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「絵本美術館　森のおうち」を訪れる〜いせひでこ・長田弘　絵本原画展〜

「絵本美術館　森のおうち」を訪れる〜いせひでこ・長田弘　絵本原画展〜

「絵本美術館　森のおうち」を訪れる〜いせひでこ・長田弘　絵本原画展〜

9月末に長野への旅に出て。

安曇野市にある「ちひろ美術館」を訪れ、その広大なお庭も素敵！だったのだけれど。

そこに「いせひでこ・長田弘　絵本原画展」の案内のチラシが置いてあって。

あ、「最初の質問」だ！　と目が釘付けになり。

予定にはなかった、その絵本原画展に行くことにしたのでした。

そこは、「ちひろ美術館」から車を30分ほど走らせたところにあって。

脇道を入って行ったら、なんだかどんどん「森」に入っていく気配で。

あれ？　ここを行けばいいの？　という感じの道をどんどん入っていく。

夕方4時には、着くことができた。

そう。本当に、森の中にぽつんとある、感じで…。

ひっそりと佇んでいる。

入り口入ってすぐの、右手のグッズ販売コーナー。

なんと！　階段横にハンプティーダンプティー！

…やあ！　こんなところに居たんだね！

２階の展示室から階下を見る。

なんというのか…隅々まで、「思いの丈」が張り巡らされている、空間で。

オーナーの「絵本大好き！」が溢れ、私の中に流れ込んでくる。

ホームページには「コンセプト」として、館長の言葉が載せられていた。

「1994年4月29日にオープンした『森のおうち』は、

児童文化の世界を通じて多くの人々と心豊かに集いあい、交流しあい、

未来に私たちの夢をつないでゆきたい、という願いでつくられました。

特に、『宮沢賢治』の作品を通じて

“生きとし生けるものの生命の大切さ平等さ、自然との共存”

などをテーマに発信し続けてゆきたいと願っています。」

ふむふむ。

カフェがあり、コテージもあり。

結婚式も請け負っている、のね。

コテージに宿泊すると、この館内の図書室の本が無料で借りられるそうな。

また、来よう。

そう思わせる素敵な空間でした。

ここで、２冊の本を買いました。

『風のことば　空のことば』は、完成を見ずに長田弘は逝ってしまった、そうで…。

ページを開くと、長田弘の語りかける、言葉がこぼれ落ちてくる。

…こんな風な言葉を、この世と別れるときには残したい…そう思ったことでした。

「いせひでこ・長田弘　絵本絵本原画展」は明日10月６日までです。

「沙羅Saraのほっと一息　詩の時間」第５回は、長田弘の詩「最初の質問」を取り上げようと思います。

沙羅Saraのほっと一息　詩の時間

カウンセリングルーム沙羅Saraホームページの「ほっと一息コラム」で人気の詩を取り上げ、「コロナ後をどう生きていくか」のヒントをお届けします。

どうぞ、YouTubeチャンネル「カウンセリングルーム沙羅Sara」をご覧ください。

現在、第20話まで公開しています。

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