国連安保理のガザ支援巡る決議案、採決は21日に再延期=外交筋

(VOVWORLD) - 外交筋はロイターに対し「交渉は進行中で、より時間が必要だ」と指摘しました。アメリカによる拒否権行使の可能性があるため「採決を急いでも、良い結果になるとは思えない」としました。
国連安保理のガザ支援巡る決議案、採決は21日に再延期=外交筋 - ảnh 111月10日、ニューヨークの国連本部で開かれた国連安全保障理事会=SPA/TTXVN

パレスチナ自治区ガザへの支援を強化し、国連にガザへの人道支援物資の輸送を監視するよう要請する国連安保理の決議案について、21日に再び延期されました。外交筋が20日、述べました。アメリカの拒否権行使を回避するため、アメリカとエジプトが交渉を行うということです。

エジプトは理事国ではありませんが、ガザと国境を接しており、同地区への人道物資搬入の唯一の窓口となっています。

外交筋はロイターに対し「交渉は進行中で、より時間が必要だ」と指摘しました。アメリカによる拒否権行使の可能性があるため「採決を急いでも、良い結果になるとは思えない」としました。

この日の非公開会合で、アメリカのリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使が、エジプトとの交渉を行うため延期を要請したということです。

採決は18日、19日、20日と順延されてきました。(ロイター)

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