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イニエスタ:「人生で最もつらかったのはバルサ下部組織での日々」

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自伝で告白

 バルセロナMFアンドレス・イニエスタは、人生の中で最もつらかった経験として、同クラブの下部組織で過ごした日々を挙げている。

 イニエスタはアルバセテの下部組織に在籍していた12歳の頃にバルセロナの目にとまり、同クラブの下部組織マシアに入団。それから家族と離れ離れの生活を送ることになった。スペイン代表MFは最近に発売された自伝の中で、マシアでの日々について次のように振り返っている。

「馬鹿げたことと思われるかもしれないが、マシアでの日々こそが人生最低のものだった。あの頃にそう感じ、今も同じ感覚がある。まるで時間が経過していないように」

「あそこでは捨てられた、行き場を失ったという感覚に陥った。自分の中の最も深いところにあるものが引っこ抜かれたような。僕は自分であそこに行くことを望んだし、将来のためにも最善だと思った。だけど家族と離れて、彼らを近くに感じられないことは…、本当につらかったんだよ。自分自身で下した決断だけど、実際にそう感じたんだ…」


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