In the Genes, Taking Marvelous Meiji Craftmanship into the Future

超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA

2023年 4月22日(土)~6月18日(日)
長野県立美術館
【木彫】大竹亮峯≪月光≫
鹿角を使った月下美人の花弁。花器に水を注ぐとゆっくり花が開く驚きの仕掛け。
【漆工】池田晃将≪百千金字塔香合≫
1,2,3,4…漆に数字?買を嵌め込んでいるのです。
【木彫】前原冬樹≪「一刻」スルメに茶碗(部分)≫
上の鎖から下の足先まで一本の木から掘り出された木彫!
写真撮影OK作品あり SNSへUPしてね!
超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA

閉幕いたしました。
ご来場ありがとうございました。

開催概要・アクセス

会期
2023年4月22日(土)~6月18日(日)
会場
長野県立美術館 展示室2・3
開館時間
9時~17時(展示室入場は16時30分まで)
休館日
水曜日(ただし、5月3日[水]は開館)
観覧料

▼この表は左右にスクロールできます

当日券 団体(20名以上) NAM コレクション展2023および
東山魁夷館との共通料金
一般 1,400円 1,300円 1,900円
大学生 1,200円 1,100円 1,500円
高校生以下
または18歳未満
無料 無料

※割引の併用はできません

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、付き添い1名は無料

主催
長野県 長野県立美術館 SBC信越放送
共催
長野県教育委員会 信濃毎日新聞社
協力
清水三年坂美術館
[監修]山下裕二(明治学院大学教授)
後援
長野市 長野市教育委員会 長野商工会議所 
善光寺 長野県芸術文化協会 
(公財)八十二文化財団 
(公財)ながの観光コンベンションビューロー 
JR東日本長野支社
企画協力
広瀬麻美(浅野研究所)
長野県立美術館

TEL.050-5542-8600(ハローダイヤル)
〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣 城山公園内)
https://nagano.art.museum/

※長野県立美術館には一般来館者のための駐車場はございません。併設の東山魁夷館北側の駐車場は、大型バス、障がいのある方など信州パーキングパーミット制度にて指定の専用駐車場です。公共交通機関のご利用を推奨いたします。

◎公共交通機関

JR長野駅善光寺ロバス乗り場①から、アルビコ交通バス11系統 善光寺経由宇木行、16系統 善光寺・若槻団地経由若槻東条行、17系統 善光寺・西条経由若槻東条行で「善光寺北」下車(所要時間約15分)。バス進行方向徒歩約3分。

JR長野駅善光寺ロバス乗り場①及び⑦の善光寺経由のバス、もしくは善光寺行き「びんずる号」で「善光寺大門」下車(所要時間約13分)、表参道を善光寺本堂方向に歩き、本堂を右方向、城山公園へ徒歩約10分。

長野電鉄「善光寺下駅」下車、城山公園へ徒歩約15分。

アクセス図

本展のご紹介

超絶技巧を駆使した明治工芸再評価の機運が、近年益々高まっています。本展では、近代の名エの作品に加え、そのDNAを受け継ぐ、技術とセンスを合わせ持つ現代作家の新作を中心に紹介します。
陶芸、木彫、金工、切り絵、ガラス、ペーパークラフトなど、様々な技法から生み出された、未来へとつながる超絶技巧の世界に迫ります。

  • 【木彫】福田亨(1994年生まれ) 《吸水》(部分) 黒檀、黒柿、柿、真弓、朴、苦木、柳、ペロバローサ 2022年
  • イメージ《吸水》

水滴は板全体を彫り下げて浮き彫りにし、研磨してツヤを出しています。

  • イメージ《Euphoria》
  • 【陶磁】稲崎栄利子(1972年生まれ) 《Euphoria》 陶士、磁±、金彩、雲母銀 2023年

土のリングが織りなす布のように軽くしなやかな磁器。

  • 彦十蒔絵若宮隆志(1964年生まれ) 《「ねじが外れている」モンキー、エ具箱、ねじ》 モンキー:麻布、天然漆、銀紛 工具箱・ネジ:ヒバ材、漆、銀紛 2023年
  • イメージ《「ねじが外れている」モンキー、エ具箱、ねじ》

