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2023年10月31日

仕事を覚えるための「メモ・ノートの取り方、活用の仕方」

仕事を覚えるメモの取り方 タウンワークマガジン townwork
新しい仕事を覚えるのに役に立つメモですが、メモの取り方を工夫することで、効率よく仕事を覚えることができます。ここでは、メモの取り方のコツだけでなく、取ったあとのメモの活用法も合わせてご紹介します。

メモを取る効果とは

情報が整理され早く覚えられる

メモを取って文字にすることで情報が整理され、早く仕事を覚えるのに役立ちます。また、メモは備忘録としての役割も担うので、一度に覚えられなかったことのバックアップのためにメモをとることは有効です。

あとで見返して復習できる

取ったメモを後で見返して復習することで、記憶が定着します。見直す際は、実際の作業をイメージながら、なぜ各作業が必要なのかを考えると仕事の全体像が見えやすく、覚えるスピードがあがりやすいです。メモを見る中で、わからないところが出てきたら、後日確認し、再度メモに残しておくと良いです。

やり忘れ、やり残しを防げる

仕事を覚える際に、作業の順番や忘れがちなことをメモしておくことで、高い精度で仕事の覚えることができます。仕事が重なって忙しいときなどもメモは役立ちます。やるべきタスクをメモしておくことでやり忘れややり残しも防げます。

仕事を教えてくれる相手に安心感を与えられる

仕事を教えている側もメモをとっている姿を見る事で、「しっかり聞いているんだな」「仕事を覚える意欲があるな」ということが伝わります。

 

メモを取る準備:メモ帳のサイズ・デザイン

おすすめのメモ帳サイズ

飲食や販売関連など立ち仕事の場合は、ポケットサイズのメモ帳がよいでしょう。携帯しやすく、取り出しやすいものが最適です。動きながらメモをとるような場合は、メモを後でまとめなおすノートを用意しておく方法もあります。事務職であれば、使いやすいサイズでOKですが、一般的には馴染み深いB5サイズやA4サイズが使いやすいです。仕事の大まかな流れを記載したり、付せんを貼ったり、あとで追記するための余白を残したりといった使い方ができるからです。迷ったら大きいサイズを選ぶとよいです。

おすすめのメモ帳デザイン

メモ帳のデザインは主に「横罫線」「方眼線」「無地」のタイプになります。使いやすいものでよいですが、「方眼線」の場合はテキストの他に矢印や図などを書きやすく、「無地」ならもっと自由にアイデアやイラストなども書き込めます。業務の流れなど、矢印や図を使ってメモするなら「方眼線」タイプが書きやすいでしょう。文字だけならば「横罫線」タイプがバランスよく収まります。

 

メモの取り方のコツ

新しいページから始める

仕事を覚える際は、作業ごとに新しいページからメモを書き始めるのがおすすめです。あとで見返すときに、それぞれの作業の進め方がどこに書いてあるか把握しやすくなります。

日付とタイトル(見出し)をつける

いつ、何の仕事についての記録なのか、自分がひと目で見て分かるよう、メモを取った日付とタイトルをつけておきましょう。あとからでてくる疑問や追記事項も、その欄に記載すれば情報が一元化でき、まとまります。

余白を残しておく

後日、情報をつけ足したり、修正や変更が加わった場合に備えて余白を残しておきましょう。自分なりの疑問やアイデアを書き留めておくのにも役立ちます。

色を使い分ける

ベースを黒にし、大切な部分を赤にするなど、色分けするとより情報が視覚化され、あとから見てもわかりやすくなります。ただし、たくさんの色を使うと何が重要なのか分かりにくくなるので、3色以内に抑えましょう。例えば、基本は黒、重要な部分は赤、疑問は青など、自分なりに決めておくと混乱しません。また、重要な箇所は、なぜ重要なのかのメモを書いておくのがおすすめです。単色のペンしかない場合は、丸で囲ったり、下線を引いて強調しておきましょう。

1ページ内にまとめる

作業ごとに取るメモは、1ページ内にまとめるようにしましょう。タイトル(見出し)と同じく、あとで見返すときに見つけやすくなりますし、必要なことが1箇所にまとめられているので見返すときに必要なことを抜け・漏れなく確認することができます。

メモを取ることに集中しすぎない

上司や先輩から仕事を教えてもらう際、メモを取ることに集中しすぎると、教えてもらった内容を聞き漏らしてしまったり、重要度の高さ・低さを把握できなくなってしまうことがあります。メモを取りつつ、教えてくれる先輩の言葉やジェスチャーにも意識を向けましょう。メモ段階ではキレイで正確にメモを取る必要はないので、漢字が分からない言葉などは、ひらがな、カタカナで記入しておきます。

メモをとった後の復習が大事

あとでノートにまとめ直す

仕事を覚えるためにとったメモは、あとでノートにまとめ直すようにしましょう。教わった仕事の内容を覚えているかの確認になるだけでなく、まとめ直すことで情報が整理され、より深く覚えることができます。

疑問があったら次のシフトで確認する

ノートにまとめ直す中で、もっとしっかり確認すれば良かったことや、新たな疑問点が生まれてきます。そういったことがあった場合はメモしておき、次のシフトに入ったときに確認するようにしましょう。

ノートを確認しながら仕事する

ノートにまとめたら、その内容をもとに仕事を進めてみましょう。自分がまとめた内容でミスなく仕事ができれば問題ないですし、足らないポイントがあれば把握することができます。

<コラム:みんなのメモの活用法>

最後に、アルバイト経験のある大学生にとったアンケートから、どのようにメモを取ったか、どのようにメモを活用したかを紹介します。

「常にポケットにメモ帳を入れて、先輩に教えてもらった仕事の手順や商品の特徴、他の店舗に電話を掛ける際のセリフなどを事細かくメモしていました」(大学4年生/25歳/女性)

「とにかく気づいたことをメモして、帰ってから復習して次のバイト前にもう一回見てバイトに行くということを繰り返して仕事を覚えました」(大学3年生/21歳/女性)

「分からないことがあれば先輩や正社員の方に聞き、メモをして実際の作業を通して仕事を覚えました」(大学4年生/22歳/男性)

「メモを取ってわからないところは質問するようにしました」(大学3年生/20歳/女性)

「写真を撮れるところは業務後に写真を撮り、配置を覚えました。また、帰宅後にメモを何度も見返し、自分でイメージトレーニングをしました」(大学4年生/22歳/女性)

※アンケート出典:2023年1月 大学生アルバイト体験調査/N=1547/株式会社マクロミル

※更新履歴:
2023年4月13日
2023年10月31日

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