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U-22日本代表がアジア大会GL連勝で首位通過! 谷内田哲平が2戦連続FK弾、両チーム退場者で10人vs10人も点差守り切る

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MF谷内田哲平が2試合連続ゴール

[9.25 アジア大会GL第2節 U-22日本1-0パレスチナ 杭州]

 第19回アジア競技大会は25日にグループリーグ第2節を行い、パリオリンピック世代のU-22日本代表はパレスチナと対戦し、1-0で勝利。前半22分、MF谷内田哲平(京都)が初戦に続くFKからのゴールを決めた。2連勝の日本はグループ首位通過が決定。28日の決勝トーナメント初戦でグループA3位のミャンマーと対戦する。

 日本が属するグループDは3チームの構成。日本は初戦でカタールに3-1で勝利しており、またパレスチナとカタールが0-0で引き分けたため、日本はすでに上位2チーム以上を確定させて決勝トーナメント進出が確定していた。首位通過を狙うべく、パレスチナ戦に臨む。

 初戦から先発を2人し、MF山内翔(筑波大/神戸内定)とMF小見洋太(新潟)を起用。4-3-3の布陣で、GK藤田和輝(栃木)、4バックは左からDF奥田勇斗(桃山学院大/C大阪内定)、DF山崎大地(広島)、DF馬場晴也(札幌)、DF吉田真那斗(鹿屋体育大/横浜FM内定)。アンカーに山内、インサイドハーフは谷内田とMF西川潤(鳥栖)。前線3枚は左から小見、FW内野航太郎(筑波大)、MF松村優太(鹿島)となった。

 日本は序盤から攻め立てる。前半13分、谷内田の左CKをニアサイドの吉田が頭で合わせるが、クロスバーに直撃。同18分には内野がインターセプトから敵陣内に入ろうとしたところ、キャプテンDFモハメド・サレハに倒される。決定的な得点機会の阻止で主審がサレハにレッドカード。日本は数的優位に立つ。22分には谷内田が初戦に続く2試合連続でFKを沈め、日本が先制に成功した。

 しかし、日本も前半27分に山内が2度目の警告で退場処分となる。両チーム10人の同数に戻り、谷内田が中盤の底に入った。前半はそのまま1-0のリードで折り返した。

 後半に入ると、試合の流れは停滞しながらも、両者ゴールに迫る。後半14分にはパレスチナの攻撃を受けるが、GK藤田が好反応でピンチを防いだ。同15分には奥田が左サイドからアーリークロスを上げ、内野がヘディングシュート。しかし、ゴール枠内を捉えなかった。

 後半21分に日本は2枚替え。西川と小見を下げ、FW鮎川峻(大分)、MF日野翔太(拓殖大/鳥栖内定)が出場する。同31分には内野と松村に代えて、MF佐藤恵允(ブレーメン)とMF角昂志郎(筑波大)が投入された。終了間際には谷内田を下げ、MF松岡大起(グレミオ)が入った。

 互いにリスクを負わない戦い方で90分が終了。日本が1-0で勝利し、グループ首位通過を決めた。日本は日本時間28日午後8時半、決勝トーナメント1回戦でミャンマーと対戦する。

●第19回アジア大会特集ページ
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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