ボートレース桐生

ボートレース桐生の舟券攻略術

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晴天日は前日気配よりも直前気配を重視

気象条件に合わせてモーター調整ができるように、ピットの装着場の側には気圧計が設置されています。気圧、湿度、気温に加え、桐生では水温まで表示されています。

モーター調整をする場合、晴天だと気温に合わせた調整が必要になります。デイとナイターでは大幅な調整が必要です。特に最終レースになると気温が下がり、気圧が上がる傾向です。調整が合わないと「回りすぎ」になり、ターンで流れしまいます。曇、雨だと早い時間に調整をすれば、その後は微調整のレベルです。

ここから舟券に関連することと言えば、晴天はレース直前の気配が重要になります。スタート展示で遅れるケースや周回展示の半周ラップのタイムが悪いケースは、要注意です。前日と天気が変わった時も要注意です。前日と同じように曇、雨なら、前日の動きがそのまま引き継がれます。

前日の最終出走のレース番に注目

GIではシード番組が組まれません。以前の一般レースでは、1Rと6Rにシード番組をやっていました。1Rは4号艇にA級です。前日の12Rで走った選手が組まれることがありましたが、そんな選手が惜敗して高配当が飛び出していました。ナイターの12Rとデイの1Rでは気温が違うので、モーター調整が変わります。デイだと十分に調整時間がないので、ぶっつけ本番でレースに臨みます。もし周年でこれと同じようなことが起きれば、思い切って高配当狙いに徹してください。レース間隔の空く選手の前半成績も参考外です。

桐生勝率ベスト5(過去3年間)

1位 毒島誠
2位 桐生順平
3位 重成一人
4位 魚谷智之
5位 新田雄史
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。