3日発生した大地震で被害を受けた台湾について、山形県の吉村美栄子知事は、募金箱を設置して救援金を募るなど、支援する意向を示しました。
吉村知事「救援金の募金について調整をしていて、詳細が決まり次第お知らせする」
3日、台湾で起きた大地震では、これまでに9人の死亡が確認され、ケガ人は1000人を超えています。
台湾は県内の観光にとっても大きな存在。去年台湾から県内に宿泊した人は、国別で最も多いおよそ4万6000人にのぼっています。
吉村知事「人的な交流、経済交流、観光交流という点で重要な地域でありますので一日でも早い復旧復興を願っている」
吉村知事は、救援金を募金箱やネットなどで募り、台湾への支援をする意向を示しました。
また、小林製薬の紅麹を使ったサプリメントで健康被害が相次いでいる問題では。
吉村知事「7名の方から健康被害の疑いがある旨の相談がありました。」
県内でも、サプリメントを摂取した2人が入院したことから、県では今月1日から県内5つの保健所に問い合わせに対応する相談窓口を設置していて、きのうまでに7件の健康被害を訴える相談があったということです。
健康被害以外にも「今は症状がないが心配」「紅麹が着色料として使われているが食べてもよいのか」などの相談が58件寄せられているということです。
県では、県内の複数の小売店への聞き取りで対象の小林製薬製の商品は撤去されているとしていて、販売商品の回収状況を各保健所で確認しているということです。
