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夏にも効果的?!夏も冬も食べたい生姜の嬉しい成分とは?(レシピ付)

2023/06/30
生姜 成分

生姜(しょうが)は、生姜科の植物であり、その根茎部分を指します。多くの料理や飲み物に使われるスパイスとして知られています。生姜は世界中で広く栽培され、さまざまな文化や伝統料理で重要な役割を果たしています。
生姜というと、お漬物であったり、成分が薬味的に使われるイメージがあります。また、身体が温まる食品として、冬に使う事も多いかもしれません。でも、生姜は夏にも摂取して欲しい食品なんです!
このコラムでは、冬だけじゃない!夏にも効果的?!生姜の成分、効果・効能、夏と冬で異なる生姜のおすすめの摂り方、簡単レシピなどをご紹介します。生姜パワーで、暑い夏をおいしく乗り切りましょう!

1、生姜の成分と効果について

生姜の主な成分には、「ジンゲロン」、「ショウガオール」、「シネオール」、「ジンゲロール」、「ガラノラクトン」などがあります。また、生姜は漢方に欠かせない生薬でもあります。ドラックストアなどでも購入できる葛根湯や桂枝湯などの漢方薬に生姜が含まれています。生姜自体は食品ですので、人それぞれ効果の感じ方などは異なりますが、一般的に次のような効果があるとされています。

【胃腸の働きを助ける消化促進】
生姜は消化器系の働きを良くするとされています。
胃液の分泌を促進して消化吸収を助けるので、食欲のないときなどに摂るといいでしょう。さらに香りはジンギベレンという成分で胃を健康にする作用、解毒作用、消臭作用があり、風邪の初期症状や吐き気止め、たん切り、せき止めなどにも効果が期待できるとされています。

【冷え性の改善や肩こり・頭痛を軽減】
生姜に含まれるジンゲロールやガラノラクトンには、血管を拡張する効果があると言われています。血流が良くなり、血行促進が期待できるので、冷え性や肩こり、頭痛などの改善に役立つとされています。
また、血流が良くなることにより、身体が温まったり発汗を促すことにもつながるので、むくみ解消やデトックスも期待されています。
冷え性は冬だけ起こる症状ではありません。夏場、クーラーの効いた部屋などでも冷え性の症状が出る事もありますので、生姜は夏にもおすすめしたい食品です。

【アンチエイジング】
生姜に含まれるショウガオールやジンゲロールは、抗酸化物質です。老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあり、体内の酸化を防ぎ、細胞の老化を遅らせる効果があります。
「抗酸化」とは、体が酸化しないように抑制する作用のことです。具体的には、活性酸素(体内に取り込まれた酸素のうち、通常よりも活性化したもの)によって体にさまざまな影響が及ばないよう、活性酸素の働きを阻害する作用をいいます。
酸素を取り入れ続ける限り、活性酸素は産生されます。活性酸素が必要以上に体内に増えると、細胞の正常な再生を妨げ、その結果、老化や病気の原因となってしまいます。しょうがを摂ることで、抗酸化作用により老化防止効果があるとされています。

【抗炎症作用や鎮痛作用】
生姜に含まれるジンゲロールには、抗炎症作用もあります。これは、身体のさまざまな炎症症状の軽減に役立つと言われています。また、生姜は摂取するだけでなく、生姜湿布や生姜風呂などとしても活用されています。

生姜はさまざまな形で利用されます。料理では、スープ、カレー、炒め物、漬物などに加えられます。また、生姜茶や生姜湯として飲まれることもあります。生姜はまた、ジンジャーエールやジンジャーティーなどの飲み物の風味付けにも広く使われています。

ただし、薬を服用中の方や個人によって生姜への反応は異なる場合があります。また、一部の人にとっては消化不良や胃腸の刺激を引き起こす可能性があるため注意も必要です。
必要以上の摂取は避け、バランスの良い食生活を心がけることが重要となります。

2、夏と冬、生姜の効果的な食べ方


生姜は年中手に入るものでもありますが、生姜の旬は一般的に6月~8月頃とされています。
夏と冬で食べ方を変えてみるのもおすすめです。

<夏>
夏は、生姜を加熱せず、すりおろしなど生で摂取するのがおすすめ。
生姜に含まれるジンゲロールという成分は、発汗を促し、熱を下げる作用もあります。夏のむくみ対策や、体内に熱がこもりやすい方などは是非お試しください。
生姜の香味成分には、魚や肉などの臭み成分を隠す働きがあります。また、夏は気温も上がり、食材のあしが早まったり、食中毒のリスクも高まります。生姜に含まれる抗菌作用によって、食材を傷みにくくすることも期待できます。
生姜には消化を助け、食欲を増進させる作用もあります。夏バテによる食欲不振を和らげるなど、生姜を食生活に上手く取り入れるのもおすすめです。

<冬>
寒い季節は、刻んだり、みじん切りやスライスにして、お鍋や煮込み料理に使用するなど、生姜をじっくり加熱してから取り入れるのがおすすめです。
 生姜の成分のひとつ、ジンゲロールの一部は、加熱するとショウガオールをいう成分に変化します。ショウガオールには、身体を温める作用があります。気温も低く、体が冷えやすい冬時期、体の内側から温まる食材として生姜は注目されています。