金属製品を漆工でまったく同じ質感を再現した「見立(みたて)漆器」。その思いがけない軽さに驚く。

  • 長谷川清吉(1982年生まれ)《銀製梱包材》 銀2023年

    板状の銀を雄型と雌型で挟みながら、金槌で打ち出し凸部をつくったプチプチ。

  • イメージ《銀製梱包材》
  • イメージ《円相》
  • 本郷真也(1984年生まれ)《円相》 鉄、金 2023年

    鉄板を熱し、ひたすら叩く鍛金(たんきん)技法でできた一対の巨大な龍。

In the Genes, Taking Marvelous Meiji Craftsmanship into the Future

  • 【有線七宝】並河靖之(1845-1927)《草花図花瓶》清水三年坂美術館蔵
  • イメージ《草花図花瓶》

細やかな装飾ゆえ比較的小品が多い並河靖之の七宝。本作は30センチを超える大作で類例は僅か。

  • 【牙彫】安藤緑山(1885-1959)《松竹梅》 清水三年坂美術館蔵
  • イメージ《松竹梅》

すべて象牙から彫り出し彩色された、奇跡の牙彫師・安藤緑山による松竹梅の置物。

  • 【陶磁】成瀬誠志(1845-1923)《上絵金彩昆虫唐子図碗》岐阜県現代陶芸美術館蔵
  • イメージ《上絵金彩昆虫唐子図碗》部分

唐子と昆虫が交互に描かれる。虫行列の絵付けを覆うように白盛りの網目が施され、籠の中に入れられているような演出。

  • 白山松哉(1853-1923)《四君子蒔絵文台・料紙箱・硯箱》清水三年坂美術館蔵
  • イメージ《四君子蒔絵文台・料紙箱・硯箱》

明治から大正時代を代表する超絶技巧系の蒔絵師である白山松哉の作。

関連イベント情報

記念講演会「超絶技巧の未来」

本展監修者の山下裕二氏が出品現代作家を中心に、本展の見どころを解説します。

日時
5月13日(土)13:30~15:00
講師
山下裕二
(明治学院大学教授・本展監修者)
会場
本館3階レセプションルーム
定員
30名(要申込・先着順)
5月1日(月)より申込フォームにて受付
参加費
無料(要観覧券)

作家講演会

「誰にもできない」木彫作品を制作する大竹亮峯氏が、その制作過程やアイデアについて語ります。

日時
5月27日(土)13:30~15:00
講師
大竹亮峯
(木彫作家・本展出品作家)
会場
本館3階レセプションルーム
定員
30名(要申込・先着順)
5月8日(月)より申込フォームにて受付
参加費
無料(要観覧券)

ワークショップ

幻想的な世界を剌繍作品で表現する蝸牛あや氏と、小さな作品をつくります。

日時
6月4日(日)13:30~16:00
講師
蝸牛あや
(刺繍作家・本展出品作家)
会場
本館3階レセプションルーム
定員
各回 10名(要申込・先着順)
5月15日(月)より申込フォームにて受付
参加費
1,000円(税込)

申込方法

参加申込は長野県立美術館ホームページからお申込みください。
定員に達し次第、締切とさせていただきます。
※諸般の事情により、イベント内容の変更や入場を制限する場合があります。

同時開催展

東山魁夷館
〈第Ⅰ期〉4月13日(木)~6月20日(火)
NAM コレクション2023
〈第Ⅰ期〉3月16日(木)~5月16日(火)
〈第Ⅱ期〉5月18日(木)~7月25日(火)
〈新収蔵品展〉4月22日(土)~6月18日(日)
アートラボ2022
〈第Ⅳ期〉ひらくツール 2月4日(土)~5月9日(火)
アートラボ2023
〈第Ⅰ期〉中ハシ克シゲ 5月13日(土)~8月1日(火)
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