富士見ファンタジア文庫。ライトノベル原作のアニメ化です。原作の第一部に相当するようです。学園モノの友情劇に加えて、迫力ある陰陽バトルが展開します。小説原作だけあって、しっかりと楽しめます。とくにラスト近くの盛り上がりは素晴らしい。キャラ絵も戦闘シーンも綺麗ですし、次々に登場する個性豊かな術者、明かされる秘密、どのキャラクターも見せ場があって痛快です。前半はモドカシイ感じがしましたが、そこから一気に話が動いて開放される感じがしました。コレは見てよかった。同系にFate、カンピオーネ、ストライク・ザ・ブラッドがあると思います。それぞれ良さがありますが、これらと比較して遜色ないですね。見る人を楽しませようとする作品作りです。プロットとしてはFateに近いです。しかし明るく楽しく登場人物の性格が気持ちいい。カンピオーネやストライク・ザ・ブラッドほど主人公ビイキじゃない。ほど良いバランスでした。