大友柳太朗さんゲスト回1
大岡越前第一部第6話「三葉葵の謎」
江戸では辻斬りが横行。なんとその辻斬り犯人は三葉葵の家紋をつけた羽織を着ていた。
自ら捜査に乗り出す吉宗や大岡忠相、捜査の手を一層強める村上源次郎に辰。
源次郎と辰は、辻斬りが起こった夜に必ず現れる浪人に目をつけた。
浪人の後を追う辰は、その浪人が尾張藩御用商人・田原屋の寮に入るのを目撃する。
この浪人、名を伝内と言い、田原屋を頭とする吉宗失脚一味の一人だった。田原屋は尾張藩重役から依頼を受けて吉宗失脚を図っていたのだ。
しかし、捜査が厳しくなってしまい、田原屋は吉宗失脚から吉宗暗殺に切り替える。暗殺当日、田原屋一味は吉宗を襲撃。だが、この吉宗は忠相が変装していた囮だった。この時、なぜか浪人・伝内は忠相の味方に。
何故なのか。無事に暗殺一味は捕縛し頭の田原屋は始末できたが、この浪人の正体とは...?
今回の大友柳太朗さんの役は、田原屋一味の浪人・伝内役。
覆面をしていてもかっこよさはそのまま。構えが美しいですね。
一度忠相を襲撃したときに暗号となる文字を残した手裏剣を投げるなど、不思議なところがある浪人でした。
実は伝内、吉宗が内密に放っていた公儀御庭番だった。これは意外!
将軍暗殺一味にいる割には一癖あるような気がしたが、まさか御庭番だったとは...。悪人ではな九てよかった。しかし、十兵衛暗殺剣の幕屋大休や大殺陣の酒井雅楽頭のような悪役の大友柳太朗さんをもっと見てみたい気がします。
今回気になったのが、忠相は将軍暗殺一味の頭である田原屋を斬り捨てたこと。
町奉行とけど町方なので、生捕りにしなければいけないような気がしました。
まあどうせ獄門か磔は免れないからいいのかなぁ。