現在放送中のドラマ『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』(MBS/TBS)に、日蔭匠役で出演中の平澤宏々路。これまで『仮面ライダーBLACK SUN』など話題の作品に多数出演し、最近ではゲスト出演した『ラストマン-全盲の捜査官-』での演技が話題となった。

そんな彼女が今回演じるのは、気が弱く引っ込み思案な女の子“たくみん”こと日蔭匠(ひかげたくみ)。“DIY”がテーマという珍しい作品で、実際に電動工具を使いながらの撮影だったという。約1週間前にロケを終えたばかりで、まだ役が抜け切れていないという彼女に、演じるキャラクターのことや、共演者とのエピソードなど話を聞いた。

 

タイルを張って目地材を塗って・・・

――平澤さんは大人の方々に囲まれた作品に出演されることが多いイメージですが、同世代との連続ドラマというのは久しぶりですね。

平澤 そうなんです。わりとホームドラマとかが多かったんですけど、久しぶりに学生ものの作品に出られてうれしいです。

――DIY(Do It Yourself)がテーマの作品ですが、この言葉は知っていましたか?

平澤 DIYっていう言葉自体は“物づくり”っていうイメージで知っていたんですが、
“Do It Yourself“からきているとは知らなくて、今回の撮影の前に調べたら出てきて「あ~なるほど」って思いました。

――素人が自分自身で何かを作ったり、直したりすることを意味する言葉ですよね。そういう作業はお好きですか?

平澤 物を作ることは好きですね。学校の授業でいうと「技術」は大好きな時間でした。私の学校ではカンナ掛けもさせてもらえたりして。

――古の時代では男女で技術と家庭科が分かれていましたが……(ひとり言)。ドラマでは実際に工具を使ったりするシーンも?

平澤 もちろんあります。部室のボードを作るシーンがあるんですけど、タイルを張って上から目地材を塗るっていう作業で、私はタイルを張ったことも目地材を混ぜることもしたことがなかったから、すごく面白かったです。あとは、はんだごてでステンドグラスをくっつける作業をしたり。

――はんだごて、楽しいですよね~。

平澤 楽しかったです! 最初はちょっと怖かったんですけど、実際やってみたら奥が深くて。やり方ひとつで、つき方も変わってくるし。すごくハマっちゃって、現場の休み時間はずっとやってました(笑)。

――監修の先生はいらっしゃったんですか?

平澤 建設会社の方々が来てくださって、指導してくださいました。ドラマのなかでは、どのキャラクターもインパクトドライバーをよく使ってるんですが、使い方を間違えちゃうと木材を傷つけてしまったり、怪我をしてしまう恐れもあるので、気をつけながら「ここは垂直に打ったほうがいい」とか、いろいろ教えていただきました。

――プロの方に教えていただけたんですね。では、平澤さんが演じる“日蔭匠”について教えてください。

平澤 “たくみん”は大人しくて引っ込み思案なんですけど、実はすごく仲間思いで優しい女の子。集中すると周りが見えなくなっちゃって突っ走っちゃうような、そんな一面もあるキャラクターです。

――アニメが原作ということですが、役作りはアニメを参考にしたんですか。

平澤 かなり原作を見て研究しました。どんなキャラクターなんだろうって。「このまんまこの世界に持ってこれないかな」っていう感じで考えて作りました。でも、アニメに寄せすぎちゃうと現実世界だと少し違和感があったり、他のキャラクターとの会話でずれてきてしまう部分もあるので、そういう点では難しかったです。

――外見的な部分では寄せやすかった?

平澤 動きとか立ち姿とか、そういう部分ではすごく寄せやすかったです。現場でアニメを何度も見返して、監督やキャストの皆さんと「ここはこういう動きをしてるね」とか「こういう感じで話してるね」って一緒に話し合ったりして。アドリブでやるシーンも多かったので、その場合どういうふうに会話をしているかっていうのはよく確認しました。

髪型もアニメそのままを踏襲していて。ロングで三つ編みをしています。長さがちょっと足りなかったのでエクステをつけて長さを出して。後ろ姿はアニメとほとんど変わらないと思います!

――たしかに、背格好もよく似ていますね。

平澤 キャラクター全員の身長差もそっくりなんですよ。横に全員でバ~っと並ぶと、本当にアニメのまんまだったので、自分たちでも写真を撮ってウキウキしてました(笑)。

――じゃあ平澤さんだけでなく、キャスト全員がそっくりなんですね。

平澤 そっくりだと思います。一目見てこのキャラクターだってわかるくらい。キャストの皆さん、それぞれ自分のキャラクターに愛情を持って忠実に再現しています。