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裁判の“デジタル化”に注力、福岡地裁小倉支部の新支部長に小野寺優子氏

福岡地裁小倉支部の新しい支部長に就任した小野寺優子氏が12日、会見を開き、裁判手続きのデジタル化に注力していく考えを示しました。

「福岡がホームグラウンド」と自負

7月23日付で福岡地裁小倉支部長に就任した小野寺氏は、北海道出身の61歳です。東北大学法学部の卒業で、熊本地裁や福岡高裁の判事などを歴任しています。また福岡地裁久留米支部や大牟田支部の勤務経験もあることから「福岡がホームグラウンド」と話しています。
 

デジタル化は“最重要課題”

福岡地裁小倉支部・小野寺優子支部長「裁判所では裁判手続きのデジタル化を最重要課題として取り組んでいます。デジタル化の実現に向けた検討を進めていくことが求められていて、本庁と連携しながら着実にこれを進めいきたいと考えております」

小野寺氏は12日の会見でこのように述べ、裁判手続きのデジタル化を進めていく考えを示しました。民事事件の担当が長かったことから「当事者が何を問題としているのかということを正確に把握することが、紛争解決の第一歩になる」と意気込みを語りました。小倉支部での勤務は23年ぶり2度目になります。

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この記事を書いたひと

岩本大志

1991年生まれ 長崎県出身