西垣匠 フジ系ドラマ「春になったら」をPR 被災した出身地・石川県へのエールも

 フジテレビ系ドラマ「春になったら」(月曜夜10時)にウエディングプランナー役で出演している俳優・西垣匠(24)が、制作を担当する関西テレビの大阪市内の本社で取材会を開いた。

「趣味は暗闇ボクシング」と話す西垣匠

 3か月後に結婚する娘・瞳(奈緒)と、余命3か月を宣告された父・雅彦(木梨憲武)が「結婚までに」「死ぬまでに」やりたいことリストを実現していく泣き笑いのハートフル・ホームドラマ。西垣が演じる黒沢健は、瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)の結婚式を初めて任され若いプランナー役。上司役が橋本マナミで「黒沢はまだ何も分からないし、すぐに音を上げてしまうところもあります。わざとらしくならないように、かわいらしさが出るようにしています」と役作りを説明。

 大学2年の時に「ミスター慶応コンテスト」でグランプリを獲得し、スカウトされ芸能界入り。自信の結婚感について「そろそろ同級生も結婚しはじめて〝僕もいずれはしたいな〟と意識するように。でも結婚式で人前に立つと、役者としてのスイッチが入ってしまいそうなので、実際には少人数で挙げたいなって思います」と夢を語った。

出身地石川の地震被災者にエールを送る西垣匠

石川県出身で幼い頃には大阪のUSJに遊びに来るのが最大の楽しみだった。「家族は今も石川県に住んでいるので、能登半島地震で心配しましたが、家族や友人は無事でホッと。仕事があるので家族とは、年に数回会うだけになっており、今回は改めて被災地の皆さんが元の生活に早く戻られることを心から願っています」と語った。

 1月1日には、地元の石川県能登半島を大地震が襲った。家族や友人は無事だったそうだが「本当にまだつらい思いというか、まだ避難されている方もいらっしゃいますし。実家からも『今、こんな感じだよ』っていうふうには聞いているので、本当にいち早く皆様が元の生活に戻れることを心から願っています」と静かに語った。

 普段の趣味は、暗闇ボクシングエクササイズ。「周囲が気にならないので、思いっきりパンチを繰り出せます」と笑顔。久しぶりに大阪を訪れ「僕ラーメンが大好き。調べたら、カンテレ近くにも魅力的なお店があるので行きたいな」と行動派らしく。

(畑山博史)

タイトルパネルを持ってPRする西垣匠