キャリアアップ 留学先選び

海外留学に行くべき本当の理由。人生の岐路で、後悔しない決断をするためには

毎年何万人もの人々が、遠く離れた海外で教育を受けています。慣れ親しんだ土地を離れ、未知の世界へ飛び込もうとする衝動はなぜ起こるのでしょうか?

海外留学を夢見て日々奮闘しているにもかかわらず、その熱意が冷めてしまっているのなら、この記事を読んでその炎を再び燃やしましょう。

海外留学に行ってみたいと思っている人は、自分が行くべきを判断する参考にしてください

海外留学に行くべき本当の理由

留学の魅力は、学歴を得ることはもちろんですが、最大の魅力は、豊かな経験ができるところにあります。新しい文化に深く飛び込み、現地で使われている言語を通して、生活する姿を想像してみてください。教科書だけでは得られないグローバルな視野を得られるでしょう。

私が留学する理由

私はNorthwestern大学のオンライン大学院で、日本にいながらデータサイエンスの修士課程に在籍しています。過去には海外インターンや語学留学、1年間の学部留学にも行きました。

私が留学に踏み切ったのは、学業だけが目的ではありません。視野を広げ、自分の知らない世界を理解するためでした。個人的な成長、冒険、そして質の高い教育を一度に経験できる留学は、たまらなく魅力的なものでした

何が人々を留学に駆り立てるのか

多くの人は、優れた質の教育や、国内では得られない特定のコースを求めています。また、グローバルなコネクションや、単に新しい国での生活のスリルを切望する人もいます。さらに、快適な環境から一歩踏み出し、自立心を高め、異文化を深く理解することで、人間的な成長を目指す人もいるでしょう

人生の岐路で後悔しない決断を

留学に行く理由は十人十色であり、自分の内に秘める意思が決めるものです。留学を考えているなら、自分の目標を明確にすることが不可欠。自分自身に問いかける2つの思考アプローチを挙げてみましょう

Self-discovery

過去の実績や経験を積み上げて考える

今までの実績や経験を棚卸しして、今の自分にできることやどんな行動をした時に生きがいを感じるのか考えてみよう

Back-casting

未来の自分から逆算する

さまざまなしがらみを一旦忘れ、
将来成し遂げたいことやどんな姿になっていたいのかを想像してみよう

この2つの思考アプローチは、相互に繰り返し活用することで、具体的な内容へとブラッシュアップさせることができます

事例

事例として、私の思考アプローチを紹介します

問い:人生のゴールは何か?(Back-casting)
答え:視野、視座、世の理を知ること

問い:今までどのような経験をしてきたか?(Self-discovery)
答え:大学は理数系。仕事は教育系だが、データベースの整理やエクセル仕事

問い:前段の答えを勘案すると、何の職業が思い浮かぶか?
答え:データサイエンティスト、教育でのデータ活用

結論:

  • 今までは、教育系でデータちょこちょこ
  • ちょい未来は、データサイエンティストを目指し
  • 長期的には、視野広めて、視座高めて、世の理知る

これが私の目標です。この目標を掲げ、働きながら大学院に在籍するところまで至っています。大切なのは、自分が納得する目標を常に探すことです。そのために、自分の頭で考え、時には信頼できる人に相談し、自分だけの目標を探求しましょう。

さいごに

留学までの道のりには、言葉の壁やホームシックなど、さまざまな困難が待ち受けています。しかし、こうした困難こそがあなたを形成し、多才でたくましい国際人に押し上げるのです。

モチベーションで悩んでいる人は、なぜ始めたのかを思い出してください。モチベーションに波があるのは自然なことです。つらいときは、ユニークな経験、成長、比類のない教育といった最終目標をイメージしましょう。卒業生に話を聞いたり、他の人の体験談を読んだりし、この旅が単なる学位取得のためではなく、人生を変えるためのものであることを思い出してください。

留学は重大な決断ですが、その見返りは計り知れません。自分の内にある理由を理解し、それを常に見直すことで、モチベーションを高く保ち、ビジョンを明確にすることができます。この夢を追いかけている間は、世界は広大で、数え切れない体験をもたらし、成長を促すことを覚えておいてください。それでは、チャレンジを受け入れ、忘れない旅に向けた準備を始めましょう。

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