宇宙少年ソランについて

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

今日の視聴感想でも書く。21エモンが正直私には無理だったので、その後に見ようと考えていた宇宙少年ソランについて今から書く事にする。さわりの1～3話まで #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/mwzCZsHjEQ

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この作品について鉄人、エイトマン、スーパージェッターと並ぶエイケン4大SFアニメのはずなのだが、それら3作品と比べると後年で触れられる機会が今一つ少ない。もしかしたら手塚治虫先生のW3事件の件の方が今だと有名なのではないだろうかとも #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

思っていたりしていた。またソランは全96話と大分話数が長い事から結構視聴するハードルが高そうとつい私も手を出しづらかった。 #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

だが、動画配信が10月に終わるっぽいので60年代エイケンアニメファンの私として、この機会に見たほうがよいだろうと思いきってみる事にした。全96話が4000円で見れるとか凄いリーズナブルということもある（汗） #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんな感じだが、この作品も半世紀以上前にここまでやっていたのかと興味を惹かれる題材やSFガジェットが結構目立つ。 #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

OPで歌われている秘密のペンダントだが、彼の父が反陽子弾を開発してしまった為、それが悪用される事を恐れた故に設計図を何処かに隠し、その地図が隠されているらしいのだ。 #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/FLxsAK3VTj

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

その為、反陽子弾を巡ってのペンダント争奪戦が話の本筋として展開される。この辺りの背景が結構時代を先取りしているような気がする。そんでもってそのペンダントは2組存在している為、1組のペンダントだけでは半分の地図しか手に入らない事から #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そのもう1組のペンダントが必要となる。その上ペンダントの所有者はソランが生き別れた姉・ひとみが所有しているらしい。この作品は最終的に姉との再会で幕を閉じるという事は聞いたことがあったのだが…… #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この辺りで秘密のペンダント争奪戦は全体を通して描かれそうな感じがする。また生き別れの姉を探してのソランの戦いというのも大分この頃を考えるとドラマチックな要素が強いのではないかと #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そして立花夫妻は反陽子弾を開発した事から地球を巻き込む事を恐れて宇宙へ亡命した過去がある。だがその先でエンジントラブルによりまだ2歳のソランを脱出させて二人とも事故死してしまう #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/mEUkEayed0

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そして、漂着した惑星ソランが地球の15倍の重力であったことから、ソランはその環境に適したサイボーグとして改造されて地球へ帰ってきた。彼曰く宇宙からの交換留学生。 #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/P6S5sgVvlE

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

あとアニメでは何気にサイボーグの主人公が登場した最初の作品になるのではないかと（エイトマンが曖昧な概念なので判断に迷う） #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんでもってエイトマンの場合地球の若者が機械の体で蘇生した経緯に対して、ソランの場合は地球ではない異なる星で育った機械の体の持ち主として……意外にも序盤から結構地球人から迫害される展開が多かったりするのだ。 #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この辺りはソランがお世話になる若月博士の娘ミカとの絡みでも、ファースト・コンタクトから早々描かれる。故郷では料理の味に無頓着だった事もあるそうだが、サイボーグであるがゆえに料理の味が分からないソランに対して #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/KCpMR52ldv

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ミカは思わず「サイボーグだなんて気持ち悪い!」と冷たい言葉を浴びせてしまう #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんでもって、チャッピーが予知能力を持つ為野球の試合結果を次々と予知してしゃべりだすせいで、観客からも化け物呼ばわりされてしまう。この辺りはソランが実況やテレビの放送を楽しむ地球の概念を理解してなかったのもあるが #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/bHjneZQsrr

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ソラン「人間に戻りたい、時速350kmで走れなくてもいい、水の中で息ができなくてもいい。僕は普通の子供になりたいんだ。でないと折角探し当てても姉さんもミカちゃんみたいに僕を嫌いになる」 第1話にしてこのセリフ #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/i52HyYRAok

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

と中々当時でも影を孕んだヒーロー像をしていた所に驚かされる。この辺りの守るべき人々から迫害される主人公像は、同じエイケンヒーローアニメの遊星仮面へとも継がれていくのだと思うのだが…… #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

第2話でも、潜水して海底の巨大要塞を写真に収めて警察に伝えるシーンがあるのだが、子供が「深海を潜ってシャッターを押したとは思えない」と疑われてしまい、 #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/9H7IchMuBE

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

それでも、本当です!とソランが主張すればそんな超人的な身体能力を持つ人間は水棲人のスパイだ!とかまで疑いをかけられてしまい、逆上した先でついはずみでテーブルを粉砕してしまい、化けものだと警察からも白い目を向けられて信じてもらえないという…… #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

なんというか中々この辺りの当時を考えるとヘビーな葛藤は驚かされる。そんな世間の白い目に耐えて唯一の肉親である姉を探し求めるソランだが……この辺りのカットとか正直半世紀以上前を考えると大分可愛い。ショタホイホイ #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/B9UPvZGacP

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

というべきか、当時ソランは女子層の人気が高いある意味元祖ショタコンっぽい作品らしいとかだが、分からなくもないような気がした。ヒロインのミカちゃんも松尾佳子さんの演技も含めて今見ても結構可愛い #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/F9YrPJiIs0

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんでもって、相棒のチャッピーだが、当時では珍しい♀のマスコットキャラクターとしてある意味もう一人のヒロインとも言えなくもない。当時の男児SFアニメで女の子が二人（姉を含めれば3人）いる環境も珍しいのでは？ #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/u3J8LPoqzI

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

と絵柄も当時の作品を考えるとシャープな硬質タッチとも、簡略化されたデフォルメタッチとも異なるソフトタッチな辺り（回ごとに作画は安定しないとはいえ）も含めて、当時の作品の中では女児向けっぽい匂いもほのかに漂わせた作品になっているのではないだろうか…… #宇宙少年ソラン

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

とりあえず第1話は先ほど述べた通り。余談ながらソランを引き取った古月博士は科学者ではなく考古学者という設定はちょっと珍しい。お茶の水博士、敷島博士、谷博士のような当時のSFアニメでの科学者が見る限り不在っぽい #宇宙少年ソラン pic.twitter.com/PIW4mLZHs0

拡大