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ヒレナガハギ

No.
41

お魚図鑑 ヒレナガハギ

ヒレナガハギは、白い体色に黒いライン模様が入っているのが特徴的な、熱帯・亜熱帯性海水魚です。

幼魚のうちは真ん丸で全身に黄色みがかかり、ヒレも常に広げています。

水槽に生えたコケも食べてくれるため、海水魚水槽のクリーナーフィッシュとしても役立つ『ヒレナガハギ』について、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!

ヒレナガハギの基本情報

お魚図鑑 ヒレナガハギ メインイメージ

水質熱帯性海水魚。pH8.1~8.4のアルカリ性の水質を好みます。
水温は25度がベストで、水温・水質の変化に若干弱いです。
サイズ自然界では約40cmになりますが、水槽内では約20~25cm程度で成長が止まります
寿命飼育下では約5~7年と長寿な海水魚です
植物食性のため、植物性の人工飼料を与えます。植物質の餌を与えないと、痩せ細ってしまいます。
混泳温和な性格で、他種との混泳は問題ありません。
同種同士は激しく争うので、基本は1つの水槽で単独飼育しましょう
特徴

日本では関東以南でも見かけることができます

野生個体はごく稀に渦鞭毛藻(うずべんもうそう)由来の食中毒である『シガテラ毒』を持つことがあうため、食用に用いられることはほぼありません。

ヒレナガハギは温和な性格で、スズメダイなど小型の魚でさえいじめることもないので、あらゆる海水魚と混泳できるのが魅力です。
ただし、ヒレナガハギ同士はボロボロになるまでケンカをしてしまうので、基本は水槽1台につき1匹のみを導入しましょう

飼育下での成長は25cmほどまでで止まり、野生個体ほど大きくなりません。そのため、60cm水槽でもギリギリ飼育可能ですが、できればそれ以上の水槽サイズで飼育してあげましょう。また、そこそこの体長なので、中型水槽以上でも映える優秀なタンクメイトです。

食性は完全植物食で、植物質の人工飼料・フレークフードを必ず与えるようにしましょう
『ライブロック』等を複雑に組み合わせたレイアウトを作ってあげると、そこについたコケを食べたり隠れ家として使ったりするため、ヒレナガハギが安心して生活できます

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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント

スタッフのコメント

ヒレナガハギは最低でも60cm以上の水槽に向いており、複数匹での飼育は激しく争うので単独飼育が基本の海水魚です。ただし、他種にはケンカをしかけないので、単独飼育で他種を引き立たせるアクセントになります
また、サンゴ礁を好みますがライブロック単一など、さまざまな水槽レイアウトで飼育できるのが特徴です

ヒレナガハギは、白い体色に黒いライン模様が入るのが特徴的な、熱帯・亜熱帯性海水魚です。
幼魚のうちは真ん丸で全身に黄色みがかかり、ヒレも常に広げています。約4~5cmの幼魚は『ヒレナガ』の名前どおりにピン!と広がる真っ黄色なヒレと体色を持ちますが、成長につれ黒ずんでいきヒレもたたんでしまうので、幼魚のイメージそのままには育ってはいきません。

成魚は威嚇やケンカの際にヒレを伸ばしますが、通常はやや細身の海水魚と言えるでしょう。ただし、成長と共に白と黒のコントラストがはっきりしていくので、見応えが増します。

食性は完全植物食で、植物質の人工飼料・フレークフードを必ず与えるようにしましょう。動物食主体だと上手く飼育することができないので、注意が必要です。

同種間では縄張り争いなどで激しく争うため、ヒレナガハギ同士の混泳はNGということを覚えておきましょう。

ヒレナガハギが泳いでいる水槽事例

ヒレナガハギはその大きさに似合わず、非常に温和な性格です。

飼育下ではよほど特別な環境でない限り、『シガテラ毒』は発生しませんのでご安心ください。しかし、野外で採取した個体などは、シガテラ毒を持つ可能性があります。もし調理する機会があっても、食べないようにしましょう。

自然に比べて狭い水槽内では体長40cm台まで育たないため、60cm水槽でも飼育可能と言われていますが、90cm水槽以上の広々と安定した水量の方が長期飼育につながりますよ

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読みもの

ヒレナガハギについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
東京アクアガーデン公式サイトのコラムと、アクアリウム情報サイト・トロピカにて、情報をご提供しています。

コラム

ヒレナガハギについての情報や海水魚飼育についてを解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。

アクアリウム情報サイト・トロピカ

トロピカでは、海水魚飼育に関する豆知識を細かく解説しています。

その他の淡水熱帯魚やメダカ・金魚などの観賞魚についてや、海水魚などについてをご紹介しています。

ぜひご覧ください!

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執筆者 アクアガーデン

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