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金泳三元大統領「国民が望まないことはすべきでない」…早稲田大で特講

 金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は12日、米国産牛肉問題で連日続いているろうそく集会に関し、「大統領は国益のためなら必ずしなければならないことがあり、国民が望まないことはしないのが正しい」と述べた。

金元大統領はこの日、日本・東京の早稲田大で「韓日関係の新時代を開く」と題した特別講演を行った後、最近のろうそく集会の解決法を尋ねる質問に対し「大統領は国民を驚かせるほどの決断力を持たなければならない」とし、李大統領の決断を促した。

金元大統領は「訪日を控えていた10日、李大統領から電話があった」とし「内閣はもちろん、秘書室の改革も勇気を持って断固たる決断を下さなければならない、と助言した。 来週ごろ何らかの措置があると思う」と話した。


金元大統領は「李大統領が勇気ある決断を示さなかったため、こうした問題が生じる」とし「最初から始める気持ちで決断すれば、現在10%台の支持率はまた上がるはずだ」と強調した。

しかしろうそく集会中に李大統領の退任を要求した一部の主張については「憲法が保障している大統領の5年任期を脅すのはいけない」と語った。

「過去の朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領なら、もう少し二極化を解消する政策をとっていたのではないか」という学生の質問に対し、金元大統領は「野党総裁当時、朴元大統領に会って話をしてみたが、かなり嘘つきだという感じを受けた。 ‘大変なことになる’と感じた」とし「暗殺されていなかったとしても、独裁政権は1年後には亡びていただろう」と語った。

金元大統領は早稲田大特別講演のため、11日に日本を訪問した。



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