公開:2019/07/14 伊藤 みさ │更新:2019/07/14

宮島 管弦祭は幻想的な海の管絃神事、無料で一般参加も

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毎年、旧暦の6月17日に開催される宮島 管弦祭。2019年は7月19日に開催されます。当日のスケジュールや、無料で参加できる「ちょうちん行列」もあり。

夏のはじめに毎年行われる神事、宮島管絃祭(かんげんさい)が2019年は7月19日に開催されます。(毎年旧暦6月17日)

宮島 管弦祭は幻想的な海の管絃神事、無料で一般参加も
以前行われた宮島管絃祭の様子

管絃祭は、宮島の厳島神社に祀られる姫神様を慰め奉るためにはじめられた神事。

厳島神社を造営した平清盛が平安時代、都の貴族の間で親しまれた「管絃の遊び」を、アレンジして導入したのが始まりと言われています。

宮島でちょうちん行列に参加、美しい夜の光の一部になろう(予約不要・参加無料)

宮島管絃祭は、宮島の沖・瀬戸内海に厳島神社の姫神様船が乗る船(御座船)を浮かべ、その上で笛や太鼓・琵琶などで「管絃」を演奏。

これを広島市の江波と阿賀に伝わる漕船が曳航(曳いて航行)します。

御座船(御神体が乗る管絃船)やこれを曳航する漕ぎ船にはたくさんの提灯・飾り提灯がついていて、この光が暗い海を照らしながら宮島とその対岸を往復する様子はとても幻想的。

宮島管絃祭の当日スケジュールは以下の通り。(参考:宮島観光協会)

15時:発輦祭[はつれんさい]
16時:御本殿出御
16時40分:大鳥居前の儀
18時:火立岩[ほたていわ]
19時20分:地御前神社
20時40分:長浜神社
21時30分:大元神社
22時10分:火焼前[ひたさき]
22時30分:客神社前
23時:御本殿還御

御座船が提灯の光と管絃の音色と共に航行する様子は宮島の対岸にある地御前神社の目の前にある浜でも見ることができます。

また、この神事のクライマックスは22時~23時頃。対岸の地御前から宮島へと帰ってきた御座船は、長浜神社・大元神社前で待つ人が手に持つ提灯の灯り(提灯行列)に迎えられ祭典を行った後、大鳥居をくぐって厳島神社内の「客神社(まどろうじんじゃ)」前で祭典と管絃の奉奏。

さらに、回廊で囲まれた狭い「枡形」に入りその場で船が一気に3回廻る場面は回廊に陣取った参拝客を沸かせます。

宮島 管弦祭 写真

管絃祭は15時からスタート。陽が沈み、日付が変わる頃までおよそ8時間も行われる長い神事です。

時間帯によって変わる海の風景や、通常は夜に入る事が出来ない厳島神社の提灯に火が灯り、神秘的な雰囲気になるその様子も素敵です。

また、長浜神社前(宮島中学校の近く)では御座船を迎え入れるちょうちん行列をつくるため、ここに集まった方に無料で提灯が配られます。(数に限りがあります)提灯を受け取り、行列に参加した方は厳島神社の本殿でお祓いを受け、クライマックスも見ることができます。

参加予約は不要で、当日19時30分頃から長浜神社でちょうちんの配布があるので興味のあるかたはご参加を。

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