殿大御食津姫命が祀られています。

また、本殿裏には横穴式古墳があるといわれていますが、正面からは見えませんでした。

個人的に注目してほしいのは、正面にあるコンパクトな本坪鈴と、白と黒の二匹の兎でしょうか。あまりのかわいらしさに心が和んで、思わずホッコリしてしまいます。

拝殿

拝殿は、銅板葺の平入入母屋造、流造千鳥破風の建物です。2000年(平成12)に建てられました。

凛とした雰囲気の境内

境内には、清々しく凛とした空気が流れています。そして、手を合わせるだけでも心が安らぎ、個人的に神様がいらっしゃるなと感じる拝殿です。

心が落ち着くと無駄な考えが消えて、自然に自分がどこへ進むべきかがわかるような気がしてきませんか。

恩智神社の神様は、こうやって参拝者の気持ちを穏やかにしつつ、進むべきところに導いてくださっているんだなと感じます。

手水舎の兎

神社の見どころといえば、なんといっても境内にたくさんいる神々しい兎と龍の置物です。

拝殿前
拝殿前

特に、拝殿前の二匹は、なでるだけでも御神徳(龍は良運と昇運・兎は無病息災)がいただけます。

見どころがたくさん!境内社やそのほかの様子

天川神社
御祭神 春日辺大明神
御神徳 雨乞い
天川山に鎮座していた奥宮。本殿玉垣の内に奉還し、末社となりました。

春日神社
御祭神 天児屋根命
境内の中でも、ひときわ目立つお社です。

愛宕神社
御祭神 伊弉冉尊
御神徳 防火・鎮火

伏見桃山御陵遙拝所

三輪神社
御祭神 大物主大神
御神徳 厄除・方除
大物主がお祀りされていることから、大神神社のお社と思われます。

住吉神社 
御祭神 住吉大明神 御神徳 海上・交通安全
安閑神社 
御祭神 安閑天皇 御神徳 学業成就
熊野神社 
御祭神 熊野豫日命 御神徳 縁結び
蛭子神社 
御祭神 事代主命 御神徳 蛭子・水子守護
玉祖神社 
御祭神 櫛明玉命 御神徳 商売繁盛
天照大神社 
御祭神 天照皇大神 御神徳:家内安全

橿原神宮遥拝所

八大龍王尊
御神徳 商売繁盛・心願成就
境内の少し奥に鎮座する八大龍王尊です。鬱蒼と茂った木々の中にあり、すぐ近くには滝が流れています。神聖な力を感じるパワースポットです。

祖霊社

稲荷神社
御祭神 稲荷彦大神
御神徳 商売繁昌
元々は、恩智左近公が築いた恩智城内に祀られていたお稲荷さんです。境内に向かって右側の階段を降りた、見落としがちな場所にあるので気を付けましょう。

画像引用元:恩智神社instagram
(https://www.instagram.com/p/CYyhYtrlTuC/?img_index=1)

舟戸神社
御祭神 舟戸大神
御神徳 漁師の安全・守護

皇太神宮遥拝所・・すみません、写真を撮り忘れてしまいました。

八坂神社
御祭神 素盞鳴命
御神徳 縁結び・家内安全
私が通りかかった時、天王の森には、子どもたちが集まっていました。
森といっても木はほどんとなく、空き地のようです。八尾市民の憩いの場所となっているのでしょうか。

閼伽井戸(清明水)
閼伽井戸は弘法大師と縁があり、神社そのものも下水分社(いわゆる水の神)といわれています。
古くから天候を予知するといわれており、雨が降る前には井戸に赤茶色の水が流れるそうです。

筆者
筆者

この日は透明の水で、確かにしばらく雨は降りませんでした!当たりましたね。

とにかくかわいい!八尾・恩智神社の授与品

兎と龍が描かれたすてきな御朱印

恩智神社では、卯辰の日限定のものや、週によってハンコの色が変わるものなど、さまざまな御朱印が授与されています。

まずは、恩智神社と元春日社の御朱印です。恩智神社の御朱印の、うしろを向いた兎と龍のシルエットが、かわいくてたまりませんね。

続いては、雨の日詣り限定の御朱印と11月1日~10日までの御朱印です。

こちらも、11月限定の御朱印です。週ごとに紅葉が少しずつ色づいていますね。季節の移り変わりが感じられる御朱印です。

ごとに御朱印が変わるのは、集め甲斐がありますね。

最後は、卯辰の日詣り限定の御朱印です。毎月、卯の日と辰の日に授与されます。

尚、上記の御朱印の初穂料はすべて1枚500円でした。(2023年11月現在)

品のある御朱印帳やお守りの数々

八尾・恩智神社一押しの授与品に、こちらの御朱印帳があげられます。

ツルツルしていて、触り心地の良い表紙です。

表には兎、裏には龍が描かれていて、老若男女問わず、誰にでも似合うデザインになっています。白地に銀色の刺繍が施されている、品格のある御朱印帳です。

ちなみに私も数年前にネットで見かけて一目ぼれし、わざわざ買いに行きました(笑)

御朱印や御朱印帳は、こちらの社務所でいただけます。

このほかにも、社務所にはお守りやお札等がたくさん並んでいました。

神社の人は、境内を散策中にわざわざ話しかけてきて、由緒について説明してくれるほど、優しく気さくな方でしたよ。

まとめ

大阪府八尾市にある、恩智神社についてご紹介しました。

境内にいる兎と龍は、人生において大切な意味を持った存在です。慈愛に満ちた導きの神様は、あなたを幸せへと導くべく、大きな優しさで包み込んでくれるでしょう。

神社を訪れることで心に平安と希望が宿り、人生の舵を新たな方向へと切る一歩が踏み出せるかもしれません。

ぜひ、あなたも御神徳を受けに、恩智神社に行ってみませんか。

河内二の宮・元春日 恩智神社
住所:大阪府八尾市恩智中町5-10
TEL:072-943-7059  FAX:072-943-6635 MAIL:info@onji.or.jp
ホームページ http://onji.or.jp/
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X(旧Twitter) https://twitter.com/onji_shrine
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アクセス
車の場合:国道170号線、垣内南の交差点を東に進む。
そのまま東高野街道(旧国道170号線)を南に進むと、東側に鳥居が建っている場所があるので、その道を登る。
電車の場合:近鉄大阪線『恩智駅』より徒歩20分(急な坂あり。体力に自信のある方のみ)

東高野街道沿いの鳥居

主な行事

春祭4月3日祈年祭・五穀豊穣祈念
夏祭8月1日御祓祭
秋祭11月26日旧暦11月の卯辰の日に行われていた卯辰祭。五穀豊穣に感謝するお祭りで、八尾市無形民俗文化財に指定されています。




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