沖東交通のタクシー配車アプリ、個人タクシーとも連携 オンライン決済や現在地確認も可能に 11月末にアップデート


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新たなアプリをPRするアサヒタクシーの東江優成代表(左)と電脳交通の近藤洋祐社長=8日、那覇市の沖縄産業支援センター

 沖縄県内タクシー大手の沖東交通事業協同組合(沖東交通グループ、西原町)は8日、自社の「沖東交通」配車アプリのアップデートを発表した。来年4月から個人タクシーとも連携し、アプリ配車の対象車両を拡大することも予定する。今月末をめどにアプリをアップデートし、クレジットカードなどでのオンライン決済ができるようにする。片手で操作できるデザインへの変更のほか、ドライバーと直接連絡を取り合え、タクシーの現在地などが分かる仕様も取り入れる。

 沖東交通グループのほかに、個人タクシーにも連携タブレットの導入を呼び掛けている。グループの車両439台に加え、個人タクシー30~50台との連携を目指す。

 沖東交通グループ傘下のアサヒタクシーの東江優成代表、配車システムを提供する電脳交通の近藤洋祐社長が会見し、「今後も利用者のニーズに合うよう改善を続けていきたい」と話した。

(與那覇智早)