スリップノット、脱退したクリス・フェーンの報酬に関する主張にマネージャーが反論。「彼は株主でも所有者でも、メンバーでもない」

スリップノット、脱退したクリス・フェーンの報酬に関する主張にマネージャーが反論。「彼は株主でも所有者でも、メンバーでもない」

3月に報酬をめぐる訴訟を起こしてバンドを脱退したスリップノットのパーカッショニストのクリス・フェーンに対して、バンドのビジネス・マネージャーが言及していることが明らかとなった。

「Blabbermouth」によると、3月13日にフェーンは、コリィ・テイラーとショーン・“クラウン”・クラハン、またバンドのマネージャーであるRobert Shore、さらに6つのビジネスを相手取り訴訟を起こしたという。

フェーンは、スリップノットのツアーやマーチャンダイジングでの収益がひとつの会社に集約され、その会社からバンドの収益がメンバーに報酬として割り当てられていたと認識していたが、他のメンバーらが自分に知らせぬままいくつかの州に支社を構え、それらの支社にもバンドの収益が報酬として分配されていたことを発見したと主張。特に、陰で商取引をしていたとしてコリィとクラウンを非難している。

このたび、Shoreがフェーンの訴訟を棄却する申立てを支持するために書いた新宣誓供述書と覚書にて、正当な報酬を支払われていないというフェーンの主張に、次のように答えている。

フェーンはスリップノットと共演し、その出演料を受け取りました。彼は、この訴訟で被告として名前を挙げた事業体の株主でも所有者でもなければ、メンバーでもない。


またShoreは、「コリィとクラウンはスリップノットの創設メンバー」だと述べ「バンドの事業は残りの被告(コリィとクラウン)を通して行われた」と2人を擁護していたという。

なお、以前コリィは、フェーンの主張に対し「真実が明るみになるまで待っとけ」とTwitterを通して激しく反論していた。


バンドは、8月9日にニュー・アルバムのリリースを控えている。
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