スポルティーバの『戦力ダウン必至のJクラブ「ワースト3」。主力選手が流出した移籍状況から推察』という記事で、3人のうち2人のライターさんから戦力ダウン1位クラブとして名前が上がったセレッソ。
あくまで「主力選手が流出した移籍状況から推察」ということだし、名前を挙げられてもやむなしかなと思いました。
ただ、セレッソサポーター視点で見ると「新しいチームへの生まれ変わり」って感じている人も多いはず。
2021年にロティーナセレッソから強引に脱却しようとしたけど上手く行かず監督交代。
でもそれを反省して良いところは元に戻しつつ、そして今できる新しい形を生み出そうとしている。
そんな風に感じませんか?
近年、各クラブの主力選手の海外流出が相次いでいる #Jリーグ。なかには今季、厳しい戦いが予想されるほど痛手を被ったチームもある。
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) February 8, 2022
戦力ダウンが必至と思われるJクラブ「ワースト3」のチームとは?https://t.co/D3ksJVTDxs
目次
海外移籍した坂元と瀬古
ヨーロッパ移籍の間口が広がった現在、20代前半の若手を中心に、各クラブの主力選手の海外流出が相次いでいるJリーグだが、そのあおりをもろに受けたのがセレッソ大阪だろう。
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2022/02/08/post_21/
もはやチームのエースと呼ぶべき存在となったMF坂元達裕(→オーステンデ)、そして21歳ながらDFラインの要であった瀬古歩夢(→グラスホッパー)と、日本代表クラスの大黒柱を2本まとめて失ったのはかなりの痛手だ。
日本代表にも招集された坂元と瀬古の海外移籍。
代表クラスの選手を簡単に埋めることは出来ないし、2人の知名度を見ても戦力ダウンを感じるのは当然やと思います。
特に瀬古に関してはチーム編成後に移籍が決まったし、急遽ヨニッチを加入させるっていう報道が出てるのでチームとしては危機感は感じているはず。
ただ海外チームへの移籍って、ステップアップしているという意味でセレッソの選手も確実に刺激を受けているんですよね。
同じチームでやっていた自分は坂元や瀬古のように活躍できていない。
評価されていない。
でもサッカー選手って負けず嫌いが多いし、自分が一番良い選手になるってみんな絶対に思ってる。
特に若い選手にしてみたら「次は俺がセレッソで活躍する」とか「日本代表に呼ばれる」とかそういう夢を持って戦っているわけで、そういう刺激を与えたという意味では海外移籍ってチームにもたらす影響って大きいと思うんですよ。
次は絶対に俺やで!ってなる。
2本の大黒柱。
このポジションに入ろうとする選手のモチベーションをサポーターとして信じたいやん。
移籍した選手と、加入選手
森保ジャパンにも選ばれているMF坂元達裕(→オーステンデ)、DF瀬古歩夢(→グラスホッパー)の移籍の痛手は大きいだろう。FW豊川雄太(→京都サンガ)、MF藤田直之(→サガン鳥栖)の2人も貴重な選手だった。そして、J1リーグ歴代得点王の大久保嘉人も引退でチームを去った。
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2022/02/08/post_21/
獲得選手は出戻りやJ2、もしくはJ2に降格したチームの選手などがほとんどで、スケールダウンは否めない。出戻りが悪いわけではないし、下のカテゴリーから来ても力を出せる選手はいる。
坂元や瀬古以外にも豊川、藤田、大久保嘉人といった経験豊かな選手がチームから去りました。
指摘されているようにメンデスのような出戻り選手、上門知樹、中原輝のようなJ2からの加入選手、鈴木徳真のような降格したチームからの加入。
メンデスは前にセレッソに居たということでどんなタイプか分かるけど、他の選手はサポーターってキャンプもちゃんと見れていないしどの程度チームにフィットするのかっていうのは確かに未知数です。
ただ去年の小菊監督はシーズン途中から指揮をとったのに対し、今年は編成に関してチームにリクエストしています。
メンデス加入も小菊さんの要望って話もあるし、その他の選手も小菊サッカーの感覚に合うタイプの選手を揃えているはずです。
なのでフィットするタイミングは早いんじゃないかと期待しています。
あと、そもそも坂元ってセレッソ加入の時点ではまだ未知数で、はじめてセレッソのユニフォームを着て試合をしたプレシーズンマッチ京都戦で一気に評価を上げたやないですか。
そんな感じで知名度や現在のスケールが能力に直結しているわけではないし、チームとして選手それぞれが持ち味を出せるようなサッカーをすれば、坂元や瀬古のように評価が急上昇する選手がいてもおかしくないと思います。
今回の記事は「主力選手が流出した移籍状況から推察」というテーマなので、そら今年のセレッソはマイナス評価だろうと思うしライターさんの言葉も正しいです。
でも未知数な分、伸びしろがあるのが今年のセレッソ。
小菊監督の元でいい成績を残して「今年のセレッソはいい編成ができたよね」ってシーズン終盤に言えるようになればいいなと思いました。
\宮崎キャンプレポート📝/⚽️最終日⚽️
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) February 5, 2022
最終日は、非公開でのトレーニングマッチを実施し、2週間のキャンプを無事に締めくくりました✨✨
キャンプを終えて、#小菊昭雄 監督にインタビュー🎙
手応えや開幕に向けた意気込みについて話を聞きました🗣#セレッソ大阪 pic.twitter.com/XIsYKD2elu