video-thumbnail
東京・埼玉 震度5強 重軽傷32人 交通に影響
1分
2021.10.08 05:45
昨夜遅く、首都圏を襲った最大震度5強の地震の影響で32人が重軽傷を負いました。交通にも影響が出ています。気象庁によりますと、昨夜午後10時41分ごろ千葉県北西部を震源とする地震があり東京都足立区と埼玉県川口市などで震度5強を観測しました。東京23区で震度5強以上を観測するのは、2011年の東日本大震災以来です。気象庁は今後1週間、同じ程度の地震が発生する可能性があるとして、注意を呼びかけています。また、警察や消防などによりますと、東京・足立区の日暮里・舎人ライナーで緊急停止した際に電車が脱線し、乗客3人が転倒するなどしてけがをしたということです。また江東区でも重傷者が1人出るなど32人が重軽傷を負いました。JR、地下鉄、私鉄各社は昨夜多くの路線で一時運転を見合わせました。JR東日本によりますと、午前6時40分現在、東海道線、横須賀線、京葉線、南武線などで現在、運転の見合わせが続いているということです。午前7時以降に、運転を再開する見込みです。一方、脱線した日暮里・舎人ライナーは始発から全線で運転を見合わせていますが、そのほかの私鉄は、通常通り、運行しているということです。