BOOWY INSTANT LOVE ギター 弾き方のポイント

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BOØWY(ボウイ) INSTANT LOVE(インスタントラブ)
2枚目のアルバム INSTANT LOVE の1曲目に収録されている、疾走感のある曲。
それでいて切ない女心を歌っている曲です。

スタジオ録音のアルバムに収録されているほうは、曲のテンポが約226BPM。
それに対してライブ版は約206BPM(CASE OF BOØWYで計測)と少し遅くなっているんですが、渡邉個人的にはやっぱりライブ版のほうがかっこよく感じます!

というわけで、ライブ版での弾き方いってみましょう

スタジオ録音盤にはないイントロ

スタジオ録音盤とライブ版で最初に気づくのはイントロ。
豪快に歪ませたギターサウンドで、ガーン!一気に曲の世界に引き込ませる。
ドラムだけでのイントロのスタジオ録音盤とまずここが違います。

とはいえ、なにかリフを弾くわけでもなく、パワーコード一発のロングトーン。
ここは音作りがしょぼいとかっこ悪いのでギターソロ用の歪んだサウンドで思いっきりいきましょう。

アルペジオがかっこよく決まるかもポイント

疾走感のある曲で、パワーコードだけでガンガン弾ける!・・・と思いきや、Aメロや後半のBメロ後半などでアルペジオが出てきます。
ここがうまく決まらないとかっこよくならない!

特にハイポジコートを簡略化させて開放弦を弾く(Em7やAadd9のあたり)ところは、普通のコードを押さえるのに比べて案外「あれ?」っとなるかもしれません。

Em7 は6弦開放を弾いた後、4弦5F、3弦4F、2弦3F(これはGの6弦ルートのハイポジコードと同じ)を弾くヴォイシング。
なかなかトリッキーな弾き方をします。

Aadd9 も 4弦7F、3弦5F、1,2弦は開放という弾き方で、これはBOØWYの曲にはよく出てくるヴォイシング。
これ意外と脳内がバグるんです。
普通のアルペジオは低音弦から順に高い音になっていくものなのです。
ですがこの押さえ方だと3弦5Fの音と2弦開放の音の関係が3弦のほうが高い音(3弦5FはC、2弦開放はB)になるため、低音弦から順に弾いて順に高くならない。
3弦弾いた後に2弦が低い音が出るから「あれ?」ってなりそうになるんです。

なにはともあれこの曲ではアルペジオがしっかりできるかどうかが鍵になります。
がんばってアルペジオ練習しましょう。

参考までに、他の曲ですが、アルペジオの練習方法をお話した動画あります。

エフェクターの切り替えが忙しい曲です

イントロではガツンと、Aメロはアルペジオっぽいクリーンサウンド、Bメロの激しいところはバッキング・・・と思いきやLast Voices〜♪のところではまたクリーンサウンド・・・のように音を切り替えるところがたくさん。

原曲をよく聴いて、ここはクリーン、ここは歪みかける・・・という感じで使い分けをしましょう。

Aメロ、Last Voicesのところ、大サビ後(No Melit Loveのリフレインのところ)がクリーン。
イントロ、間奏、エンディングはギターソロ用。
その他は、バッキング用のサウンド。

という使い分けを渡邉はしています。参考までに。

ライブ版のバンドスコア

INSTANT LOVE のバンドスコアは、CASE OF BOØWYのものがあるだけです。

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INSTANT LOVE のライブ版は、正式にリリースされているのは CASE OF BOØWY と JUST A HERO TOUR 1986 NAKEDだけです。(YouTube で探せば他にもライブテイクはありますが)

BOØWYのバンドスコアがよく販売されていた頃には CASE OF BOØWY でしかライブテイクは聴けませんでした。
なのでバンドスコアも CASE OF BOØWYのしかありません。

でも他のライブテイクとの違いを耳で聴き取って再現してみるのもおもしろいと思います。
チャレンジしてみてくださいね。