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神田うのさん(48)まわりがビックリするくらい、娘の存在で私は変わりました

変わらぬ美しさと抜群のスタイルで、ママたちの憧れでもある神田うのさん。モデル、女優業にとどまらず、自身のコスメのプロデュースやナイトブラのデザインなど幅広い活躍をされています。多彩な才能を持ち、結婚後も自分のスタイルを変えることがなかったうのさんですが、出産してからはご自身もまわりの人も驚くくらい変化したそう。出産から子育てまで、その変化の秘話をお聞きしました。(全2回中の第1回)

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神田うのさんprofile 1975年生まれ48歳。モデルとして芸能活動を開始し、その後バラエティ番組、ドラマ、CMにも多数出演。タレント業以外にも、ファッションやジュエリーのデザインなどその活動は多岐にわたる。プライベートでは12歳の一児のママ。
【INDEX】 ★ 子どもは好きだけど、自分の子どもを産むことは考えていませんでした
★ 仕事より子育て優先の生活に
★ 子育てをしながら、私も成長しました
★ お転婆な私を育てた母が、一番身近な頼れる先輩
★ 母親からしてもらったことを娘にもしてあげたい

子どもは好きだけど、自分の子どもを産むことは考えていませんでした

STORY編集部(以下同)--もともと子どもは好きだったのですか?

もともと子どもは好きで、お友達の子どもと遊ぶのも大好きでした。私も子どもと同じレベルで、お友達感覚で一緒に遊ぶので、男の子は「初恋の相手はうのちゃんだよ」なんて言ってくれる子もいました(笑)。子どもと遊んだりするのは好きだったのですが、自分の子どもとなると考えられなくて。自分が母親になるというのが想像できなくて。自分の子どもはいらない、まだ自分が子どもでいたいしって思っていました。なのでまったく、自分の子どもを……とは正直思っていなかったんですよね。

結婚するときも夫に「子どもは…どうかなぁ…」って濁していたのですが、夫も「無理しなくていいよ」って。でも、結婚してしばらくすると私、夫から「ベイビー」って呼ばれてるんですけど、「ベイビーそろそろ本当のベイビーの方は…」って言われて。

ーー子どもが欲しいと思ったきっかけが何かあったのですか?

35歳のときに、年末からケンちゃん(歌手の美川憲一さん)と一緒に海外旅行に行ったんです。そのとき「来年、あんた年女よね。そろそろ赤ちゃん抱かせてほしいわ」って言われたんですよ。「これから帰ったら、ご主人に“私子どもが欲しいです。今まで待たせてごめんなさい”ってちゃんと言うのよ」って。私も母も祖母も卯年生まれで、3代卯年が続いていて、なんか今年中に授かれたら! って思ったんです。

なので、帰国して夫に「ケンちゃんにこうこう言われまして、今年中に授かりたい!」って話したら、涙を流して喜んでくれて。そうしましたら、大変ありがたいことに授かることができ、年内に出産することができて。娘も卯年生まれになりました。振り返るとそういう運命だったのかなって思います。私に決めさせていたら、のらりくらりとした人生だったかもしれないし。ケンちゃんのお陰ですね。もう、家族みたいな人(笑)。

 

仕事より子育て優先の生活に

ーーお子さんを出産してみてどうでしたか?

出産したらまぁ可愛くて、可愛くて。はじめて自分の宝物ができたって感じでしたね。もうずっと見ていられる。この子さえいればもう何にもいらないって気持ちになりました。こんなに可愛いならもっと早く子どもを、という選択をしてもよかったって思いましたよ。

そこから子育てが始まって、もう仕事なんかしていられない、と思い子育て中心の生活に変えました。今となっては申し訳なかったとは思いますが、赤ちゃんを置いて収録や現場に行くのが嫌で、いろんなブランドもやっていたのですが、どうしても私がやらなければいけない仕事だけにして、他のお仕事はストップさせてもらい、子どもとずっと一緒にいました。

母乳をずっとあげていたのですが、あげればあげるほど愛情がわいてきて、1歳4か月まであげていたくらいです。抱っこ紐で抱っこしながら現場に行ったこともありますが、私がお仕事モードになれなくてママモードになっちゃうんですよ。だからやっぱり無理ってなって。どうしてものときは、シッターさんや母にお願いしたりもしましたが、泣きながら別れるとまた何ともいえない気持ちになって……。仕事と子育てのバランスはすごく考えましたね。それまでは仕事をアクセル全開でやってましたが、子育てをしながらだとノロノロ運転にしたり、ストップしてみたり。

今は娘も大きくなったので、また少しずつ仕事のアクセルを全開にしようと思っています。でも私の中で間違いなく子どもが一番の存在で、最優先になりました。

子育てをしながら、私も成長しました

ーーはじめての子育てはどうでしたか?

