AKB48 研究生 新公演 「そこに未来はある」公演 初日レポート

コロナ禍で⻑らく出演人数を8人に制限していたAKB48の劇場公演が、2月4日に初日を迎えたAKB48 研究生の新公演「そこに未来はある」公演をもって16人公演が復活。「研究生自身で未来を切り拓いてほしい」という想いを込めて、AKB48が初めてオリコンウィークリーチャート1位を獲得した楽曲『RIVER』の歌詞からタイトルを名付けた新公演。“新時代”をテーマにした本公演で、AKB48の未来を担う研究生が、この日に向け重ねてきたレッスンの成果をステージにぶつけ、パフォーマンス力の高さとフレッシュな笑顔で魅了した。

山﨑空の「AKB〜！」という掛け声に続いて、全員で「48！」と叫び、新公演のオリジナル衣裳に身を包んだ研究生16人による新公演が幕開け。1曲目を飾ったのはもちろん、『RIVER』だ。
さらに『最終ベルが鳴る』『Waiting room』『知ったかぶりのその下で』を、クールな眼差しからフレッシュな笑顔まで、キラキラと変化する多彩な表情で立て続けに披露。

続くユニット曲パートでは、まずはダンスに定評のある正鋳真優、八木愛月、山口結愛が、新たな振り付けで進化した『エンドロール』をキレのある息ぴったりなダンスで披露。

小濱心音、迫由芽実、橋本恵理子は、『Bye Bye Bye』でアイドル全開の可愛らしさをアピール。

平田侑希、水島美結、久保姫奈乃は、『愛しさを丸めて』を披露し、力強いパフォーマンスの中にもセクシーな表情をのぞかせた。

研究生の中でも抜群の歌唱力を誇る山﨑空、成田香姫奈は、『Stoic な美学』を儚げに歌い上げて観客を釘付けに。

佐藤綺星、畠山希美、布袋百椛、秋山由奈、新井彩永は、昨年11月に公開された AKB48メンバーの主演映画『ガールズドライブ』の主題歌である『全力反抗期』を気迫のこもったパフォーマンスで披露。

終盤は、『初恋ドア』『抱きしめちゃいけない』『君に会うたび 恋をする』をノンストップで披露。出会い・別れ・再会と楽曲ごとに異なる恋模様を繊細に表現。続いて、『見えない空はいつでも⻘い』を最高の笑顔で披露し、本編を締めくくった。

アンコールでは、17期・18期研究生のオリジナル楽曲『あの夏の防波堤』、17期・18期研究生がそれぞれお披露目で披露した『大声ダイヤモ ンド』『言い訳 Maybe』という、研究生にとって思い入れのある大切な楽曲でたたみかけ、最後は『君のことが好きだから』を元気いっぱいの全力パフォーマンスで披露。

「先輩方がたくさん歌ってきたAKB48を代表する楽曲を、私たち研究生が披露するというのはすごく身が引き締まる思いで、フルで披露させていただくことには意味があると思うので、一人一人の魅力をみなさんに見てもらいたいです。先輩方の卒業やチーム制の休止など変化の多かった昨年でしたが、今年は研究生で再開させた16人公演を通して新しい風を吹かせていきたいです」（佐藤綺星）
新公演初日から表現力豊かな明るいパフォーマンスで魅了した研究生16人。「そこに未来はある」公演は、まさにAKB48の新たな未来を示した公演となった。

AKB48 研究生「そこに未来はある」公演 セットリスト

　Overture
1 RIVER
2 最終ベルが鳴る
3 Waiting room
4 知ったかぶりのその下に
MC
5 エンドロール／正鋳・八木・山口
6 Bye Bye Bye／小濱・橋本・迫
7 愛しさを丸めて／平田・水島・久保
8 Stoic な美学／山﨑・成田
9 全力反抗期／佐藤・畠山・布袋・秋山・新井
MC
10 初恋ドア
11 抱きしめちゃいけない
12 君に会うたび 恋をする
MC
13 見えない空はいつでも青い
MC
EN1 あの夏の防波堤
EN2 大声ダイヤモンド
EN3 言い訳 Maybe
MC
EN4 君のことが好きだから

2月4日（日）初日公演 出演メンバー
17期研究生
小濱心音・佐藤綺星・橋本恵理子・畠山希美・平田侑希・布袋百椛・正鋳真優・水島美結・山﨑 空
18期研究生
秋山由奈・新井彩永・久保姫菜乃・迫 由芽実・成田香姫奈・八木愛月・山口結愛