麻雀漫画家歴36年目を迎えた男がいる。片山まさゆき氏(56)だ。「本当に麻雀が好きなんですよ。だって毎日のように打っているんですから」と、連日打ち続けても増すばかりの麻雀熱が、そのまま作品に反映されている。女流プロの成長を描いた「打姫オバカミーコ」は、実際の女流プロにも影響を与え、ファンにとっては入門書としても愛読されている。長年、麻雀を描き続けてきた片山氏に、麻雀との関わり、ストーリーの構築について聞いた。