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クマバチの駆除のやり方とは?必要な道具や巣の特徴を解説

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クマバチの駆除のやり方とは?必要な道具や巣の特徴を解説

説明 クマバチの駆除方法を探していませんか?自分で駆除するうえでいくつか注意点もあるため、危険な目に遭わないためにも頭に入れておく必要があります。そこで今回は、クマバチの駆除方法や必要な道具をご紹介します。

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クマバチの駆除方法を探していませんか?

大きくて真っ黒、ブーンと大きな音を鳴らしながら飛んでいるので怖いハチと思われがちですが、おとなしい性格なので自分で駆除することもできます。

ただし自分で駆除するうえでいくつか注意点もあるため、危険な目に遭わないためにも頭に入れておく必要があります。

そこで今回は、クマバチの駆除方法や必要な道具をご紹介します。


クマバチを駆除する前に確認すること

クマバチの駆除を自分で行おうと思っているときに、どんなことに注意したらいいのか、よくわからないという方もいらっしゃると思います。

大きい見た目のわりには他のハチと比べると穏やかな性格ですが、時期によっては攻撃性が上がることもあるため、注意が必要です。

そこでここでは、クマバチを駆除する前に確認することをいくつかご紹介します。


クマバチを駆除する前に確認1.クマバチの生態

クマバチは比較的穏やかな性格で、攻撃してくることは少ないので自分で駆除することもできますが、スズメバチやアシナガバチなどは攻撃性が高く危険を伴う可能性があります。

そのため駆除を行う前には、『クマバチであること』を確認してから駆除を行うようにしましょう。クマバチは以下のような特徴があります。


  • 【クマバチの特徴】
  • ・2~2.2㎝程の丸くて大きいハチ
  • ・胸が黄色、それ以外の胴体は黒色
  • ・比較的おとなしい性格
  • ・クマバチのオスは毒針を持たない
  • ・ブーンと大きな羽音がする

クマバチは真っ黒で大きなハチなので危険だと思われがちですが、こちらから驚かせたりしない限り刺してくることはありません。万が一近くに寄ってきてもそっとしておくようにしましょう。


クマバチの発生時期とは

クマバチは4月~10月の間に活動しています。普段は穏やかなクマバチですが5~10月にかけては巣作りや繁殖のために活動が活発になり、攻撃性も高くなることがあります。

夏から秋にかけて卵がふ化し冬頃には成虫に成長します。冬は巣で冬眠し、春になると単独で巣立っていきます。

クマバチは主に昼間に活動し、夜は巣に戻って休息を取ります。ハチの動きが鈍くなる上に巣に戻ってきた親バチを確実に駆除することができるので、作業は辺りが暗くなってから行うようにしましょう。


クマバチを駆除する前に確認2.クマバチの巣の特徴

ハチは一般的に木の枝や蜜などを使って植物の上に巣を作りますが、クマバチの場合は樹木に直径1~2㎝程度の穴を掘って空間を造り、その中で暮らしています。


  • 【クマバチが巣を作りやすい場所】
  • ・枯れ木や竹垣など柔らかい樹木
  • ・老朽化が進んでいる家の木材
  • ・軒下

クマバチは単独行動をしているため、メス1匹で巣を作って産卵・世話をします。縄張り意識も低いため他のクマバチが近くに巣を作っても気にせず、クマバチ同士で争うこともありません。

そのため、クマバチの巣が密集してしまうという問題も起こりやすくなります。


クマバチを駆除する前に確認3.クマバチの駆除は必要?不要?

『攻撃性が低いならそのまま放置してもいいの?』と疑問に思う方もいるかもしれませんが、先に結論を申し上げますと『放置はよくない』です。

上の項目でもご紹介しましたが、クマバチは柔らかい木材を巣に選びます。そのため、古い木造の住宅の柱などに巣を作られる恐れもあります。

クマバチの巣を発見したら、できるだけ早めに駆除することをおすすめします。


クマバチを自分で駆除する方法

クマバチの巣であることを確認できたら駆除作業を行いましょう。

ここでは、クマバチの巣を駆除するために必要な道具と駆除方法をご紹介します。


クマバチの駆除を行うときに必要な道具リスト

クマバチの駆除を行うときは、こちらの道具を用意しましょう。


  • 【クマバチの駆除を行うときに必要なもの】
  • ・防護服(厚手の作業服・長ズボン・レインコートで代用可能)
  • ・長靴
  • ・軍手
  • ・ゴム手袋
  • ・タオル
  • ・眼鏡
  • ・帽子
  • ・殺虫スプレー 2本程度
  • ・赤い懐中電灯
  • ・ゴミ袋
  • ・ちりとり
  • ・ほうき

駆除を行うときは皮膚が出ない衣服を身に着け、万が一攻撃されても被害を受けない対策を行うことが大切です。ネットショップなどで、安価な防護服を購入するのもおすすめです。

ない場合はレインコートなどでも代用できますが、全身をしっかり布で覆い、ハチが衣服に入り込んでこないように裾をしぼっておくようにします。

また、クマバチは嗅覚が優れているため整髪料・柔軟剤など臭いが強いものに敏感に反応します。できるだけ臭いのあるものをまとわないようにしましょう。

夜間に駆除を行うため懐中電灯を使用しますが、ハチは光に向かって飛んでくる習性があるため、赤いセロファンを貼った懐中電灯を使用します。






クマバチの駆除のやり方

昼間のうちに十分な距離を取りつつ、巣の場所を確認しておきましょう。クマバチの駆除作業は、必ず日が落ちて暗くなってから行ってください。

効果的に駆除するために風の強い日は避け、殺虫剤が飛散しないようにしましょう。


  • 【クマバチの駆除方法】
  • ※作業は必ず夕方以降の暗くなった時間帯に行ってください。
  • 1.殺虫剤を巣に向けながらゆっくり近づく。クマバチが出てきたらすぐに吹きかけられるように備える。
  • 2.巣の入口から中に向かって、殺虫剤を10~15秒程度噴射し続ける。
  • 3.クマバチが巣穴から出てきたら、焦らずそのまま殺虫剤を吹きかけて駆除する。
  • 4.殺虫剤を吹きかけても巣穴から出てこなくなったら、細い棒などを使って木の内部から死骸をかき出し、地面に落ちた死骸と一緒にちりとりとほうきでゴミ袋に捨てる。
  • 5.巣穴を塞ぐ。
  • >>>クマバチの予防法2.樹木の穴を塞ぐ


