Amberアンバー
古くから装飾品として珍重されていた琥珀(アンバー)。
太古の自然が作り出した、芸術的であり優しさを感じる宝石です。
Aboutアンバーってどんな石?
太古の自然が生み出した宝石
アンバーは樹液の化石です。
研究によると、宝石やパワーストーンとして流通しているアンバーは、数百万年から数千万年の年月を経て作られたものだと言われています。宝石などへ加工されないものも含めると数億年前の琥珀も見つかっています。
その美しさから装飾品などにも用いられているアンバーですが、過去と現代を繋ぐ存在でもあります。
太古の昆虫や空気、植物などが取り込まれた化石は、人類が生まれるよりもはるか昔の地球の情報を
現在へ届けてくれているのです。
アンバーは宝石やパワーストーンとしても高く評価されている存在です。
イエロー、オレンジ、ゴールドとも言える神秘的なこの風合は、古くから人々を魅了しています。
meaningアンバーに伝わる意味
健康のお守りとして
何万年、何億年という年月をかけてできているアンバーは、太古から地球が持つ生命力を伝えてくれるとされ、心や体の中に溜まったストレスや疲れを癒すことで、元気な体を保つ力になってくれると言われています。
また特徴でもあるイエローカラーが、冨や繁栄を連想させることから、金運・財運アップの効果が期待されています。
legendアンバーの歴史・言い伝え
「amber(アンバー)」は、アラビア語の「anbar」に由来しています。
この「anbar」とは現在で言う「竜涎香(りゅうぜんこう)」と呼ばれるものを指します。
竜涎香とは、マッコウクジラの体内で作られる結石であり香料の一種です。
アンバーは、この竜涎香(anbar)に良く似ていたことから名付けられました。
アンバーは人々との歴史も古く、日本でもかなり古いものが見つかっています。北海道の柏台遺跡から約2万年前の小さな玉が見つかっており、紐を通す穴が開いていたそうで世界でも最古のアンバーではないかと注目されています。
「健康」のお守りに
琥珀(アンバー)は、健康運アップが期待されています。
両親や家族へのプレゼントなどで、健康を願って贈られるのも良いですね。
color / typeアンバーのカラー・種類
スタンダードなアンバーは濃い黄色、淡い黄色をしています。
他にも青色、緑色、赤色などカラーバリエーションも豊富です。
areaアンバーの産地
アンバーの産地はバルト海が有名です。このバルト海周辺の地域で世界中のアンバーの大半を産出しています。またポーランドはアンバーの生産量が世界一で、グダンスクという地域に集中しています。
現地では、多くの希少なアンバーが高品質で販売されています。
handling / care取り扱い・お手入れについて
アンバーは硬度が高くありません。衝撃にも弱いのでぶつかったり、擦れたりしないように取り扱いに注意してください。また熱や水分にあまり強いとは言えません。直射日光が当たる場所での保管は避けるようにし、流水などで洗うのも良く有りませんので定期的に柔らかい布で拭き取って、綺麗に保ってあげるようにしましょう。
dataデータ
石の名前 |
アンバー(Amber) |
和名 |
琥珀(こはく) |
主な産地 |
バルト海沿岸 |
運気 |
健康|金運 |