以下の内容は、Stay Home Airlinesの活動するDiscordサーバー向けに用意された物です。変更があった際には迅速に更新するようにして参りますが、差異がある場合にはDiscordサーバーで公開している物を優先します。サーバーで公開している内容は入社前にも確認出来るようになっています。
第1章 〜General〜
1-1 目的
この規程は運航乗務員を対象にAirmanshipや運航理念などのPolicyを定め、その他関連規定のとともに、運行の安全の業務の円滑な遂行を期し、運航品質の向上を目的とする。
1-2 効力
運航乗務員はPolicy manualに従って行動すること。そのために、内容を熟知し、遵守しなければならない。
1-3 設定及び変更
Policy manualの変更については検討委員会を設置し、都度、運営管理者の承認により発行される。
1-4 提示
Policy manualは常にDiscordサーバーに掲示され、サーバー所属者のみに公開とする。ただし、運営管理者が認めた場合は、この限りではない。
第2章~Policy~
2-0 Stay home but we can fly from home
様々な理由により、飛行機への搭乗ができない人たちに、家にいながらにして、空を飛ぶことの楽しさ、素晴らしさを提供するため、向上し続けること。
2-1 Airmanship
最新のシステムや、厳しい訓練を乗り越えでも、100%の安全は得られない。これを克服できるのはAirmanshipである。 Airmanshipは1日にしてならず、謙虚な姿勢、学ぼうとする意欲、たゆまぬ努力と研鑽によって修得できるものでる。
2-2 運航品質
1.安全より優先されるものはない
安全はお客様との絶対の約束であり、運航中は不安を与えるような言動、行動は慎むこと。どんな困難にでも立ち向かえるように常に航空機システムや関連法規の知識を深め、疑問は曖昧にせずに相談すること。
2.快適性
旅客搭乗時のアクロバット飛行は禁止する。常に快適性を考え、操縦に努めること。ただし、運航本部長が認めた場合はこの限りではない。
2-3 旅客との関わり
運航乗務員は常にSHAの代表として振る舞い、お客様を大切にすることを忘れないこと。 なお、緊急事態や迷惑行為などにはお客様の安心と安全のために毅然とした対応をすること。
2-4 自己管理
SHA運航乗務員であることを誇りとし、知識と技量の研鑽に努めること。
第3章~Operation~
3-1 Fly First
どの様な状況でも飛行機のモニターを忘れないこと。
3-2役割
2 Crew operationを行う場合、役割を明確にし、別途定める飛行機運用規定を基に、各操作に責任を持つこと。また、お互いにモニターし、疑問点はすぐに、口に出すこと。更に相手から受けたアドバイスには真摯に対応すること。運航乗務員はお互いに意見を言いやすい雰囲気作りに努めること。 機長のみでの運航の場合、業務量が増え、能力が低下する可能性が高いことを意識して、余計な操作は行わずに、操縦に専念すること。
3-3 Information shearing
運航を実施するにあたり、危険因子を抽出し、お互いに共有することで安全性を高めることができる。一人で運航する場合も常に、潜む危険因子は何がある意識して、安全性の向上に努めること。
3-4 Stabilized Approach
世界的に無理な着陸による事故やインシデントが減らない中、安全性を高めるために重要である。定められた方式や制限を守ることを優先とせず、安定した着陸となるために計画的な減速、降下、進入となるようにすること。前述の制限を満足できない場合は、必ず管制機関に一報すること。
3-5 ATC monitoring
管制官の指示には遅滞なく、速やかに従うこと。オンラインの場合は特に、管制官からの指示に疑義が生じた場合、あやふやにせずに確認すること。二人で乗務する場合は、お互いの認識が合っているか確認をして、認識の不一致がある場合は必ず管制に問い合わせること。
3-6 Passengers announcement
SHAではアナウンスマニュアルは定めていない。しかし、情報提供は運航乗務員のできるサービスの一つである。運航に関する情報は積極的に旅客に提供すること。
改定履歴
【Rev. 1】
発行
【Rev. 2】
改定
【改定内容】
役職制度の見直しに伴い「運航本部長」を「運営管理者」に変更 見出し等の表示改善
【Rev. 2.1】
改定
【改定内容】
2-0 表題の単語抜けを修正
【Rev. 2.2】
2021/01/07 改定
【改定内容】
2-3 条文内誤字修正