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。



クマバチの駆除をした際に刺されてしまったときの対処法

ハチの中でも毒性は弱いですが、針が太いため刺されると強い痛みがあります。

駆除作業中に万が一クマバチに刺されてしまったときは、応急処置を行いましょう。


  • 【クマバチに刺されたときの応急処置方法】
  • 1.傷口を流水で洗い流しながら、周辺をつまんで圧迫し毒液を絞り出す。
  • 2.抗ヒスタミン軟膏を塗る。
  • 3.濡れたタオルや氷のうなどで患部を冷やす。

※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。



既にハチに刺された経験のある方が刺されると、アナフィラキシーショックを起こす危険性があります。けいれんや意識障害が生じた場合は、すぐに救急医療機関を受診するようにしましょう。

また、腫れが引かない、ひどく腫れているなどの症状が出た場合も皮膚科を受診するようにしてください。


クマバチの駆除をしたら予防も行っておく

駆除が済んだらクマバチが再発しないように、予防を行っておくことが大切です。特に巣穴をそのままにしておくと、また新たなクマバチが住み着く原因になります。

ここでは、クマバチの駆除後にしておく対策をご紹介します。


クマバチの予防法1.木酢液を使う

クマバチが住み着きやすい場所に、苦手とする臭いを設置しておくと効果的です。クマバチは物が燃える臭いを嫌うため、木材が焦げた臭いがする『木酢液』を設置することで寄せ付けにくくする効果があります。

クマバチが発生しやすい木材に『木酢液:水=1:1』の割合で混ぜたものをスプレーする、もしくは容器に入れて吊るしておきます。

効果は容器に入れる場合は1ヶ月程度なので定期的に交換しましょう。スプレーで吹きかける場合は雨などで流れやすいため、1週間に1回程度スプレーし直すことをおすすめします。



※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


クマバチの予防法2.樹木の穴を塞ぐ

駆除を行った後に重要なのが『巣穴を埋める』作業です。クマバチは縄張り意識が低いため、元々別のクマバチが済んでいた場所にまた違うクマバチが住み着くこともあります。

そのため、巣穴を塞いでいないとせっかく駆除したのにクマバチ再発してしまったということになりかねません。

ネットショップやホームセンターで購入できる、市販の木工用パテで簡単に埋めることができます。

※家の建材に巣を作られてしまった場合は強度の問題も考え、できるだけ交換したほうがおすすめです。




クマバチの駆除を業者に依頼したときの料金目安

クマバチは比較的自分で駆除を行いやすいハチですが、やはり不安な方も多いと思います。

しかし、業者に依頼するとなると気になるのが駆除費用です。

あらかじめどのくらいの費用が必要になるのか知っておけば依頼しやすいと思うのでここでは、クマバチの駆除を業者に依頼した際の料金目安をご紹介します。


クマバチの駆除を生活救急車で行った際の費用事例

ここでは、生活救急車で実際に対応したクマバチの駆除費用事例をご紹介します。


※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


クマバチの巣駆除

作業現場に小さなクマバチの巣があるとのご相談をいただきました。現場を拝見し、クマバチの駆除作業にて対応いたしました。


項目内容 料金(税込)
クマバチ駆除 16,200円
合計 16,200円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


>>>事例の詳細はこちら


クマバチの巣駆除

家の外壁と土台の間のサッシにクマバチの巣ができているとお困りでした。現場を拝見し、薬剤注入作業にてハチの駆除を行いました。


項目内容 料金(税込)
ハチ駆除(薬剤注入) 21,060円
合計 21,060円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


>>>事例の詳細はこちら


クマバチの巣駆除

自宅の縁の下の換気口の中にクマバチの巣があるとのご相談をいただきました。現場を拝見し、ハチ駆除と巣の撤去を行いました。


項目内容 料金(税込)
ハチ駆除と巣の撤去 34,560円
合計 34,560円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


>>>事例の詳細はこちら


クマバチの駆除のやり方まとめ

今回は、クマバチの駆除のやり方をご紹介しました。

クマバチは基本的に人に危害を加えたりすることは少ないおとなしいハチです。しかし巣を作る場合に建物の木材に穴を開けたりすることもあるため、そのまま放置するとのちのトラブルに繋がるので駆除しましょう。

コストを抑えたい方は自分で駆除することもできますが、温厚な性格といえど攻撃すれば襲ってくる危険性は十分にあります。

不安な場合は専門の業者に依頼する方法もあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
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ユーザー評価:  4.5 (27件)

大変役に立ちました。

参考になりました。無事に駆除して木工パテで巣穴を塞ぎ、念のため軒天をキシラデコールでコーティングをいたしました。

いえにくまばちかいたのでめちゃくちゃべんりでした

非常に役に立つ説明でした。

家の濡れ縁の下に巣を作られてしまいました。 頑張って駆除してみます。

毎年軒下に巣作りをしにやって来て、悩んでいました。さっそく、木酢液と、アブ、ハチジェットを買ってきました。