こんにちは!ロッキンポッピンです。
この記事では、アメリカの若手兄弟ロック・ポップバンド「The Lemon Twigs (ザ・レモン・ツイッグス)」を紹介します。
紹介の前に
The Lemon Twigsはとにかく底知れぬ才能に溢れています!現在20代半ばという若さにして書く詩のような歌詞や、どこか懐かしさをも感じるメロディー、ライブでの演奏技術、どこを取っても「天才」という言葉がぴったりの兄弟バンドです。
私が彼らの存在を知ったのは、2022年の春頃。洋楽好きの私の弟が、たまたま彼らの曲を1曲教えてくれて、初めて聴いた時から「お!」と心が躍動したのを覚えています。今では、1番好きな洋楽バンドの1つです。
おすすめの曲
バンド紹介の前に、The Lemon Twigsの曲を実際に聴いてみてください!初心者におすすめの代表曲を5曲紹介します。
全てYouTubeで聴くことができるので、ぜひクリックしてみてください!
1. I Wanna Prove To You
兄弟がそれぞれ17歳・19歳の時に作った曲です。10代の若者が作詞作曲したとは思えないほど、ベテラン感溢れる壮大さと頭に残るメロディーライン、綺麗な歌詞が特徴的な曲です。私がThe Lemon Twigsを好きになるきっかけとなった1曲。
2. The One
どこか昔懐かしさを感じさせる、全てがサビのようなメロディーがクセになります。恋愛対象を次々と乗り換える人を皮肉ったような曲です。
3. As Long As We're Together
こちらも彼らが10代の頃生み出した曲です。PVの2人のファッションスタイルも見所で、弟Michaelのユニークな歌声に乗せて歌われるストレートなラブソングです。
4. Corner Of My Eye
2023年1月リリース。兄Brianの美しいボーカルと哀愁漂うメロディーラインが心を掴みます。
5. These Words
独特なリズムから始まり、段々とバロックロック調になっていく中毒性のある1曲です。リードボーカルは当時19歳の兄Brian。
メンバーと結成経緯
The Lemon Twigs (ザ・レモン・ツイッグス)は、2014年に兄のBrian D’Addario (ブライアン・ダダリオ)と弟のMichael D’Addario (マイケル・ダダリオ)によって結成されました。
彼らはアメリカ・ニューヨークのロングアイランド出身で、2人がまだ高校生の時にバンドを結成したようです。
Brianは1997年3月生まれ、Michaelは1999年3月生まれと、歳の近い兄弟です。2人ともリードボーカルであり、リードギタリストでもあり、他にもドラムやピアノなど様々な楽器を弾きこなしています。
音楽家の父親の影響もあり、両者とも幼い頃からブロードウェイやテレビ番組、映画への出演経験がありますが、ここでは幼少期の細かい経歴は飛ばします。
初アルバムリリース
2016年10月に初アルバム「Do Hollywood」をリリースしています。BrianとMichaelはアルバム制作時、まだ17歳と15歳だったというのは驚きです...。収録曲は全てダダリオ兄弟がリードボーカル・リードギターを務めており、作詞作曲も100%彼らが行っています。
プロデュースは、アメリカのロックドゥオ「Foxygen (フォクシジェン)」のギタリストJonathan Rado (ジョナサン・ラドー)が務めています。アルバム発売後、The Lemon Twigsは2016年から2017年にかけ、アメリカ国内の様々な主要ロックフェスや、テレビ番組に出演しパフォーマンスしました。
第2作・3作・4作目のアルバムリリース
2018年8月に第2作目のアルバム、「Go To School」をリリースしました。このアルバムはとてもユニークで、「人間の男の子として育てられたチンパンジーが学校に行く」というテーマのミュージカル風アルバムになっています。こちらは、2018年9月6日に全英アルバムチャートで93位を記録しました。
2020年8月には第3作目のアルバム「Songs for the General Public」をリリース。その後、国内外でライブツアーを行いながら、2023年5月には第4作目のアルバム「Everything Harmony」をリリース。
最後に
ここまで大まかに、The Lemon Twigsの代表曲や経歴を紹介しましたが、最後に1つ言えるのは、「ロック・ポップ好きには絶対に聴いてほしいアーティスト」だということです。先ほど紹介した代表曲だけではなく、アルバムの中にも数多くの名曲が隠れています!
これからも、こちらのブログではThe Lemon Twigsの曲・アルバム解説や感想についての記事を書いていくので、興味がある方はぜひチェックしていってください!