【SixTONES】バカレア組、結成秘話、デビューまで道のりが全て分かる

【SixTONES】バカレア組、結成秘話、デビューまで道のりが全て分かる

今回は、2020年にX JAPANのYOSHIKIさんプロデュースの「Imitation Rain」でジャニーズ事務所からデビューした「SixTONES(ストーンズ)」のデビューまでの道のりについて紹介していきます!

この記事を読めば、SixTONESの前身である「バカレア組」時代から約2年の空白期間、そしてSixTONESとして6人が集結してからのデビューまでの道のりについて知ることができます!

SixTONES(ストーンズ)ってどんなグループ?

SixTONES(ストーンズ)のデビューまでの話を深掘りして行く前に、まずはSixTONESがどのようなグループなのかについて簡単に紹介していきたいと思います!

SixTONESは2015年に結成されたジャニーズのアイドルグループで、メンバーはジェシー、京本大我、松村北斗、田中樹、高地優吾、森本慎太郎さんの6人で構成されています。

デビュー前のJr.時代から圧倒的な人気を誇り、YouTubeチャンネルの動画の再生回数や単独公演の公演数、動員数などでもトップをひた走っていました。

特に彼らの「歌唱力」と「ワイルド感」、そんなイメージからは想像のつかない「トークの面白さ」が最大の魅力ですね。

デビュー曲はX JAPANのYOSHIKIさんが作詞作曲した「Imitation Rain」と言う曲で、「これがジャニーズのデビュー曲!?」と思わず言ってしまいそうな壮大なダンスロックバラードとなっています。

コンサートではワイルドさを存分に発揮したパフォーマンスが魅力的で、キラキラした王子様というよりも「黒がよく似合うスタイリッシュさの塊」というグループですね!

そんな彼らがデビューまでどのような道のりを歩いてきたのか。彼らがSixTONESとしてこの世に誕生する原点、「バカレア組」時代から見ていきたいと思います。

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「バカレア組」時代からSixTONES結成までの歴史

2012年 1つのドラマから生まれた「バカレア組」

SixTONES(ストーンズ)の結成のキッカケは、ある一つのドラマでした。それは、2012年に放送されたドラマ「私立バカレア高校」。当時ABC座というABC-Zが初座長を務めていた舞台に出演していた6人に、私立バカレア高校のドラマで主役をやってもらうという旨が伝えられ、このドラマが誕生しました。

このドラマはジャニーズJr.とAKBグループの期待の若手が共演したいわゆる「不良ドラマ」。頭も良くなく毎日喧嘩に明け暮れる生徒たちが通う最凶ヤンキー高校こと「馬鹿田高校」と、それとは対照的に上品で成績も優秀なお嬢様たちが通う「第一カトレア学院」の合併が決定するところから物語は始まります。

全く異なるバックボーンを持った生徒たちが新たな価値観に触れ、自分とは異なる他者の存在と向き合い、少しずつ変化していく心情をその若さゆえの激しさに乗せて描かれたドラマです。そんな「馬鹿田高校」の通う生徒たちの中でも、特に喧嘩の強く仲も良い主要キャラたちを演じたのが、まさに現在のSixTONESの6人なんです!

つまり、彼らの「6人としての時間」は今から8年も前に始まっていたんですね。

ジャニーズ事務所の共演者としては、ドラマ本編では2年”ダブって”しまって主人公たちと同級生になった、お調子者で喧嘩は弱いが人一倍仲間思いなキャラを演じたHey!Say!JUMPの高木雄也さん、そんな彼らに怯えつつも学園で平穏な生活を過ごしたいと願う教師役を演じたKis-My-Ft2の宮田俊哉さんがいます

MEMO

このドラマの主題歌はKis-My-Ft2の「Shake It Up」で、今となってはSixTONESにもSixTONESファンにも思い入れの深い楽曲となっていますね。

当時彼らはまだ10代半ば。事務所がこれからの未来を担って行くであろうJr.を選抜してキャスティングしたであろうこの作品は、深夜帯ながらも当時大きな人気を博し、そのままついに映画化まで果たします。

映画版ではさらにKis-My-Ft2の玉森裕太さん、舞台などを中心に活動する内博貴さん、そして現在ではSnowManとしてデビューした皆さんとも共演をしていますね!

ドラマ、映画の放送後の6人の勢いは凄まじく、もともと幼少期から多くのドラマに出演し、多くのJr.を従え一度センターでCDデビューを果たした森本さんや、こちらも同じく「中山優馬 w/B.I.Shadow」としてCDデビューを経験している松村さんと高地さんなど、実績は十分だっただけに多くのファンがつきました。

正式なグループではないものの、通称「バカレア組」として舞台やジャニーズJr.のための歌番組「ザ少年倶楽部」などのステージに6人で立つ機会が一気に増えました。

MEMO

デビューが決定した後のYouTubeの動画では、当時バカレア組として活動していた時は6人でバーベキューした後「東京お台場 大江戸温泉」によくきていたと語っていました。

極め付けは、当時はABC-ZやSexyZoneといったすでに盤石の人気を博していたグループのみがメインを担当できる「Johnny’s Jr. Johnny’s Dome Theatre〜SUMMARY〜」で急遽この6人をメインにした公演を行うほどでした。

当時の映像では、メンバーの松村さんが「これで大したことないって思われたらそれで終わり。それが一番プレッシャー。」と語っており、彼らの感じていた重圧は相当なものだったのだろうと想像できます。

さらに多くのテレビ出演や雑誌なども彼らを特集としたものが増え、まさに名実ともにジャニーズJr.の中で最も勢いのあるユニットの一つとして君臨していました。

2013年 突然バラバラになった6人。自然消滅状態に

その勢いのままスターダムを駆け上がると思われましたが、「劇場版 私立バカレア高校」の上映が終了し、ほどなくして「バカレアフィーバー」が落ち着いてきたころ、2013年1月に放送された「ザ少年倶楽部」でKAT-TUNさんの「SIX SENCES」を披露したのを最後に、彼ら6人が揃ってパフォーマンスを行うことはなくなりました。

突然それぞれが分裂した状態で活動することになり、多くのファンは戸惑いを隠せませんでした。

ジェシーさんと松村さんだけはシンメ(立ち位置的な意味で二人組のようなもの)として活動の場をさらに増やして行きましたが、他の4人は以前とは比べられないほど仕事の場が激変。

2人が輝かしい活動を進める一方、4人はもがき苦しんだ時間を生きていました。

MEMO

前述したYouTubeの動画で、松村さんは「漠然とこの6人でやっていくのかなと思っていた」と語っているので、この状態は本人たちにとっても動揺を隠せない出来事だったのだと思います。

特にそれまでのキャリアは申し分ないものであった森本さんは一時期仕事が全くなくなった状態であったとのちに明かしており、「もういいかな、今まで色々なことを経験させてもらったしやめようかなって」と語っています。

京本さんも「一度やめようと本気でジャニーさんに伝えた」、田中さんも「しんどいから辞めたい」という言葉をこぼすなど、当時の複雑な胸中を明らかにしています。

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