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2023.08.04

初盆(新盆)の香典はいくら?相場や包み方のマナーも解説します

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毎年夏になると迎えるお盆。故人様が亡くなって初めてのお盆は初盆(新盆)といってご家族様にとっても特別なお盆となりますが、実は初盆(新盆)のお香典マナーは葬儀とは少し異なるため注意が必要です

今回は初盆(新盆)の香典の金額のマナーを初め、包み方や渡し方のマナーも解説します。これから初盆(新盆)を迎えるご家族様や初盆(新盆)にご参列予定の方は、ぜひ参考にしてください。

初盆(新盆)とは

故人様がお亡くなりになり、四十九日の忌明けを過ぎて初めて迎えるお盆のことを初盆(はつぼん)または新盆(にいぼん)といいます。お亡くなりになられて初めて故人様が霊としてお家に帰って来られる一度きりの機会ですので、通常のお盆に行う迎え火や盆棚の設置以外に、お坊さんやご親族、故人様と親しかったご友人などをお呼びし、手厚く供養を行います

お盆の時期について

お盆の時期は地域によっても異なります。多くの地域は8月13日〜16日にお盆を迎えますが、東京や神奈川などの一部では7月13日〜16日の地域もあります。また、沖縄では8月中旬〜9月上旬にお盆を迎え日程はその年によって異なります。このようにお盆の時期には地域差があることを覚えておきましょう。また四十九日の忌明けより前にお盆を迎える場合は、翌年のお盆が初盆となるため注意が必要です。

初盆(新盆)には香典を持参する?

初盆は、お坊さんを招いて法要が行われることが多いです。法要にはご家族様以外にも親族や親しかったご友人などが招かれることがありますが、基本的に、招かれた人は香典を持参するのがマナーです。

初盆(新盆)香典相場

基本的に香典額の相場は、葬儀か法要かによっても違います。また法要の場合でも、故人様との関係性やその方の年齢法要の規模などによっても適正な額は変わってきます。

また初盆では、法要の後にお斎(おとき)といって会食の場が設けられることが多いですが、会食に出席される場合は、その分の費用も考慮した金額をお包みするのがマナーです。

香典額の相場は以下の表をご覧ください。
※相場は地域によっても変わることがあります。また故人様との関係の深さによっても変わるため、あくまでも参考程度にご確認ください。

【香典学相場一覧表】

お亡くなりになられた方 金額相場
祖父母 5,000円〜10,000円
両親(義父・義母も含む) 10,000円〜30,000円
兄弟姉妹(義の兄弟姉妹も含む) 10,000円〜30,000円
おじ・おば 5,000円〜10,000円
子ども 10,000円〜
10.000〜
友人・知人・会社関係者 3,000円〜10,000円

上記の範囲内で、基本的に年齢が高いほどお包みする金額の額は高くなります。

初盆(新盆)の香典金額で気を付けるマナー

続いて香典の金額について、気をつけたいマナーをお伝えします。

会食(お斎)に参加する場合は多めに包む

前述の通り、法要後に会食の席(お斎)が設けられている場合は、香典額に3,000〜5,000円ほどプラスした上でキリのいい数字にした金額をお包みします。また万一お子さんを会食の場にお連れする場合は、その分も金額に加味しておきましょう。

縁起の悪い数字は避ける

数字の4は「死」、9は「苦」を連想させるため不吉とされているため4,000円、9,000円などの金額は避けた方がよいです。

端数が出ないようにする

お包みする金額は5,000円、10,000円のように端数がない金額にしましょう。

引き出物の額も考慮した金額を包む

法要の際には、ご家族様は香典返しとして引き出物をご用意していますので、香典をお包みする際にはそのことも考慮して金額を設定しましょう。

夫婦で出席する場合は倍額包む

ご夫婦でご出席する場合、香典は2人分の額をお渡しするのが基本です。ご家族様は引き出物を出席者の人数分ご用意されるため、連名であっても2人分の金額を包むのがマナーです。

