コイン投資にはその国の歴史を感じながら価値が上がるのを楽しめるという魅力があります。
さまざまな国や宗教の影響を受けて発展したアゼルバイジャン共和国のコインは、コイン投資を楽しみたい人におすすめの実物資産です。これからコイン投資を始めたい人はぜひアゼルバイジャンのコインもチェックしてみてください。
この記事ではアゼルバイジャン共和国の歴史や概要と、コインの特徴、コイン投資をする上で必要な知識などを解説します。
アゼルバイジャン共和国の概要
まずはアゼルバイジャンの基本的な情報を解説します。
アゼルバイジャン共和国の現行通貨
アゼルバイジャン共和国の現行通貨は「マナト」です。
2022年9月から2023年9月の期間の日本円との為替レートは1マナト＝70〜90円で推移しています。
アゼルバイジャン共和国の基本的なデータ
アゼルバイジャンはカスピ海の西南岸に位置する国です。
国土面積：86,600 km²
023年時点での人口：1014万の国
国名のアゼルバイジャンはペルシア語で「火の保護者」という意味であり、古くから石油が産出することで知られている地域でした。
『東方見聞録』などで知られるマルコ＝ポーロもアゼルバイジャンのことを「食糧にはならないが燃やすのにいい」などと紹介しています。
こうしたことからアゼルバイジャンではゾロアスター教（拝火教）の信仰が盛んな地域でもありました。
19世紀後半から油田開発が進められたことにより、現在アゼルバイジャンの首都・バクーは現在も石油の産地として知られています。
多文化の影響を受けながら発展した国
ゾロアスター教の信仰が盛んだっただけでなく、イスラム教やキリスト教の影響も受けてきた歴史を持つアゼルバイジャンでは多面的な文化が醸成されてきました。
また、アゼルバイジャン語はトルコ語に似ていると言われており、トルコに親近感を抱く人も多いです。
一方で18世紀末には南下政策を進めるロシアとイランのカージャール朝との競争の激化により南北の分断を余儀なくされた歴史もあるため、ロシアからの影響も強く受けている国です。
アゼルバイジャン共和国の歴史
イラン系の民族
アゼルバイジャンが位置する地域はもともとはイラン系の民族が多く住んでいた地域でした。
世界最古の宗教であるゾロアスター教の信仰が盛んであり、この地域には拝火壇など関連宗教施設が数多く建立されていました。
イスラム化
イスラム勢力の拡大が進むにつれ、7世紀にはアゼルバイジャンでもイスラム化が進みます。
11世紀にはトルコ系のイスラム王朝であるセルジューク朝の支配を受け、さらに13世紀にはモンゴル帝国の侵攻によりイル＝ハン国が建てられました。
これらの他民族による支配・侵攻によってアゼルバイジャンではトルコ人、イラン人、モンゴル人などが入り混じることになります。
その後も複数の民族・宗教による支配・侵攻を受けますが、16世紀にはイラン系王朝でシーア派を国教とするサファヴィー朝による支配が始まったことにより、イスラム教シーア派が定着するようになります。
ロシアの侵出による南北の分断
一方で19世紀になるとロシアの南下政策による影響を受け、1804にはアゼルバイジャンで第一次イラン＝ロシア戦争が勃発します。この戦争によってアゼルバイジャンは南北に分断され、北部をロシア、南部をイランに支配されることになりました。
さらに1870年代には現在の首都・バクーでの油田開発が始まり、アゼルバイジャンは産油国として国際的に重要度を高めていきます。
南北分断統治によって現在もイランには多くのアゼルバイジャン人が残っています。
また、この時期にアルメニア人による移住・定住の動きが活発化しました。
こうしてさまざまな国際的事情のため複数の民族が入り混じったことにより、現代もアゼルバイジャン国内では民族対立が続いています。
社会主義国家の誕生
1917年のロシア革命によってアゼルバイジャンでも社会主義国家の建設が進められました。しかし複数の民族が入り混じっていたため、国境の確定が難航し、激しく対立する時代が続きます。
社会主義国家に反対する形で一時はアゼルバイジャン民主共和国が成立したものの、他国からの干渉を受け短期間で崩壊してしまいます。
その後も民族・他国との対立は続き、1936年に南コーカサス三国の一つとして分離を果たし、ジョージア、アルメニアと共に社会主義共和国としてソ連に加盟しました。
第二次世界大戦から現代まで
第二次世界大戦中、アゼルバイジャンは石油産油国としてロシアを支えました。
1945年には複数の民族がそれぞれ独立や国家の樹立を宣言し、さらに東西冷戦の影響を受けた結果「アゼルバイジャンの危機」と呼ばれる衝突が繰り返されることとなります。
1991年のソビエト崩壊によってアゼルバイジャンは共和国として独立国家共同体となりますが、現在も民族・宗教対立による紛争が続いています。
アゼルバイジャン共和国と日本との関係
1992年9月7日に日本とアゼルバイジャンの外交関係は始まりました。
