何かと便利なGoogle翻訳。ちょっとした単語を入力すれば、即座に別の言語に訳してくれる。アプリを使えば、話しかけてもOK。カメラで文字を読み取ってもOK。海外旅行の時にも、そもそも役立つ便利なアプリである。
しかし日本語の慣用句やことわざになると、なかなか思うように訳してくれない。なかには、トンでもない結果を表示してしまうこともある。逆に面白いので、ぜひ試して欲しい。「武士は食わねど高楊枝」なんか最高だ!
・ネットでも話題
ネット上ではこのおかしな翻訳が話題になっており、興味本位でいろいろな文章で試す人が相次いでいる。予想外の結果が面白いので、私(佐藤)もためしてみた。出来のよかったものから順番に紹介しよう。まずはコレ!
「床上手」 → Good on the floor
まあ、間違ってない。
「鳴かず飛ばず」 → I will not sing and fly
俺は鳴かないし、飛ばない。うん、間違ってないか。正しくないけど……。
「猫に小判」 → Cat to small size
小判を「small size」と解釈したか……。(正しい解釈の翻訳候補アリ)。
「村八分」 → Village Odori
ヴィレッジ踊り、めっちゃ楽しそう……。(正しい解釈の翻訳候補アリ)。
「虫がいい」 → Bugs are nice
虫、いい! (正しい解釈の翻訳候補アリ)。
「取らぬ狸の皮算用」 → Skin use of unattached tanuki
結合していない狸の皮を使用。ってことか?
「ちょめちょめ」 → Secondhand
どうして「中古」と訳されてしまったのか……。
「桃栗三年柿八年」 → Momotakuri 3 years Kiyofu
「Kiyofu」はどこから来たんだ!
「墾田永年私財法」 → Kenta private property law for many years
「Kenta」はどこから来た! 誰だよッ!!
最後はコレ!
「武士は食わねど高楊枝」
↓
↓
↓
↓
↓
Samurai will eat a toothpick
食わねえよ! サムライはつまようじを食わねえよッ!!
……という訳で、簡略表現や比喩的な文脈を読み取ることは、Google翻訳には難しいようだ。むしろ、このまま進化せずにオモシロ翻訳を続けて欲しいと願う。
参照元:Google翻訳
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]