初盆の白提灯代として

お盆の時には、故人様が迷わないように盆提灯を飾る習慣がありますが、初盆では盆提灯のほかに、初めて帰ってくる故人様が迷わないようにと軒先などに目印として「白提灯」を飾ります。この白提灯は近しい親族が1つ用意するのが古くからの慣わしですが、1つで充分なため「複数の提灯を送られても困る」という理由から提灯代として親族が現金を贈る場合があります。その際は、香典とは別に「御提灯代」として5,000円~20,000円をお包みするのが一般的です。提灯代は、香典とは違いお返しが不要となっていますので、受け取ったご家族様があまり負担に感じない程度の金額に設定するのがマナーです。

初盆の香典の包み方、渡し方

ここでは、香典袋の選び方表書きの書き方香典をお渡しするタイミングなど、香典の包み方や渡し方のマナーをお伝えします。

香典袋(不祝儀袋)の選び方

香典袋は、お包みする金額に合わせて見合ったものを選びます。お包みする金額が3,000円程度でしたら水引などが印刷された簡易的なもの、5,000円程度でしたら、印刷+加工がされている高級感のあるもの、10,000円〜30,000円は、黒・白・双銀の水引があるもの、50,000円以上は、双銀の水引に和紙などがあしらわれた高級感のあるものを用意しましょう。

ただし、水引の色は地域によっても異なりますので、年配のご親戚などに確認しておくと安心です。

香典袋の表書きは「御霊前」?「御仏前」?

表書きの書き方は宗派によっても異なります。基本的に上部に下記のような表書きを書き、水引の下部中央に表書きより小さめに名前を記載します。

【表書き】

仏教  「御仏前」「御香典」
神道  「御玉串料」「御神前」
キリスト教 「御花料」

また、「御供物料」であれば、宗教・宗派に関わらず使えますので、迷った時は御供物料としておくと安心です。

ちなみに御霊前は浄土真宗と曹同宗以外の通夜・告別式のお香典の表書きに使うものです。初盆は四十九日後の法要になりますので御霊前は宗派に関わらず用いません。

連名の場合の書き方

ご夫婦や会社関係者の方などで連盟で香典をお渡しすることもあるかと思います。ご夫婦の場合、夫がフルネームを記載し、妻が左に名前のみ記載するのが一般的です。
また会社で連名にする場合は、役職の高い人を中央に書き、左に役職順に記載します

ペンは薄墨?濃い墨?

お通夜や葬儀で持参する香典袋は、薄墨で書くのがマナーと言われて今すが、四十九日を過ぎた初盆では、通常の濃さで問題ないとされています。薄墨で書くことには、「悲しみで手に力が入らない」「涙が落ちて薄まってしまった」「急いで用意したため墨をする時間がなかった」というような意味が込められていますが、初盆は香典袋を用意するまでに充分な時間もあり、四十九日の忌明けも過ぎているため、薄墨でなくてはいけないということはありません。

お札の向きと包み方

香典を包む際のお札の向きは、お札にかかれている人の顔が下にくるように包みます。基本的に中袋に入れて包みますが、中袋が付いていない場合は半紙などに包んでから入れましょう。

香典の渡し方

初盆の法要の場合、葬儀の時にように受付が設けられていない場合があります。その場合は施主に挨拶をするタイミングでお渡ししましょう。また盆棚や仏壇に手をあわせるタイミングでお供えすることもあります。

初盆(新盆)ならではの香典マナーは事前にチェックが安心

故人様がお亡くなりになられて初めてむかえる初盆は、一度きりしかない大切な機会です。しかし同時にお通夜や葬儀とは違った香典マナーもあるため迷われることも多いと思います。特に親族の方は「提灯代」といった初盆特有の慣習もあるため、事前にマナーを調べて、失礼のないように初盆を迎えたいですね。葬儀や法要には宗教や地域性も反映されやすいため、その地域特有の慣習なども考慮する必要があります。もし初盆法要でわからないことがあれば、葬儀・法要のプロである葬儀社にご相談ください

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