7月2日 カシパン採集を行いました。
この日は透明度が高く、砂底がよく見えます。
カシパンを採集したのですが、
実は、ダキクモヒトデ Ophiodaphne formata (Koehler, 1905)の採集でした。
下の写真は、ダキクモヒトデがいるのがわかります。
反対側からも腕が見えます。
ダキクモヒトデOphiodaphne formata (Koehler, 1905) は、
カシカシパンもしくはタコノマクラの体表にだけ共生しているそうです。
ほとんどの場合、2個体が重なった状態で付着していて、
小さいくて少し赤い方が雄。
薄いグレーの様な色をしていて大きいのが雌。
口側を重ね合わせた状態でタコノマクラやスカシカシパンに付着しています。