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旬のカルチャー情報をお届けします!

  • 2023.12.20
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アッププラス編集部がお届けする、話題のエンターテイメント情報。
今月も数ある中からチョイスしてお届けします。

THEATRE

『隅田川ヤングロード物語2 ~嗚呼! 青春はマサラの香り!~』

下町商店街で巻き起こる新感覚のドタバタ・ライフ・コメディ第2弾
コンサートでは歌って踊ってファンを楽しませる「ふぉ~ゆ~」は、舞台でも歌って踊って、さらにアドリブの応酬が盛り上がりすぎて、「劇団尺伸ばし」と自称するほど。『隅田川ヤングロード物語 ~嗚呼!そりゃあいけねえぜ!~』から1年。下町商店街に再び訪れた危機に、マサラムービーからタイムスリップまで、前作を超えるドタバタ要素が盛りだくさん。

【原案・演出】小林顕作 【脚本】大池容子
【出演】ふぉ~ゆ~(福田悠太/辰巳雄大/越岡裕貴/松崎祐介) 前野朋哉、野澤祐樹、楢木和也(梅棒)、田中穂先(柿喰う客) 三倉佳奈、喜矢武豊(ゴールデンボンバー)
【東京公演】2024年1/25~2/4 サンシャイン劇場
【広島公演】2024年2/10 アステールプラザ大ホール
【名古屋公演】2024年2/17 ~18 名古屋市公会堂
【大阪公演】2024 年2/24~25 COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール
https://event.1242.com/events/syr2/

Story
東京の下町にある寂れた商店街・隅田川ヤングロード。団子屋「丸福商店」の主人・丸福五郎(福田悠太)と、その息子・末吉(辰巳雄大)、飼い犬のポチ(松崎祐介)は、商店街にかつての賑わいを取り戻すため、PR 動画撮影に勤しんでいた。しかし呉服店「はんなり屋」の主人・高輪はじめ(越岡裕貴)らは全く協力しようとせず……。

私がおすすめ ニッポン放送 プロデューサーチーム
メインビジュアルのインド風(?)メイクが本番でどうなるか注目
今回、劇中で「マサラムービーを撮影する」というストーリーのため、メインビジュアルのふぉ~ゆ~やゴールデンボンバーの喜矢武豊さんは、謎に「インド風?」なメイクとなっています。本番でどうなるかも、ぜひ劇場に確かめにきてください!

ART

『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』

《アンディ・マウス》 1986年 中村キース・ヘリング美術館蔵 Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation 2024年

ドラマティックに展開する10年のストーリーを展示
「アートはみんなのために」の信念のもと、1980年代のニューヨークを中心に、地下鉄駅構内やストリートなどの日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信したキース・ヘリング。彼の31年の生涯の中で、アーティスト活動を行なったのは10年ほど。その作品群から、本展では明るくポップな彼のアイコニックなモチーフから6メートルの大型作品まで、その世界観を体現できる約150点が勢ぞろい。約800点のキース・ヘリングのコレクションを持つ、八ヶ岳のふもと、⼭梨県小淵沢の「中村キース・ヘリング美術館」より多くの作品が出展されている。本展では日本に特別な思いを抱いていたヘリングの貴重な作品、資料、写真も展示する。

2/25まで、東京・森アーツセンターギャラリーにて開催中(会期中無休)
10:00~19:00、金曜日・土曜日は20:00まで。
12/31~2024年1/3は11:00~18:00開館)
※事前予約制(日時指定券)
https://kh2023-25.exhibit.jp

私がおすすめ 編集部
独自の世界を堪能しながら、新たな発見に期待
「HIV」「エイズ」が世に広まり始めた1980年代後半。自らHIV感染を公表し、性的マイノリティへの偏見と支援不足にアートで戦い続けたキース・ヘリング。当時、私は太い線で描かれた躍動感あふれる人物、その意味を読み解きたくなるような構図と目に飛び込んでくる鮮やかな色彩に魅了され、ポストカードやポーチ、塗り絵など彼のグッズを買い集めました。1990年にヘリングが、翌年には大ファンだったクイーンのフレディ・マーキュリーがエイズによる合併症で死去。当時に思いを馳せながら、この展覧会で新しい発見ができるのを楽しみたいと思っています。

『マティス 自由なフォルム』

アンリ・マティス《ザクロのある静物》1947年 油彩/カンヴァス 80.5 ×60cm ニース市マティス美術館蔵 ©Succession H. Matisse Photo: François Fernandez

