ヨルダン料理紹介

ダワーリー 食事

ヨルダンの昼食(ガダー)は、基本的に14時~17時くらいの間に食べられることが多いです。学校や仕事が終わった後、家族そろって食べる1日の中のメインの食事になります。ちなみに夕飯(アシャー)は遅い時間になるので軽めのものを食べたり、食べなかったりすることもあります。

ヨルダンの料理をいくつか紹介します。

マンサフ(منسف)

柔らかく煮込んだ羊の肉(鶏肉の場合もあります。)に特製ヨーグルトスープをかけ、ごはんと一緒に食べます。手づかみで食べる人も多く、ヨルダンで一番有名なおもてなし料理です。結婚式やお葬式などにも出されることがあります。羊肉はくせがなくてとても柔らかいです。

ダワーリー・ワラカエナブ(ورق العنب) 

米、イタリアンパセリ、スパイスなどを塩漬けにしたブドウの葉で巻いて煮込んだ料理。ワカラエナブとはアラビア語でブドウの葉っぱという意味です。また、くり抜いたズッキーニにも同じものを入れてあります。挽肉を入れることもあります。

マックルーバ(مقلوبه)

『ひっくり返す』という名前の意味をもつ料理。鍋に揚げたナス、カリフラワー、鶏肉、ジャガイモなどの野菜を入れて炊き、さらにひっくり返します。ヨーグルトやサラダをかけて食べることもあります。

ひっくり返しているところ。鍋が大きいので、力がいります。

ムジャッダラ(مجدره)

レンズ豆のご飯。ヨーグルトやバターをかけたり、炒めた玉ねぎをかけたりして食べます。簡単に作れるので、時間のない時にはぴったりのご飯です。

マンディ

アラブ諸国全般で食べられているごはん料理。スパイスをふんだんに使って炊いたピラフに、ジューシーな鶏肉をのせます。揚げたレーズン、アーモンド、パセリを上にかけてあります。イエメン発祥。

 昼食は大勢で食べることが多いので、一度にたくさん作ります。テーブルの周りや、床に座って食べる場合はお盆の周りに座って食べます。食事中はあまり会話はせず、食べることに集中しています。どれも美味しいので、ぜひヨルダンへお越しの際は食べてみてください。

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