熱狂的プロレスファンとして知られる、人気お笑いコンビ・アジアンの馬場園梓さんが、来年1月15日(木)から、新日本プロレスリングのスマートフォンサイトでコラム連載をスタート!!
この連載を前に、馬場園梓さんの意外にディープな(?)プロレスルーツを探るスペシャルインタビュー後編をお届け!!
——そもそも馬場園さんがプロレスファンになったキッカケはなんだったんですか?
馬場園 あの〜、じつはウチのお母さんがジャンボ鶴田のファンだったんですよ。
──お母さんがジャンボファン! プロレスファンになるには、理想的なご家庭ですね(笑)。
馬場園 だから、子供の頃はいっつもテレビはプロレスが点いてたんですよ。それで私も観ていたんですけど、ある日、ザ・グレート・カブキさんを初めて観た時に胸を掴まれたような衝撃を受けて……。
──なぜか東洋の神秘に。
馬場園 「なにこのカッコいい人!」って(笑)。ホントに子供心に恋心というか……ヒーローなんです、自分の中の。
──確かに顔をペイントして、ヌンチャク振り回すスタイルって、衝撃的でしたもんね。
馬場園 めっちゃカッコよかったんですよ! あの入場曲(『ヤンキーステーション』)もカッコいいじゃないですか? 頭巾かぶって、赤い髪で、着物でバーッと登場されて、霧を噴き上げて……。あれで完全にやられましたね。だから、カブキさんがキッカケで好きになったんです。
——カブキさんが入口でしたか。
馬場園 けど、一番しっかり観ていたのは闘魂三銃士やnWoの時代とかですね。あとは橋本真也さんと小川(直也)さんとの抗争とか、大仁田(厚)さんとアナウンサーの真鍋さんのやり取りとか。
──おお〜。今の新日本の女性ファンは、オカダ選手、棚橋選手、中邑選手とかに人気が集中してるんですけど、お話を聞いていると、正直、馬場園さんは正直、“ハードコア”というか(笑)。
馬場園 ハハハハ!
──だって、あの上田馬之助さんもお好きなんですよね?
馬場園 ハイ。上田馬之助さん。全盛期は観てないですけど、YouTubeとかで観てます。そうしたら、凄くカッコいいんですよ! いかにも悪そうな金髪だし(笑)。
──そう考えると真壁さんはその系譜ですし、馬場園さん自身、わりと尖ったビジュアルがお好きというか。
馬場園 そうなんですよ〜(笑)。ヒーローやスター選手も素敵で、魅力あるんですけど、そういう選手がいるからこそヒールがいて、ヒールがいるからこそスターもいて、どっちもいなきゃいけないんですけど、私はどちらかと言うとヒールのほうに魅力を感じてしまったという。
──完璧にヒール側のよき理解者じゃないですか。
馬場園 ハハハハ! だから、矢野(通)さんも好きなんです。あの方、レスリング出身で、めっちゃプロレスがうまいじゃないですか?
──なぜか、レスリング出身の片鱗を見せないですからね。
馬場園 ねえ? もったいない! 「なんで?」って思うんですけど、いいんですかね、ご自身は?
──そういうバックボーンがありつつ、あのスタイルをやっているのが魅力なんですけどね。
馬場園 そうなんですよ! それがまたカッコいいんですよ!
──凄いなぁ。でも、そんなプロレスファンキャリアが長い馬場園さんから見ても、いまの新日本は魅力的ですか?
馬場園 おもしろいですね! 一人一人の個性が際立ってて、観ていて初心者でもわかりやすいと思うんですよ。いい者軍団と悪い者軍団の区別もわかりやすいし、オカダ選手のお金がバーッと降ってくるパフォーマンスも、エンターテイメントとして凄く魅力的ですし。
──でも、そんなにプロレス好きで他の女子とかから引かれたことってありません?
馬場園 フフフ。なんといっても私のカバンの中には常に『週刊プロレス』が
入ってますから(笑)。
——『週プロ』まで常備してましたか(笑)。
馬場園 ま、引かれたことはないんですけど、女子からの理解はまったくしてもらえないですね。
——やっぱりそうですか。
馬場園 でも、大阪にいた時に仲良かった一般の友達を、「ちょっと1回観に行かない?」って誘ったんですよ。「え、怖くない? 大丈夫?」って心配してたんですけど、無理やり府立体育会館に連れて行って。そうしたら、凄いハマって。今でも大好きなんですよ、その子。……だから、そうやって“道連れ”にしたら、女子でも絶対ハマると思うんですよ!
──“道連れ”ですか(笑)。
馬場園 無理やり連れて行けば女子もハマると思います。テレビで観ていても、
なかなかわからないと思うんで。
──食わず嫌いの方が多いのかもしれないですよね。
馬場園 あと、「怖いんでしょ?」「男の人が観るものでしょ?」って思ってい
る子も多いと思うんですけど、凄く熱い闘いが魅力的ですからね。スポーツカーみたいに、オシャレでスピードとキレのある闘い方をする選手もいればダンプカーみたいに力と迫力でつっこんで行く選手もいる。いろんな闘い方のスタイルがあって、その人たちが魂と魂をぶつけ合う。それを生で観た時に「凄くカッコいい!」って、絶対思うと思いますよ。
——いや〜、心強いですね。
馬場園 いまは「草食系がいい」という時代ですからね。そんなナヨナヨした男じゃなく、1回は男の中の男を観てほしいなって思いますね、世の女性にも。
──馬場園さんは同年代の女性の方にも凄く影響力があると思うんで、この新日本のスマホのコラムでドンドン“道連れ”を増やしていただきたいですね。
馬場園 そうですね。でも、このコラムではプロレスファンとしてのプロレスの楽しみ方にプラス、いち女性としての楽しみ方を出していければいいなと思っているんですよ。
──あ、その視点はいいですね。
馬場園 いち女性としての楽しみ方は、例えば、『週プロ』で選手がラリアットしている写真を見て、「凄いな〜」と思うのと同時に、「この太い腕に腕枕されたらどんな感じなのかな〜♪」とかも思いますから(笑)。
──ワハハ! いわゆる女子がレスラーに“萌える”部分ですね。ではコラムの連載でも期待しています!
馬場園 コチラこそよろしくお願いします!
馬場園さんのコラムは、2014年1月15日からスマートフォンサイトにて、スタート!!
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