日本はアゼルバイジャンの経済発展とアゼルバイジャン国内での紛争解決を手助けしたこともあるため、アゼルバイジャンには親日な人が多いです。
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アゼルバイジャン共和国のアンティークコインの特徴
独立国家としての歴史が浅いため、アゼルバイジャン共和国のコインは国内で発行される記念コインが狙い目です。適度な希少性と手頃な価格という特徴を兼ね備えたコインが多いことから、将来性が期待できます。
アゼルバイジャン共和国のアンティークコイン3つ
以下ではアゼルバイジャン共和国のコインの中でも将来の資産価値が期待できるものを3つ紹介します。
ヘイダル・アリエフ 100マナト金貨
描かれている肖像画は、アゼルバイジャン共和国の第三代大統領であるヘイダル・アリエフのものです。ヘイダル・アリエフは30年以上という長期間、安定的な政治を行った大統領として、現在も歴代大統領の中でも人気を集めています。
裏面にはアゼルバイジャンの国土が描かれ、アゼルバイジャンの独立が永久的かつ不可逆的なものであるという旨が記されています。
バクー欧州競技大会アーチェリー 5マナト銀貨
2015年に首都・バクーで開催されたヨーロッパ競技大会を記念する5マナト銀貨です。この大会では水泳、ボクシング、陸上競技、などの競技が開催され、ヨーロッパ50ヵ国から集まった約6000人が参加しました。
この5マナト銀貨に描かれているのはアーチェリーの様子です。
FIFAワールドカップ・カタール大会 5マナト銀貨 2022
2022年にカタールで開催されたFIFAワールドカップを記念する5マナト銀貨です。
発行数は5000枚であり、99.9％が銀であるため、今後価値が上がるのではないかと考えられます。
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アンティークコインの魅力や市場価値・過去10年間の価格推移などについて詳しく解説しております。
コイン投資に向いているコインの種類
コインは発行された時代によって市場での呼び名や扱われ方が変わることがあります。
市場での呼び名は希少性や人気度のヒントにもなります。
つまりコインの種類を把握することは将来の価値を予測する上での重要な材料となるということです。
以下ではコイン投資に向いているコインの種類を紹介します。
アンティークコイン
100年以上前に発行された、古代以降中世期のコインのことを一般的に「アンティークコイン」と呼びます。
「中世」の定義は曖昧な面もあり、国によって解釈も異なるため、アンティークコインも明確な発行時期が定められているわけではありません。
封建主義の時代に発行されたものを「アンティークコイン」と呼ぶ風潮もあります。
古代コイン
紀元前後あたりに発行されたコイン・貨幣のことを「古代コイン」と呼びます。数千年前の鋳造技術で作られているため、見た目が原始的であるのが特徴です。
金や銀など貴金属の塊に特定のモチーフを刻印する形で通貨としての機能が示されています。
刻印のモチーフは信仰されていた神様などだけでなく、フクロウなど象徴的な動物が使われることもありました。
近世コイン・近代銭
日本の昭和初期ごろまでに発行されたコインのことを「近世コイン・近代銭」と呼ぶことがあります。
近代的な造幣技術によって製造されたコインは作りがしっかりとしていることから、見た目の印象が現行貨幣に非常に近いのが特徴です。
手に持った瞬間に親近感を抱く人も多いのではないでしょうか。
この時期には通貨としての機能を持つことを示すために肖像画や動物などモチーフが刻まれたものだけでなく、戦勝や即位記念などを祝福するメッセージ性の高いものも発行されました。
素材には金や銀などが使用されていることも多いことから、貴金属としての価値も期待できるコインです。
古銭
明治維新よりも前に発行された日本のお金のことを一般的に「古銭」と呼びます。
時代劇や日本の昔話に登場する大判・小判といった貨幣や、『ルパン三世』の銭形平次が投げる穴銭などが「古銭」にあたります。
貴金属としての価値はもちろんのこと、歴史的価値も有するものでもあるため「古銭」は非常に高価な値段がつけられることも珍しくありません。
現代コイン・現行貨
戦後から現代に至るまでの期間に発行されたコインのことを「現代コイン」と呼びます。
造幣技術の発達により、偽造防止技術が施されたものが多いのが特徴です。また、金や銀などの貴金属を使用せず、卑金属であるアルミや、青銅・白銅といった合金が使用されることも多いです。
さらに「現行貨」は現在も製造されている貨幣を指します。自動販売機などでも使用できます。
記念コイン
コインの発行目的は貨幣としての機能だけではありません。古代からコインは政治的なメッセージを国内外に広く伝える機能も果たしてきました。
そのため現代でも戦勝や王室・皇室での慶事、スポーツの世界大会など世界的イベントを記念する目的で「記念コイン」が発行されることがあります。
