【ユニクロ】元旦発売・吉岡徳仁氏デザインの洗える高機能布マスク「エアリズム3Dマスク」徹底レビュー

マスクに求められる機能・繰り返し洗濯して使用可能・なめらかなつけ心地の3大機能を備えた『ユニクロ（UNIQLO）』の新作布製マスク「エアリズム3Dマスク」（2枚組・￥990）が、2022年1月1日（土）から発売されます。カリスマデザイナーの吉岡徳仁さんが手がけた超スマートデザインのマスクで、新たな年の感染対策をすっきりリフレッシュしましょう！

敏感肌なエディター沖島の救世主だった『ユニクロ』のエアリズムマスク

暑くて苦しいマスク生活にすっかり凹み「涼しいエアリズム素材でマスクを作ってくれ〜!!!」というユーザーからの熱望にお応えするかたちで『ユニクロ』から「エアリズムマスク」が爆誕したのは、世の中がまだまだマスク不足だった2020年6月のこと。東京・銀座のグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」オープン当時の目玉商品として発売スタートしたのもあり、快適なつけ心地の高機能マスクを求める人で長い行列ができました（不織布マスクをつけると、30分もすると顔の下半分がムズムズしてきて、2時間経つころには顔面が明太子のように真っ赤っかに腫れ上がってしまう超敏感肌・エディター沖島ももれなくそのひとりでした）。

画像（↑）上が2022年元旦発売の「エアリズム3Dマスク（2枚組）」（￥990）、下が2021年6月発売当時の「エアリズムマスク（3枚組・2020年モデル）」（￥990）です。初代に比べ、新作は格段にスマートでスタイリッシュなデザイン！ 新モデルのデザインを手がけたのは、国内外で活躍するカリスマプロダクトデザイナーの吉岡徳仁さん。なんと100パターン以上（！）もの試作を繰り返して完成させたという渾身のフォルムは、すっきりとした立体感とシャープなフェイスラインが特長です。

『ユニクロ』エアリズムマスクの安心設計

『ユニクロ』のエアリズムマスクは、直接肌に触れる面と表面に、ドライ・接触冷感・抗菌防臭・高ストレッチ機能に優れたなめらかなエアリズム生地を採用し、その間に不織布フィルターを差し入れた3層構造。これがBFE99%カットを達成し、細菌が付着した飛沫や花粉などをブロックします（＊）。

＊マスクは感染（侵入）を完全に防ぐものではありませんが、「エアリズム3Dマスク」は一般財団法人カケンテストセンターにて下記試験を実施しています。
●（初期値）バクテリア飛沫捕集（BFE）99％カット ※ASTM F 2101 バクテリア飛沫捕集（ろ過）効率試験
●（初期値）花粉粒子捕集効率99％カット ※花粉粒子捕集（ろ過）効率試験

「エアリズム3Dマスク」の3層構造をわかりやすく分解するとこう（↑）。このマスクは洗って繰り返し使える仕様（ネットに入れて洗濯機でOK）ですが、20回ほど洗濯しても型崩れしにくく、効果がほぼ持続するそうな。頼もしいですね！

画像（↑）は、『ユニクロ』2022春夏展示会で掲示されていた、エアリズムマスクのユーザーボイスをまとめたパネル。とくに、“不織布が入っているので、安心して使える（男性 / 40代）”の声には首がもげるほど激しく同意あるのみで、なぜなら布マスクをつけているとときどき「報道であれだけ不織布マスクが推奨されているのに、いまだに布マスクつけてるこの人って一体......!?」と責めるような視線を浴びたり、ときには口頭で安全性の問題を指摘されることもありました（その場合は「『ユニクロ』のエアリズムマスクはちゃんとしたフィルター採用なんですよぅ」という説明をして納得していただくも、言い訳しているみたいで、心は地味に凹んだのであった）。

新「エアリズム3Dマスク」のディテールをチェック！

新「エアリズム3Dマスク」は、縫い目をなくした完全シームレス構造により、フィット感をより高め、型崩れしにくいデザインに進化。（写真左上）“AIRism”のロゴがプリントされているほうが肌面です。上下の向きも見分けやすい！（右上）耳にかけるゴムにアジャスターがついていて、フィット感の調節が可能になりました。（右下）従来品に比べて1枚減った2枚組￥990ですが、この機能とデザインでこの値段は断然おトクです。（左下）表面にはUVカット機能もついています。

新「エアリズム3Dマスク」をつけてみた！

新「エアリズム3Dマスク」を着用してみたら、つけ心地はツルッとなめらかなまま、従来品に比べてごく薄手なので、より呼吸や会話がしやすくなった気がします。ノーズワイヤーは入っていませんが、鼻の上からあごの下までしっかりカバーしてくれる安心設計。顔の大きさや好みのフィット感に合わせて耳にかけるゴムの長さを調節でき、長時間耳にかけていても痛くなりにくい構造です。さらに、鼻から口にかけてのラインが丸いシルエットになっていて唇に密着しないので、ファンデーションやリップがマスクにつきにくいのです。

3色のカラバリ、4サイズ展開。

カラバリは3色で、ホワイトのほかにネイビーとピンクがあります。ネイビーは端正な印象で、スーツやジャケットにも似合いそう。色つきマスクに厳しめなビジネスシーンにも気兼ねなくつけられそうです。サイズは、エディター沖島がつけているM（小さめ）と、S（子ども向け）・L（ふつう）・XL（大きめ）の4サイズ展開。つける人や顔の大きさに合わせて選んでみてくださいね。

「エアリズム3Dマスク」は2022年元旦発売！

以上、吉岡徳仁さんデザインで、マスクの性能と機能美を両立させた新「エアリズム3Dマスク」をご紹介しました。発売日は2022年1月1日（土）、全国の『ユニクロ』店舗および公式オンラインストアで発売スタートします。初売りのついでにぜひチェックしてみてくださいね。

※掲載されている情報は2021年12月27日のもので、個人的な見解や私物が含まれます。最新の情報はメーカーの公式オンラインストアや店舗にてご確認ください。 ※本マスクは感染（ウイルスの侵入）を完全に防ぐものではありません。 ※「エアリズムマスク」はオールシーズン用です。マスクに冷却効果はありません。 ※環境省や厚生労働省より注意喚起があるように、高温や多湿の環境下でのマスク着用は、熱中症の原因となる場合があります。激しい運動時、および炎天下でのご着用は避け、注意して着用してください。

Senior Writer：Asami Okishima