子育ては私もはじめてのことばかりで、いろんな経験をしました。プレスクールについて行ったり、習い事も全部ついて行って、朝から晩までずっと一緒にいましたね。そうそう、プレスクールの先生とケンカしちゃったこともありました(笑)。ついつい神田うのが出ちゃって。

周りのママ達はみんなおとなしいんですけど、私は普通に意見を言っちゃって。デザインの仕事をしてきたので、いつも自分が思っていることをしっかり伝えて形にするので、違うものは違うって言ってしまう癖がついていたんです。子どもの世界でも違うと思ったことはすぐに言うので、園長先生にびっくりされました。その話を母にしたらすごく怒られて、謝罪のお手紙を一緒に書いてもらったことも。でも、逆に今でも親子ですごく仲良くしていただいています。子育てを通じて、いろんな経験をして、私自身も成長しました。

お転婆な私を育てた母が、一番身近な頼れる先輩

ーー子育てはお母様に相談することが多いですか?

3人の子育てをした母が一番身近な先輩です。こんなおてんばな私を育てた母ですしね。弟たちは手がかからなかったみたいですが、私を育てるのは大変だったみたいです。母は教育学部出身で、子どもの心理学を学んで教員免許も持っている子育てのプロなので、教えてもらうことが多いです。注意されることもいまだに多いですし、私は反省することもすごく多いです。今も12歳の娘に対してどう接すればいいのか教えてもらっています。

母親からしてもらったことを娘にもしてあげたい

ーー毎日、豪華なお弁当を作られていますが……。

私が高校生のときまでは、母がお弁当を毎日作ってくれて、お弁当のフタを開けるのが楽しみでした。友達からもいつも美味しそうって羨ましがられていました。でも、私はお友達が購買でパンを買っているのが、逆に羨ましく思ったことも。パンも母が作ってくれていたので、購買で売っている、袋に入っているパンを食べてみたくて。

一度、パンとお弁当をお友達と交換したことがあって、購買のパンってこんな感じなんだって勉強になりました。やっぱり私は母のお弁当が好きだなって改めて思ったんです。だから娘にも、開けたときに喜んでもらえるお弁当を毎日作っています。お弁当なんて作ったこともなかったので、母に教わりながら。

おかずをたくさん入れるのは栄養もたくさんとれるし、彩りもよくなるし、フタを開けたとき、わぁってなりますよね。今では超特急で作れるようになりました。全部食べてきてくれるのがもう本当に嬉しくて。私が作ったもので大きくなっているっていうのが私の喜びです。昔はお料理を全くやったことがなくて食べる専門でしたが、娘のためにはやりたくって。やってみたら、彩りを考えたり、デザインと共通していることもあって楽しくなってきて、意外と私できるかもって(笑)。「すごいね。こんなに変わるとは」ってもう夫もビックリしてます。

夫は私には直接言わないですが、お友達には、ママとしてすごくしっかりしてるって言ってくれているみたいで、ママとして頑張っているのを認めてくれているみたいです。忙しくても、仕事をしているからって子育ての手を抜くのは絶対に嫌で、言い訳にしたくないんです。娘にあなたが一番大切だよって愛情を感じてほしいし、本人も愛されて育っているのをわかっていると思います。こんなに私が変わったのは、娘への愛情以外ないと思います。ただただ愛情です。娘の存在が私を変えましたね。

後編では、12歳になる娘さんのこと、ご自身の美容やこれからのことをお聞きします!

トップス¥116,600スカート¥94,600(ともにステファノ モルタリ/三喜商事)シューズ¥126,500(クリスチャン ルブタン ジャパン)ピアス¥2,013,000ネックレス¥1,914,000リング¥1,628,000バングル¥2,266,000(すべてメシカ/メシカジャパン)

衣装協力SHOP LIST
クリスチャン ルブタン ジャパン03-6804-2855
三喜商事03-3470-8233
メシカジャパン03-5946-8299

Peau de Bijou UNO(ポー・ド・ビジューウノ)

撮影/沼尾翔平 ヘア・メーク/胡桃沢和久 スタイリスト/西野メンコ 取材/山崎智子

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