政治的メッセージを発信する手段が多様化した現代ではデザイン性が高いものが多い一方で、コレクター向けに大量に発行されることも増え、希少性は低くなりつつあります。
しかし社会情勢の変化によって価格が高騰する例もあるため、一概に投資に向いていないとは言い切れない面もあります。
地金型金貨
純金や純銀など、貴金属の純度が非常に高いコインのことを「地金型金貨」と呼びます。
純金や純銀は非常に柔らかく、すぐに摩耗してしまう性質があります。コインやアクセサリーとして使用されている金や銀は、強度を高めるために他の金属が混ぜられているものです。
そのため純金や純銀は貨幣として使用するには適さないと言えます。
地金型金貨はコインとしての価値ではなく、貴金属としての価値を重視した上で造られるものであり、コイン投資というよりも貴金属投資に近い実物資産です。
「ただの金の延べ棒よりも多少はデザイン性も楽しみたい」
という人向けと言えます。
アゼルバイジャン共和国のコインが持つ実物資産としての魅力5つ
以下ではアゼルバイジャンをはじめとする古今東西のコインの実物資産としての魅力を紹介します。
1.資産価値としての将来性が期待できる
コイン投資は金融相場や社会情勢の影響を比較的受けにくい資産と言われています。
2008年のリーマン・ショックによって日経平均株価が40％下落した中でもコイン市場は安定的な上昇率を保ってきました。
アンティークコインや記念コインなどは再生産されることもないため、供給量が増えることによる価値の下落リスクもありません。
もちろん例外もありますが時間と共に少しずつ希少度が上がり、それに伴い価値が上がるという特徴があります。
こうした特性から最近ではコレクターだけでなく資産運用の一環としてコインを集めているひとも増えています。
2.比較的低価格から始められる
低価格で始められるというのもコイン投資の魅力の一つです。もちろん高値で取引されるコインも存在しますが、中には数百円から数千円で購入できるものも数多く存在します。
低価格で販売されているものほど希少度が低く、人気度もあまり高くありません。しかしコインは時間の経過とともに価値が上昇するものでもあるため、長く保有することでキャピタルゲインを狙いやすくなります。
実際コイン投資をしている人の約半数は100万円以下の値段でコインを購入しているというデータもあります。
3.時間に制約のある人でも続けられる
コイン投資は購入した後は価値が上がるまでじっくりと待つことで利益が得られます。購入後に細々と相場をチェックする必要はありません。
株式や外貨などの金融商品は社会情勢の影響を受けて価格が変動するため、日々最新の情報を集めなければならず、その分手間がかかります。
購入時の相場の確認だけで始められるコイン投資は、コイン投資は忙しい人でも続けやすい投資です。
4.実物資産の中でも換金しやすい
アートや腕時計、お酒なども投資先として人気ですが、アンティークコインをはじめとするレアコインは数ある実物資産の中でも換金しやすいという特徴があります。
理由の1つは、金や銀などの貴金属が材料として使われていることが多い点です。デザイン性や希少度が低くても素材の金属によっては高値で売却できる可能性があります。
2つ目の理由は世界的にアンティークコインを対象としたオークションが盛んに行われているということです。コインは世界で年間700回以上のオークションが開催されている分野でもあります。
こうした背景からコインは新しい買い手を比較的見つけやすい資産と言えます。
5.その国の歴史を楽しみながら投資ができる
貨幣にはその国の歴史を象徴する出来事が刻印されることも多いです。一枚のコインから滲み出る歴史ロマンを味わいながら続けられるというのもコイン投資の醍醐味と言えます。
アンティークコイン投資で利益を出すためのポイント5つ
以下ではアゼルバイジャンにかぎらずあらゆるコインでの投資の際に意識すべきポイントを5つ紹介します。
1.適切な方法で保管する
投資対象として扱われる実物資産の中でもコインは特に保管がしやすい資産です。しかし他の実物資産と同様、適切な方法で保管しなければ劣化するものでもあるため、適切な方法で保管する必要があります。
素材に金属が使用されているコインは長時間空気に触れていると表面が酸化し、変色してしまいます。特に金や銀といった貴金属は酸化が進みやすく、変色しやすい性質があります。
空気や湿気に触れない、風通しのいい場所で保管するようにしましょう。
さらに人間の皮脂も変色や劣化の原因になります。直接手で触ることはできるだけ避け、もし直接触れた場合も乾いた布などで丁寧にふきましょう。
湿気対策を施した金庫や引き出し、専用ケースの利用だけでなく、密閉袋に入れて保管する方法などもおすすめです。
2.購入する前に本物かどうかは必ず確認する
コインの中には偽物も数多く存在します。特に人気があり、高い値段で取引されるコインの場合は偽物が出回っている可能性も高いです。