【豆知識】
・年中スーパーでも手に入る生姜のおいしい見分け方のポイントを3つご紹介します。
・しょうがの皮全体にツヤがあり、ピンと張っているもの
・切り口が白色からクリーム色で、みずみずしいもの
・大ぶりで、ふっくらとしたもの
6月頃~旬を迎える生姜は、よりみずみずしく香りも爽やかですので、味わいの違いを楽しむのもおすすめです。

3、生姜を使った簡単レシピ

生姜を使ったおすすめレシピをご紹介します。
 
◎夏も冬も使える!ドリンクレシピ

★はちみつ生姜シロップ

生姜はちみつ

<材料>
生姜   50g
はちみつ 100g
水    100g

<作り方>
1.水と砂糖を鍋に入れて火にかけ、砂糖を溶かす。
2.ショウガを薄切りにし、1に加えて弱火で10分ほど煮る。
3.2の火を止めて、よく冷ます。
4.3からショウガを取り除き、原液シロップの出来上がり。

注意:はちみつを使用しています。満1歳未満の乳児には飲ませないでください。
   (はちみつは砂糖でも代用できます。)

~スカッとはじける一杯!~
■はちみつジンジャーエール風

はちみつジンジャエール


<材料>
はちみつ生姜シロップ 適量 …(材料・作り方は★参照)
炭酸水        適量

炭酸水にはちみつ生姜シロップをお好み量いれて混ぜれば出来上がり!
生姜と炭酸のすっきりとした味わいに、ほんのり甘いはちみつがピッタリです。
暑い夏に、氷を入れてキンキンに冷やすのもおすすめですよ!
酸味がお好みでしたら、レモン果汁をプラスしても美味しく召し上がれます。

~身体の中から温める“温活ドリンク”に!~
■はちみつ生姜ドリンク

はちみつ生姜ドリンク

<材料>
はちみつ生姜シロップ 適量 …(材料・作り方は★参照)
お湯         適量

ふんわりと香る生姜と、ホッとするはちみつの甘さがあとを引くドリンクです。
飲むと身体の中からじんわり温まるようなやさしい味わいが広がります。
寒さが応える冬の季節に、また夏の冷房による体の冷えにもおすすめです!

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かけるだけ!つけるだけ!手間いらず!生姜たっぷりの調味料!
「ザク旨国産おかず生姜」

ザク旨国産おかず生姜

「ザク旨国産おかず生姜」の詳細はこちら



国産の刻み生姜がたっぷり入った、おかずのような生姜の調味料です。
生から処理するのが面倒、手軽に食べたいという時にサッと使えます!
甘こうじ味噌のコクと、ザクっとした生姜の食感と香りが後を引く
生姜好きにおすすめしたい一品。
少しとろみがありますので、様々な食材にからみます。
ご飯のおとも、生姜焼き等、料理の味付けやアクセントにも!
素麵などの麺類のトッピングにもおすすめですよ!

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◎「ザク旨国産おかず生姜」を使ったおすすめレシピをご紹介します。

■ザク旨生姜のぶっかけそうめん

そうめん 生姜

<材料(1人前)>
そうめん     1人前
めんつゆ(ストレート) 150ml
水(薄め用)     30ml程度
ザク旨国産おかず生姜 大さじ1~2
具材(とろろ、きゅうり、大葉、みょうが、刻み梅等) 適量

<作り方>
1.めんつゆに水を入れ、薄めためんつゆを作る。
2.そうめんをゆでる。
3.具材とザク旨生姜をトッピングし、1をかける。
4.全体をよく混ぜてお召し上がりください。

<ポイント>
・ザク旨生姜にも塩分が入っていますので、薄味のめんつゆをオススメします。具材やめんつゆ量は、お好みでOKです!塩分のある具材(梅干し等)を使う時は、めんつゆをお好みの濃さに調節してください。

“夏は素麺”という方も多いのではないでしょうか?
めんつゆで食べる素麺も美味しいですが、夏野菜に加えて、とろろを使うと、さらに“つるつるっ”と、のど越しよく食べられます!食欲のないときも、するっと食べやすい一品です。

■ザク旨おかず生姜と納豆の油揚げの付け焼き

生姜 油揚げ

<材料(2人分)>
油揚げ        2枚      
ひきわり納豆    40g×2パック
ザク旨国産おかず生姜 小さじ2×4
長ねぎ        16cm程度

<作り方>
1.油揚げは、まな板に置き、油揚げの上に麺棒をころがして口を開けやすくし、半分に切る。
2.納豆は20回ほどかきまぜ、長ねぎは小口切りし4等分にする。
3.油揚げの口を開け、内側に納豆20gをぬり広げる。
4.その上にザク旨国産おかず生姜をのせて広げ、長ねぎものせてひろげる。
5.トースタ―に入れて、両面をこんがりと焼く。

納豆とねぎの組合せは定番ですが、生姜の風味と、香ばしい油揚げの組合せが楽しい一品。
ご飯のお供に、また酒の肴としてもピッタリの簡単おかずです!

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便利な “ザク旨シリーズ”
「ザク旨国産おかず醤油」もございます。

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ザク旨国産おかず醤油

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生姜は夏にも冬にも大活躍の香味野菜です!どちらかというと脇役のような生姜ですが、生姜の持つ成分を上手に摂取してみてはいかがでしょうか?
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