国頭村の新たな拠点に 新庁舎落成式典 村長「愛される庁舎に」


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新庁舎落成記念式典でテープカットする関係者=3月25日、国頭村役場庁舎前

 【国頭】村の「顔」となる新たな拠点として、2020年11月に完成した国頭村新庁舎の落成記念式典が3月25日、村役場庁舎前駐車場で開催された。村民に親しまれ、永く愛される「国頭村らしさを醸し出す新庁舎」を目標に掲げる。鉄筋コンクリート造で地上6階建、総事業費約20億5千万円で建設された。

 式典は、玉城七扇多恵の会大田多恵子琉舞研究所4人によるかぎやで風の琉球舞踊で幕を開けた。

 新庁舎入り口のシーサー作者の山城富凾さん(村桃原出身)、駐車場入り口の国頭祖役場の題字作者、小橋川好恵さんの2人に感謝状が贈呈された。

 主催者あいさつで知花靖国頭村長は「多くの皆さまのお力添えがあって完成したこの庁舎は、今後50年、100年と永く愛される村民のための庁舎として機能することを確信しております」と主催者あいさつを述べた。(新城高仁通信員)