高い代金を支払ったとしても偽物だった場合は投資による利益を出すことはできません。
購入する前に必ず本物かどうかを確認するようにしましょう。
第三者機関による鑑定済みのものであれば鑑定書を確認することで本物かどうかを見分けることができます。
また、販売元の実績や信頼性も重要です。あまり信頼できないと感じる販売元は利用を控えるようにしましょう。
現行通貨の偽物は製造・使用することだけでなく売買することや輸入することも犯罪にあたります。万が一現行通貨の偽物を入手してしまった場合はすみやかに警察に届け出ましょう。
3.できるだけ安く購入するために適切な知識を身につける
コイン投資で利益を出すためには購入時の相場のチェックが非常に重要になってきます。
できるだけ安く購入するために適切な相場情報をチェックするようこころがけましょう。さらに安く販売している店舗を探すことも重要です。
他の金融商品などとは異なり、コイン投資では購入後も最新の情報をチェックし続ける必要はありません。
最新の情報をチェックする手間がかからない分、相場情報や店舗情報は積極的に取り入れていく必要があります。
4.海外のオークションにも目を向ける
国内のオークションでは高く売れないコインでも、海外のオークションに出すことで高額な値段がつけられる可能性はあります。
できるだけ高く売却するためにも、日本国内だけでなく海外のオークションにも目を向けることをおすすめします。
海外のオークション購入時にも活用できます。特にアメリカのオークションでは世界的に人気を集めている価値の高いコインを見つけやすいと言われています。
鑑定済みのものが多く集まる海外オークションでは、日本では流通しないような将来性が期待できるコインと出会えるかもしれません。
ただし、海外オークションを利用するためには語学力やその国でのマナーなどを理解しなければなりません。渡航やコインを持ち帰るためのコストもかかるため、バランスを考えた上で利用する必要があります。
5.価値が上がるまでじっくりと待つ
コインは購入直後に価格が上がるものではありません。また、価格が大幅に変動することも滅多にありません。
時間の経過と共に少しずつ価値が上がっていくものであるため、購入後はじっくりと待つ必要があります。
アゼルバイジャン共和国の他にも注目すべき国3つ
アゼルバイジャン以外にも将来性が期待できるコインを発行している国は存在します。
以下ではアゼルバイジャン以外のコイン投資で注目すべき国を3つ紹介します。
中国
現在中国国内ではコインの価格高騰が相次いで起こっています。
例えば1932年に発行された「孫文1円銀貨」は2000年ごろのオークションでは30,000〜50,000円でしたが、20年後のオークションでは200万円で落札されました。
他にも数千万円の値段がついたものも存在します。
コインの価格はその国の成長・発展度合いから影響を受ける傾向があります。近年急激な成長ぶりを見せている中国では富裕層が増加したことによって、コイン投資も盛んに行われるようになりました。
中国にかぎらず経済的に成長し、富裕層が増加している国のコインは価格が上昇することが期待できます。
インド
インドは古くからシルクロードを介してヨーロッパと交易があったため、紀元2世紀ごろからヨーロッパ的な「コイン」が国内に流通していました。
歴史の中でさまざまな宗教が入り混じり、さらにイギリスの植民地となっていた時代もあるインドのアンティークコインは、時代の変化を味わえるのが特徴です。
ヒンドゥー教的な偶像が描かれたアンティークコインや、イスラム的な文字のみが刻まれたコイン、イギリス女王の肖像画が描かれたコインなど他の国のコインでは見られない図柄の変化がインドのコインでは味わえます。
こうした特徴を持つことからインドのアンティークコインは元々コレクターの間でも人気がありましたが、近年の経済発展がさらに価格を押し上げています。
インドのアンティークコインは希少性の高い特徴的なものが多いだけでなく、経済発展が目覚ましいことから価格上昇が期待できる国です。
イギリス
イギリスのアンティークコインはどの時代のものであっても世界中のコイン収集家から人気を集めています。
イギリスのコインは希少性が高く人気があるだけでなく、貴金属としての価値が非常に高いのが特徴です。
造幣技術も優れており、同じ時代の他国のコインよりも品質がいいものも数多く存在します。
まとめ：実物資産投資としてアゼルバイジャン共和国のアンティークコインはおすすめ
その国の歴史を感じながらじっくりと価値が上がるのを楽しめるのはコイン投資の醍醐味です。
さまざまな国の影響を受けながら発展したアゼルバイジャン共和国のコインは、将来性が期待できるものも多く、楽しみながら投資を続けられる実物資産と言えるでしょう。
投資先としてコインを検討している人にアゼルバイジャン共和国のコインはおすすめです。
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