マティス晩年の「切り紙絵」を本格的に紹介
20世紀最大の巨匠のひとり、アンリ・マティスが晩年、精力的に取り組んだ「切り紙絵」に焦点をあてた、日本初の展覧会。彼が後半生を過ごした、南フランス・ニース市マティス美術館のメインホールで来場者を迎える4m×8mの切り紙絵の大作《花と果実》が初来日、また彼の創造の現場であった「アトリエ」で描かれた作品とアトリエを主題とした作品、オブジェ、衣装デザインなど150点以上を紹介。また晩年の彼が手がけた「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」を体感できる空間を再現。

2024年2/14~ 5/27、東京・国立新美術館 企画展示室2Eにて開催
https://matisse2024.jp

『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』

チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》 1888年 油彩、カンヴァス ウスター美術館Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.87/Image courtesy of the Worcester Art Museum

アメリカに広がった、印象派画家たちの作品が集結
第1回印象派展から150周年を迎える2024年、フランスで生まれた印象派が、ヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会を開催。アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館のコレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハ ッサムなどの油彩画約70点を展示。同館の珠玉の印象派コレクションを紹介する日本で初めての機会となります。

2024年1/27~4/7、東京都美術館にて開催
https://worcester2024.jp

建立900年 特別展「中尊寺金色堂」

国宝 阿弥陀如来坐像 平安時代・12世紀 岩手・中尊寺金色院蔵

金色堂内の須弥壇・中央壇の国宝仏像11体が勢ぞろい
天治元年(1124年)、藤原清衡によって建立された東北地方現存最古の建築物、国宝・中尊寺金色堂の建立900年を記念して開催する特別展。金色堂内の3つの須弥壇のうちの、藤原清衡が眠っているとされる中央壇に安置される国宝の仏像11体全てを展示。阿弥陀如来坐像、観音菩薩立像、勢至菩薩立像など、奥州藤原氏によって築かれた平泉の文化水準の高さを窺い知れる貴重な作例が並びます。また、会場内の幅約7mの大型ディスプレイでは、8KCGで金色堂と堂内空間を原寸大で再現。迫力ある美しい映像を体験できる貴重な機会です。

2024年1/23~4/14、東京国立博物館 本館特別5室にて開催
https://chusonji2024.jp/

Drama

TVアニメ 『休日のわるものさん』

ヒーリングコメディコミックがアニメ化
「ガンガンpixiv」(スクウェア・エニックス刊)で連載中の森川 侑原作コミック「休日のわるものさん」がTVアニメ化。地球侵略を目論む悪の組織で”将軍”と呼ばれている「わるものさん」や個性豊かなキャラクターたちが、争いを封印して休日を過ごす様子乎描く。オープニングはシンガーソングラ イターのいゔどっと、エンディングはロックバンドGLASGOWが担当。

【原作】森川 侑 (掲載「ガンガンpixiv」 スクウェア・エニックス刊)
【監督】小高義規
【声の出演】浅沼晋太郎、⻫藤壮⾺、中村悠⼀、石橋陽彩、江口拓也、加隈亜衣、山村響、梅原裕⼀郎
©森川侑/SQUARE ENIX・今日は休日委員会
2024年1月より、テレ東、テレビ大阪、BS日テレにて放送

Story
地球侵略を目論む悪の組織で”将軍”と呼ばれる「わるものさん」は、地球防衛組織「レンジャー」と日々死闘を繰り広げている。けれど、今日は休日。日々の激務に疲れた心⾝を癒すべく、パンダを見に動物園へ、アイスを買いにコンビニに。本作は完全オフモードで充実した休日を過ごす“わるものさん”の日常を描く。

私がおすすめ 株式会社サーティースリー 前木理花さん
メインビジュアルのインド風(?)メイクが本番でどうなるか注目
悪の組織で日々死闘を繰り広げる「わるものさん」が、ゆるやかな休日を過ごす姿を描く、日々をあわただしく駆け抜ける方々を癒すヒーリングコメディです。登場人物たちの勤務中と休日の姿のギャップもぜひ楽しんで観てください。

浅沼晋太郎さん演じる主人公「わるものさん」のように、思い思いの癒しの休日を過ごしたくなる作品です。
「わるものさん」の心を奪う、愛くるしいパンダにもご注目いただきたいです。

 

取材・文/山西裕美(ヒストリアル)

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