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「和歌山クラブゲート」が25周年 地元の音楽シーン支える

ライブハウス「和歌山クラブゲート」店主の山野丙午さん

ライブハウス「和歌山クラブゲート」店主の山野丙午さん

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 ライブハウス「和歌山CLUB GATE(クラブゲート)」(和歌山市北新5)が7月1日、開店25周年を迎えた。

クラブGATEの壁にはイベントやアーティストのポスターが並ぶ

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 南海電鉄和歌山市駅近くのビルでバーと音楽の店として営業を始めた同店。2000(平成12)年に本町の雑居ビル地下に移転し、ライブハウスに業態変更した。現在の店主の山野丙午さんはバンド活動や出演者調整などを通じ、同店と関わってきた。2008(平成24)年に前店主から相談を受け、同店を買い取り、2019年8月に現在の場所へ移転した。客席数は124席。立ち席なら約350人を収容する。

 ロック、アイドル、スカ、ヒップホップなど、さまざまなジャンルの音楽に対応する。プロアーティストの公演ほか、利用者の持ち込みイベントや地元の高校・大学の軽音部などの演奏会、ダンス発表会、プライベートパーティーなどでの利用がある。独自イベントを開催するほか、野外ライブの設営や運営も手がける。山野さんによれば、1年で開かれる約160本のイベントのうち、地元演者が8割近くを占めるという。

 山野さんは「若手アーティストが夢や目標を持って活動できるようにすることが一番の仕事。無理がないように調整したり、助言したりしている。音楽の素晴らしさを知ってもらう機会を作ってきた。音楽に興味を持つ人を増やし、音楽を始めるきっかけを作りたい。ライブには人を感動させる力がある。未来のミュージシャンを育てていく箱でありたい」と話す。

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